光秀祭り
5月3日のゴールデンウィークは、当番弁護士兼被疑者国選の待機日だったのであるが、午前中に当番弁護士の出動をし、午後一から亀岡警察署まで被疑者国選の面会に行くことになった。
当日、やたら人が多いので聞いてみると、光秀祭りの真っ最中ということであった。
地図で見たらたいしたことがないとたかをくくって歩き出したが、当日は25度を越える気温で、重たいカバンを抱えて歩くと結構距離があり、暑くて暑くてへとへとになった。
無事面会を済ませて帰りはタクシーを呼んだのだが、タクシーの運転手さんに聞くと、明智光秀に扮して練り歩くのは入札で、光秀になるのもお金がかかるということで驚いた。
今年は光秀は女性だったそうだ。歴女ブームらしいので、そのあたりが関係しているのかもしれない。
明智光秀は、信長を本能寺の変で暗殺した為、一般的には不人気のように思われるのだが、光秀が治めていた地域ではどこも評判がいい。彼は野戦の武将というよりは行政官として有能であったから、行政手腕が卓抜しており、そのため領民が彼になついていたということなのであろう。亀岡で今も光秀祭りがあるのもその影響ではないかという気がした。無論、詳しく祭りの由来を知っている訳ではないので、単なる感想の域を出ないのだが。
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