債務整理事件のポイント
一つには無理をしないことである。所得から生活費を引いてかつかつの状態で債務整理を始めると、不測の事態が発生した時に対応出来ない。
たとえば、子どもの学費や、本人が病気になった場合が考えられるので、少しでも毎月貯えを残すくらいの計画が必要である。
債権者はそうした事態になったからと言って待ってくれない。
整理が無理なら個人再生をするということも考えられるし、破産した方が楽なケースもある。
無理な整理をして、失敗をしているケースを偶に見受ける。本人の意思が固いこともあるが、少しゆとりがある返済計画を立てないと、やはり先で破たんすることが多い。
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