ゲームをする理由
なぜ人がゲームをするかというと、通常の人は空いた時間をぼけっと過ごすことは出来ず、人間というのは何かをしていないとストレスがたまるように出来ているからではないかと思う。
そして、何かを成し遂げたことによる達成感を感じることに喜びを見いだすのが人間というものなのである。
まあ、ゲームの達成感はものすごくどうでもよくて小さいことであるが、結局、サッカーで思い通りのプレーが出来たとか、テストに合格したとかということの延長線上にあると思われる。
流行っている宗教は、だいたいこのシステムを取り入れている。
浄土真宗は長らくはやらなかった。それは、浄土真宗という宗教が、基本的に信者に何かをさせるというシステムがなかったからである。
それを蓮如が出て、講というシステムを取り入れ、信者を組織化した時点でものすごい信者を集めることが出来るようになった。
詳細は割愛するが、新興宗教といわれる宗教も、信者に何かをさせることを課しているところが多いように思われる。
ただ信じなさいだけでは宗教は流行せず、信者として次のステージに立つとか(そのために試験があるとか)、必ず朝何時に礼拝するとか、ある程度の戒律でもって、人が何かを成し遂げているという達成感は宗教でもその宗教が流行するためには必要不可欠なものだと思うのである。
内容が正しいかどうかは、私には論ずるべき能力もないが。
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