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2011年7月 1日 (金)

隣の猫

 うちの隣の猫は、私が引っ越してきた13年前で既に成猫であった。確かその時点で3歳か4歳であったと思う。
 そうすると、今最低でも16歳だと思うのだが、超元気なのである。

 ギネスによると、猫の長生き記録は34歳と2ヶ月というものがあるが、通常は猫の寿命は10~16年くらいのようであるから、16歳で未だに超元気というのは、これから先が楽しみである。

 未だに自分の家の近所は自分のナワバリだと思っているようで、常時暑いときも寒いときもパトロールをしている。
 そしてよその猫と大げんかをして、怪我もしたりする。発情もしているようである。
 全く衰えを知らないパワーである。

 呼んでも、野太い声で、「ニャァ~」と言って寄って来てくれない。にらまれるのがオチである。

 彼女にとって、私の自宅の通路は自分のトイレと思っているようであり(小砂利がひいてある)、しょっちゅうウ○コをしてくれる。
 私は動物好きなので、あまり腹も立たないが、水をかけられて帰ってくることもあるようである。
 彼女にしたら、自分のナワバリでトイレをしているのに、水をかけられるとは不本意であるだろう。
 私は猫を2回飼ったが、2回とも早くに死んでしまったので、自身は猫とは縁がない。
  母親の家には、妹と半分ずつお金を出して母親に買った猫がいるが、母親の家もほとんどいかないので、こいつには会う機会がない。
 なので、彼女が何歳まで元気に生きていられるかを楽しみに見ているのである。

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