読書日記3月26日
「内田篤人 夢をかなえる能力」ぱる出版、黄慈椎。
日本代表のサイドバック、内田がなぜ成功したのかの奇蹟を追う作品。「内田よりうまいやつはいっぱいた。」にもかかわらず、内田よりうまいやつがみな大成しなかったのはなぜか、小野伸二より才能があるといわれながらも、大成しなかった小野伸二の弟と内田の違いはどこにあるのか。サッカーで成功する人物に必要なものが書かれている。
なんとなく、弁護士にも通じるところがあるようにも思う。才気走らず、愚直に基本に忠実に努力するということ。
字が大きく、すぐ読めてしまうのが欠点ではあるが。。。
「津軽」新潮社。太宰治。
太宰治が生まれ故郷について書いた作品で、エッセイ風になっている。やたら酒ばかり飲んでいるが、太宰の作品の背景事情を知ることが出来る作品。
何となく、太宰を若いうちに読むとおかしくなりそうな気が勝手にしていたので、歳がいってから少しずつ読んでおります。
「星を継ぐもの」ハヤカワ文庫。ジェイムズ・P・ホーガン。
現在漫画化されている作品の原作。おもしろそうだったので購入した。
欠点としては、科学的描写に力が入っているのと対比して、人物の書き込みが薄すぎる点である。
そのため、あまり作品に感情移入出来ない。
現生人類が突然登場して、ネアンデルタール人を駆逐した点は、現代科学の謎とされている。
この謎に対して取り組んでいる作品でもある。
続編もあるようなので、購入する予定。
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