読書日記10月3日
「雪男は向こうからやってきた」集英社。角幡唯介。
ツァンポー渓谷を冒険した筆者の新刊。
雪男の目撃が相次ぐヒマラヤで、実際に見た人のインタビューや、現に探索隊に参加した筆者によるノンフィクション。雪男を探して、ヒマラヤで死亡した人も多数いる。
本当に雪男はいるのか。それは人間の幻想なのか。
中々おもしろく、一気に読んだ。
「北のまほろば 街道を行く 41」朝日文庫。司馬遼太郎。
青森県を中心とした紀行である。
津軽と南部の確執や、太宰の津軽への思い、棟方志功についてなど、そこにゆかりのある人物を中心として司馬の筆が冴える。
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