弁護士の靴について
周りの弁護士の靴を見ているといろいろであるが、意外に移動で歩くことが多いので、高級な本格的な革靴よりも、機能性のあるビジネスシューズを履いている弁護士の方が多いように思われる。皮または人工皮革で、柔らかく、歩きやすさを優先して、エレガントさとか、かっこうよさとかとは無縁の靴である。
一方で、おしゃれを優先して本格的な皮の靴を履いている弁護士もいる。ただ、これは仕事という観点からすると、歩きづらいと思うし、一日履いていると足が疲れるであろう。
私は喘息の予防のために外の塵があまり事務所に入ってこないよう、今の事務所は入り口で靴を脱いでもらってスリッパに履き替えてもらうようにしている。そのため、靴を脱いでいる時間が割と長いので、最近は本格的な皮の靴を中心に履いている。
ただ、これも日によるので、この間から続いた寒波が来ているような時は、モコモコのくるぶしが隠れるブーツを履いている。まあ一応ビジネス仕様ではあるが、あまり見栄えのいいものではない。トリッカーズというメーカーのブーツが欲しいが、買って買えないことはないが、私の感覚からすると、靴にそれだけのお金はかけられないという思いもある。
雨がひどい日にも、皮が傷むので、柔らかい防水タイプを履くこともある。
高い靴は、裏が革張りで、あまり日本の風土には合っていないように思うと前にも書いたが、日本のような多雨地域では、革靴にしても裏はゴム張りの方が実用的である。
ただし、本格的な革靴だと、ゴム張りの靴は意外に少ないのでこれが困るのである。
実用性かおしゃれを取るかというところで、中々に悩ましいところではある。
| 固定リンク
コメント
以前に漫画についてのコメントを書かせていただいた法科大学院生です。
先生のブログ、最近の楽しみになりました。
これからも読ませていただきたく思います。
さて、靴について、ふと思ったことがあるので
コメントをさせていただきます。
私は身長が高く、そのため大足です。
なので、普通の靴屋では到底サイズがなく、
革靴は海外からの通販、あるいはオークション
に頼るなどしなければなりません。
当然、値が張ります。そのせいもあってか
1足をできるだけ大切に履く習慣ができました。
そんなわけで、トリッカーズも1足もっています。かれこれ4年は履いています。
この靴、靴底をかえれば10年はもつ代物です。
しかも、色合いも履きこむほど美しくなります。
まちがいなく、かって損はないメーカーです。
10年持つと考えれば元は取れるかなと(笑)。
ちなみに、ゴム底のものもあるのでお勧めです。
わたしは革底のものをあえてゴム底に代えました。
(余談ですが、トリッカーズの革底は異常に
減りが早いことで有名です)。
トリッカーズは履いた当初は革が硬く疲れる
と思いますが、なじむと非常に歩きやすい
靴です。木型が日本人向けのような気がします。
そんなわけで、おすすめします。
ちなみに、イギリスの靴通販サイト
ぺディーウェアーで注文すれば、
デパートでリーガルの靴を買うくらいの
値段で購入できます。
では、更新を楽しみにしています。
投稿: 通りすがり | 2010年1月23日 (土) 23時46分
忘れてました。PEDIWEARのサイト載せておきます。
セールのときはさらに割引に・・・。
注文すると、税関でひっかかると関税がかかります。ひっかからないと無税です。
毎度、ひっかからないように祈りながら発注します。
http://www.pediwear.co.uk/
投稿: 通りすがり | 2010年1月23日 (土) 23時49分
背が高いのはいいですね。うらやましいです。
一つ買ってみて、サイズが合えば通販は便利ですね。
裏をゴムにして、日本でまず一足履いてからよかったら通販も利用してみたいと思います。
投稿: 中 隆志 | 2010年1月26日 (火) 12時01分