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2012年8月22日 (水)

何かし忘れている気がする

 弁護士はたいていいつも仕事に追われている。多くの弁護士は、何かし忘れている気がしているものではないかと思う。
 あの事件はあれでよかったか、もっと立証はないかとか、主張は足りていないか等々。

 まあ職業病だろう。
   また、こうして常時考えて悩んでいないと、逆にいい仕事も出来ない気がする。
   私自身がいい仕事が出来ているかはさておき。

   気がつくと事件のことを考えている自分に気づく。
  あの事件のあの相手方の主張に対して、有効な反論はどう書くのがよいか、あの事件の立証でもう少しここが何とかならないか等。
    こうしたことを完全に忘れられる瞬間を持たないと保たないが、私でいえばサッカーと読書をしている時だろうか。
    酒を飲んでいるときも、事件の話をしているので、仕事漬けの人が多いので、酒を飲んでいる時は忘れていないので、それ以外の趣味が重要そうである。
    若い弁護士も、そういう瞬間がないと、身体も心も保たないであろう。もちろん、私同様仕事のことばかり考えている人のことで、中には、全く仕事のことを考えていない弁護士にも出会うが。。。

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