読書日記8月29日
「ザ・ロード」早川書房。コーマック・マッカーシー。
映画化もされた作品。遅ればせながら購入。少し前に読んだ、「極北」と同じような世界観という話であったが(核戦争か何かで人類は大半が滅び、暴力が世を支配している)、こちらは極北よりもさらに悪い世界である。人が人を食い、その親の前で子を殺して食べるような世界である。
その世の中を、冬が越せない寒さとなりそうだったため、乏しい食料と少ない銃弾を頼りに南へ向かう父と子の物語である。
「ナチの亡霊」(上)(下)竹書房。ジェームズ・ロリンズ。
マギの聖骨という作品がまあまあおもしろかったので、その続編ということで購入。
ノンストップアクションで、インディ・ジョーンズのようである。
ただ、一作目と比較すると、やや物語がグレードダウンした感が否めない。
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