家裁の庭
先日、少年審判の前に家裁の喫煙所で葉巻を吸おうと喫煙所に行ったところ、当日は雨で、庭が物凄く綺麗であった。
写真では今一つわかりづらいが、小雨で濡れた新緑の葉の一枚一枚が絵のようで、それでいて葉から水滴が落ちるのと、少しだけ風があったので、葉が絶え間なく揺れているのである。朝早かったせいか、聞こえるのは葉と葉が擦れ合う音と雨、風の音だけであり、その中でゆったりと葉巻をふかしていると、心が透き通るような感覚をもった。
やはり、人間はこうした植物、木々を時折眺めることが精神の安定には必要なのであろう。
写真には写っていないが、左手には水が流れていて、その水が流れていくのを見ているのも飽きない。
単に水が流れていくのを見るというのは、子どもの頃、田舎の川が流れていくのを飽きもせず見つつ釣り竿を出し、魚が釣れるのを待っていたのとはまた違う趣がある。
タバコを吸われない方も、一度出てみて見られてはどうだろう。
ただ、残念なことに庭は立入り禁止である。散策してみたい庭である。
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コメント
先生こんにちは。副会長の任期が終了して気持ちは少しお楽になられましたか?
このような美しい庭が家庭裁判所に存在することが、意味あることに思えます。玄関ロビーのガラス越しに見える中庭も中々素敵だし、広い敷地全体も。
心を落ち着かせ人間関係を修復したりするにはふさわしいのでしょうね。正面玄関右手にある、確か?母の像?も印象的だった様な気がします。じ~んときた覚えがあるのですが・・・・(記憶違いだったらスミマセン)
投稿: ふなまま | 2010年5月18日 (火) 22時25分
母の像は記憶にないです~。こんど行ったら見てみます。
投稿: 中 隆志 | 2010年5月19日 (水) 17時59分