インフルエンザにかかってみて
私はインフルエンザにかからない遺伝子を持つ男だと思っていたのだが(さながらアイアムレジェンドのウィルスミスのように)、その自信は敢え無く平成23年の1月で打ち砕かれた。
インフルエンザにかからない遺伝子を持っていると信じていた私は、当然予防接種も受けていなかった。
実は1月に喘息の薬をもらいに医者に行った時に、「インフルエンザの予防接種が余っているけど、中さんしとく?」といわれていたのだった。
その時も主治医に、「僕はインフルエンザにかからない遺伝子を持っているんです」と根拠のない自信を疲労して注射を拒否したのであった。
嗚呼。
あのとき予防摂取しとけばよかった。
しかし、かかってみて分かったが、風邪などとはレベルが違った。
一緒に副会長をした敬愛すべきI上弁護士からは、「インフルエンザは風邪などとは全く違う。立てなくなる。」といわれて、「そういうものか。まあ自分はかからないしいいわ。」と軽く考えていたが、今から思えばあのときの私はバカであった。
本当に立てず、トイレに行くのもやっとであった。タミフルを早めに飲んだので熱は早く下がったが、頭痛がひどく(普段の偏頭痛などとは話にならない痛みであった)、かつ、タミフルの副作用かわからないが、思考が出来ず、おばかな弁護士になってしまい、事務局から来るメールの意味を理解するのに数十分かかる始末・・・。
恐ろしい病気である。
昔、「1000万人を殺したインフルエンザ」という本を読んでその猛威に恐怖したが、中世で栄養が十分でなく、薬もなく、温かくもなければ、そりゃみんな死ぬのは理解出来るのである。
来年からは予防接種を受けようと思うのである。
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コメント
復活して良かったです。
まさかと思いましたが、予防接種をされなかったとは。
大勢の方と接触される先生のような方こそ接種が必要です。(と思います!)
次は、花粉ですね。
投稿: ふなまま | 2011年2月 9日 (水) 23時47分
花粉はもう飛び出していますね・・・。顔が痒いです。
投稿: 弁護士中隆志 | 2011年2月16日 (水) 13時20分