関西カップ2012
土曜日は関西カップ2012だった。京都・大阪・神戸の3地域から2チームずつを出して戦うこの大会は、私の呼びかけで始まったが、今年で5回目である。
京都ヤングチームは5連覇がかかった大会で、私の所属する京都マスターズは昨年6チーム中5位タイだったので、今年は1つでも順位をあげたいところである。
堺のトレセンで行われたこの大会であったが、金曜日の深夜に、マスターズでキーパーとフォワードを任せようとしていたK選手が仕事が入り来られないという連絡。また、サイドで奮迅の働きを期待していた京都弁護士会所属のK選手が、間違って滋賀県のビックレイクに到着したという身体を張ったギャグをしてくれて不参加になるという苦しい立ち上がり。
また、中盤の要として期待されたH選手は膝の怪我を押してプレーしたが、1試合目で膝がやはり悲鳴をあげて病院に行くということでリタイア。大変苦しい戦いである。
遅刻も2名。試合開始前から波乱ばかりである。
我が京都マスターズは1試合目神戸Aとの試合であったが、惜しくも2-0で敗れる。得点チャンスはあったものの、決めきれなかった。ラインを押し上げる戦術で臨んだが、その後ろを埋めるはずのキーパーHが1試合目でいきなり両足が攣ると言い出して、ゴールマウス前に張り付いた状態。この大きく空いたスペースが仇となった。
2試合目は全国での優勝常連の大阪A。
大阪Aは、神戸Aと1-1で引き分けており、我々に対しては怒濤の攻撃をしかけてくると予想されたが、今後のマスターズのさらなるレベルアップを期待してまたラインをあげたが、やはりゴールマウス前から動けないキーパーHとのスペースを突かれ、7-1と虐殺される。
京都ヤングはリーグ戦を1位で駆け上がり、順位決定戦へ。我々マスターズは今年もまた最下位決定戦へとのぞんだ。
京都ヤングは危なげなく決勝に進む。
我々マスターズも、序盤、右サイドを駆け上がった46歳K松選手のセンタリングが相手のハンドを誘う。これをマスターズ随一のテクニシャン、I澤選手が直接フリーキックをゴールネットに突き刺して、1-0と先制。
その後は一進一退の攻防が続く。K君を中心としたディフェンス陣は、ラインを下げてカウンター狙い。カウンターから右サイドを突破した私がゴール前にセンタリング。これを京都マスターズの得点源のF井選手がヘディングシュートするも、相手キーパーの超ファインセーブで防がれる。
そしてその後、相手チームも猛攻をしかけてきたが、私も前線からディフェンスをし、ロングボールを蹴らせない。
そして、無事、タイムアップ。
何とか、5位を確保。
決勝は大阪A対京都ヤング。
先制されるも、後半、ジュビロの前田選手と高校時代2トップを組んでいたY選手が前線へのフィードに反応し、相手ディフェンスをはじき飛ばしてゴリゴリとドリブルをして、キーパーも交わして、同点。
このまま1-1で終了し、勝敗はPK戦へ。
大阪、京都とも1人が外して迎えた7人目。
大阪チームの選手のキックを京都ヤングのHキーパー(マスターズのキーパーとは別人です)がファインセーブ!
こちらのキッカーが決めれば勝ち。
キッカーは京都チーム最速の男、M﨑選手。
ゴール左隅に軽く蹴り込み、相手キーパーに触られながらも、ゴールネットに突き刺さった。ゴール前で、安堵のあまりへたれこむM﨑選手。
5連覇である。
順位表彰で、うちのM野キャプテンが優勝カップを事務所に忘れてきたため、優勝カップなしでの表彰となるおまけがついていたが、ヤングは優勝、マスターズは5位と、いい大会であった。
来年は6連覇がかかる大会である。ほかのチームは64期、65期が多く入っているが、京都チームは昔の戦力とあまり変わっていない。衰えが見え始めたヤングチームの選手もいるので、全国大会へ向けて精進である。
私自身は、期待していた選手が来られなかったりしたため、結局41歳の身体にムチをうって、ポジション的にフルで出ることになった。自分自身のプレーはあまり思い返したくないが、6月にはクロアチアに行かないといけないので、精進が必要である。
選手のみなさん、寒い中カメラマンをしてくれていた弁護士会のN井さん、そして運営してくれた神戸チームのみなさん、お疲れ様でした。
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