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2012年9月28日 (金)

読書日記9月28日

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」文春文庫。村上春樹。
 村上春樹のインタビュー集。村上春樹の小説は、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」しか読んだことがない。一方、翻訳は何冊か読んでいて、早く次のチャンドラーの翻訳を出してくれないか心待ちにしている。
 彼の文章はいいが、小説の方は理解不能なものが出てくるので、村上春樹が何を考えているのかがこのインタピュー集でわかるのではないかと思い、購入してみた。
 小説家がどこまで本当のことを話をするのか私には分からないが、何となく村上春樹の小説はそういうことなのかということが分かる気になれる本のような気がする。
 村上春樹の小説もまた読んでみようかと思うが、このインタビュー集は万人が読まなくてもいい本だろうとは思う。一作しか彼の著作を読んでいない私にとっては、分からない話ばかりであったせいもあるが。

「バビロンの魔女」河出書房。D・J・マッキントッシュ著。
 インデイジョーンズのように、古代の謎を解く物語には心躍らされるので、つい購入してしまう。本屋で平積みされていて、題名と、その素材に興味をひかれて購入。
 物語の素材はいいのだが、話が展開するまでが長すぎる。読み終えて、この小説は本当はもっと長編となる予定だったのが、著者が途中で力つきたか、あるいは本として出版する都合で、ある程度の長さに縮める必要が出てきて、後半強引な展開となってしまった感が否めない。そういう意味ではバランスが悪すぎるし、謎解きの部分も「なんでいきなりこうなるんや?」というところが多すぎた。また、情景の描写が少なく、主人公がどういうところにいるのか、どういう場面なのかのイメージもかなりつかみづらい。
 また、最後にどんでん返しがあるのはこの手の物語にはつきものだが、そのどんでん返しも、前の部分との整合性を考えると、相当無理がある話となっている。キャラクターも立っておらず、素材負けの感が否めない。選んだ素材はよかったので、大変残念な感がある。
 この手の作品を扱った中では、やはり、ポール・サスマンの「カンビュセス王の秘宝」が私の中では最高傑作である。先日読んだマギの聖骨と比較しても(マギの聖骨も作品としては不完全だが)、相当劣る物語である。題名に惑わされてしまった。
 このあとシリーズが2作あるようだが、翻訳されても読むことはないだろう。
 

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2012年9月27日 (木)

俊介

 ユーチューブで話題の犬というので、見てみた。
  そんな可愛い犬がいるのかと思い、飼い主バカとしては、うちの小次郎より可愛い犬などいるのかという気持ちで見たが、正直、か、かわいい。

 こんな犬が道を歩いていたら、思わず寄っていってしまうであろう。
   写真集も出ているようである。
   小次郎も、こやつのように写真を撮らせてくれたら、もっとネットにアップ出来るであろうに。
  しかし、かわいさだけで生きていくというのもこれまたすごい才能ではある。

 弁護士はかわいくてもそれだけでは生きていけないし、格好良くてもそれだけではダメであろう。
   犬には犬の苦労があるだろうが、時々かわいさだけで生きている犬がよいなあと思うのは私だけであろうか。
  あと、箱に飛び込むネコもかわいいですな。
 以上です。

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2012年9月26日 (水)

熱しやすく冷めやすい

 日本人は、流行するとどっとそれに乗りたがる民族のようである。明治維新の時は、それまでのちょんまげを棄てて、西洋風のザンギリ頭にすぐにほとんどの人は変えたし、その際に廃仏毀釈ということで、僧侶が仏像を焼いていたというような話も聞く。
  ある意味、極端なのである。政治情勢についても、人気があるうちはいいが、ある出来事を境に一瞬で人気が地に落ちたりしうるのはそうした性質とも無縁ではあるまい。

 おぼろげな記憶だが、過去、ナタデココがものすごく流行ったことがあった。これはナタデココの食感がイカの食感に似ているため、日本人の好みに合うということで、爆発的に売れた記憶がある。
 そのため、東南アジアのある国では、これを当て込んで畑をみなナタデココの原料であるココナッツ畑に変えて、設備投資をしたところ、日本人がナタデココに飽きてしまい(今でももちろんナタデココはそれなりに売ってはいるが)、農家が大打撃を受けたという話も聞いたような気がする。
 日本人の性質をよく知らずに設備投資をした農家も先読みが甘いとはいえるが、何となくその外国の農家があわれな気がするのは私だけであろうか。

 爆発的に売れるとそのあとの凋落が待っているのは、食品業界だけではないようにも思う。政治の世界や、この弁護士の世界、芸能界等々みなそういうところはあるであろう。
 西川きよしではないが、小さいことからコツコツとしていくほか、成功への道は遠いのではなかろうか。
  以上です。

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2012年9月25日 (火)

カップヌードルおにぎり

 私は食べたこともないし、あまり食べたいとも思わないが、カップヌードルおにぎり(冷凍食品のようである)が、売れすぎて販売休止となったようである。
 これを事務所で話をしていたところ、事務員からは、「そうやって話題を作って、売る戦略ではないでしょうか。」といわれた。
 弁護士としての仕事をしていると裏取りをするのであるが、それを離れると全く駄目である。なぜか食品の売れ行きというものに対しては疑いを持たなかった。
 販売休止として、たくさん作って、ようやく在庫がありますということで一斉に売り出すのか。
 プレミアがつくと弱いから、中々食べられないということになると、買いたい、食べたいというようになるのが人情である。
 以前、カップヌードルご飯というのを買って食べたのであるが、一度食べたらもういいわという感じであった。ラーメンの方のカップヌードルは本当によく出来た商品だと思うのだが。
 単なる話題作りか、あるいは、本当に売れているのかは知らないが、私自身はカップヌードルおにぎりを特別食べたいとは思わない。
 ああっ。今気づいたが、こうして話題作りに一役買ってしまっているのでは…。
 以上です。

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2012年9月24日 (月)

第25回全国法曹サッカー全国大会in札幌その3

 最終戦は神戸2とである。ここのところ、負けていない相手である。
 私はトップ下で先発。
 前半早々に福井選手がヘッドで押し込んで1点先取でいい流れだったが、こちらの足が止まってきたところへゴール前にいいボールを放り込まれて相手のフォワードに振り向きざまシュートを打たれて1-1の同点に。
 後半、やや押されながら進んでいたが、こちらのコーナーキックからのカウンターをくらい、右サイドからゴール前に出たセンタリングをキーパーとセンターバックがお見合いをしてしまい、ボールはゴール前をそのまま左へ流れていってしまう。このボールに、左サイドに走り込んでいた相手のサイドバックに決められてしまった。
 そのまま1-2で逆転負け。最終戦の負け方が悪かった。
 これで17チーム中14位と、昨年と同一順位である。

 京都1の最終戦は横浜1で、優勝経験もある若いチームである。
 ほとんど押し気味に進めた試合で、失点はしないだろうとみていた。
 得点に至らず、ペナルティエリア内で京都1のダイナモ武田選手が相手のキーパーに倒されたかのように見えたが、これはファールを取ってもらえず。
 しかし、その後、相手のクリアボールを船坂選手が見事にダイレクトでグラウンダーのスルーパスに変えて、これに京都1のエース小沼選手が反応してキーパーをかわして冷静に1点。
 これで勝ちかと思われたが、相手がほとんど適当に(見えましたが、違っていたら横浜1の選手すいません)ゴール前に蹴ったボールにキーパーが出ようとしたところ、風で戻されてしまい、キャッチ出来ず、そこに走り込んできた相手のフォワードに決められてしまう。1-1の同点。
 その後追加点は奪えず、PK戦へ。
 7人ずつ決めた8人めで、京都1の選手が外して、PK負け。誰が外したかはかわいそうなので書かない。
 

 まあ、後半最後に、ゴール前でフリーでボテボテのシュートを打った選手が約1人いたので、この選手が戦犯かもしれないが、まあこれがサッカーというものだろう。
 内容では完全に圧倒していただけに、無念な敗戦である。

 京都1は17チーム中6位であった。

 しかし、京都1はチームとして成熟してきて、来年につながる試合だったと思うし、優勝を狙える力は全然あると感じた。
 京都2は、選手の一部の高齢化が進み、走れなくなってきているので、私も含めて各人の節制が必要不可欠である。
 すばらしい大会を開催してくれた札幌チームのみなさんに感謝しつつ、はなはだ簡単ではあるが、筆を置くこととしよう。
 なお、優勝は京都1を破った名古屋で(初優勝。おめでとう!)、準優勝は福岡(初の決勝進出のはず。一勝も出来なかった時代が長かったとはウソのようである。)で、3位が東京1、4位が東京2であった。
 来年は福岡開催である。
 チームのみなさん、関係者のみなさん、マネージャーさん、ほかのチームのみなさん、お疲れ様でした。。。
 来年福岡でしか会わない人もたくさんいるので、来年までさようなら…。

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2012年9月21日 (金)

第25回法曹サッカー全国大会in札幌その2

 翌日は、前日負けて下位リーグなので第1試合。前日負けると、翌日の朝が早くなるというこの悪循環。

 9時過ぎから、札幌と対戦。札幌は若いチームで、人数も多く、今回は少数で望んでいるる我々マスターズチームは走り負けてはいたが、金君、高橋君、赤井先生、山腰先生、平尾先生、うちの河野弁護士のバック陣と、ボランチの加藤弁護士、内村弁護士のがんばりで、何とか集中して守備をして0-0。
 勝負は1本勝負のPK戦となった。
  相手のキッカーは橋詰裁判官である。昨年PKで微動だにしなかった藤川は、今年も動かないのか…。
 しかし。
 橋詰裁判官がゴール右隅を狙って蹴ったキック。
 藤川が。
 藤川が。
  藤川が・・・・!!

 藤川が、、、、、、飛んだ。

 見事藤川の身体に当たったボールは跳ね返され、こちらが次に決めれば勝ちである。
 キッカーは、伏見総合事務所の金選手。京都1と2を合わせても、もっともキックの巧い選手である。
  何回かフェイントをかけて、蹴られたボールは見事ゴールの左上隅に突き刺さり、2勝目をあげた。
 最終戦は、なぜかまた変則リーグの関係で、神戸2ととなった。

 京都1は横浜2との対戦。横浜2は昨年2位の強豪である。
 しかし、この試合は、ほとんど相手にチャンスらしいチャンスも作らせず、2-0で完勝であった。牧野キャプテンの采配が光った試合であった。

 つづく。

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2012年9月20日 (木)

第25回法曹サッカー全国大会in札幌その1

 三連休のうち、土日は札幌で第25回法曹サッカー全国大会が開催された。
 第1回は、広島、大阪、京都の3チームから始まったこの大会は、今回で25回を迎える。
 私は平成8年からずっと参加していて、そのうち出られなかったのは1回だけである(試合会場には行ったが、右膝の半月板を傷めていて出場はなし)。
 札幌での初開催ということで、大いに盛り上がった。

 京都からは2チームを出し、初戦は京都1チーム(強い方)が九州選抜と対戦して、7-0で快勝。優勝へ向けてさい先のいいスタートであった。
 京都2(弱い方)は、最初は変則三つどもえ戦で、東京1(東京の若い方、昨年優勝チーム)と、神戸2(神戸のどちらかというと弱い方)と各20分1本である。
 東京1とは、出来れば引き分けに終わりたかったが、結果は2-0で負け。開始10分までは集中して守っていたが、相手の右サイドから逆サイドへの正確なクロスを、走り込んできた東京1の選手にダイレクトボレーを決められた。この失点はある意味仕方がなかったところもあるかとは思うが、10分集中していただけに、悔やまれる失点であった。
 まだ5分くらいしか経過していないと選手全員考えていたところに、「10分経過」のチームメイトの声で、「あと10分耐えれば・・・」と思ってしまったことで、一瞬集中がとぎれたと思われる。
 私は右サイドハーフで先発出場したが、体調が悪く、あまり走れなかったので、15分で交代した。
 その後ディフェンスとキーパーの連携ミスからゴール前のボールを押し込まれて1点を失った。

 神戸2と東京1は、1-0で東京1の勝ちとなったため、我々は神戸2に勝たなければこのブロック最下位となってしまう。
 神戸2もいいチームで、昨年最下位がおかしいようなチームである。チームとしてまとまっている。やや押し気味で進めていたが、京都2のエース福井選手が裏へ飛び出してキーパーと一対一。シュートを打ったが、相手キーパーのナイスブロックでシュートが跳ね返る。しかし、そこに京都2のフォワードである小田さんが詰めていた。相手を1人交わして、落ち着いてゴール。1-0である。小田さんはこれが全国大会初ゴールとなった。
 開始10分弱で、左サイドバックの平尾選手を下げて、私が左サイドハーフに入り、左サイドハーフの堀池選手を左サイドバックに下げて守備固めに入る。
その後、集中して10分を守り、1-0で勝利した。

 しかし、この勝利で、対戦相手が大阪1となった。大阪1は、優勝の常連チームであるが、今年は神戸1に一回戦で負けてしまったため、下位リーグに回ってきたのである。
 大阪1との試合は、いいように回されて2-0。あまりチャンスもなかった。地力の差が出た感じである。
 京都1も、今まで優勝していないのが不思議な名古屋チームと対戦して、1-0で敗戦してしまった。これで、京都1も優勝がなくなった。
 落ち込んで、夜の懇親会へ。
 懇親会はジンギスカンとお寿司の食べ放題。体調が悪かったので、酒は一杯だけにして、あまり食べ過ぎないようにした。
 9月15日は私の誕生日だったのであるが、懇親会で、京都チームが私の誕生日を祝ってくれた。藤川選手がケーキを用意してくれたとのことで、大変嬉しい夜であった。
 会場の前にまで出て誕生祝いをされたのであるが、他のチームのみなさんにとってはどうでもよかったであろう。その点がやや気がかりではあった。
 翌日もあるので、ススキノの町の雰囲気を見て、札幌駅まで歩いて帰る。
 一部メンバーは、ススキノで夜の警邏活動をしたようであるが、私を含むマスターズ数名は、どこにも行かず、早くに寝て、翌日に備えた。

 つづく。

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2012年9月19日 (水)

季節の変わり目

 これを書いている時点で、少し涼しくなってきて、秋の気配が漂ってきている。
 春先と、秋になる時期には、身体の変調や、精神に変調を来す人が多い。
 自律神経に何か影響を与えているのであろうと推測はするが、電車の中でも、前に座った人が、単に傍若無人なヤカラなのか、精神の変調を来しているのか分からないことがある。
 注意をしようかとも思うが、最近はナイフを持っていたりするヤカラもいるし、精神に変調を来している方であれば、これは病気なのだから注意をすることはよくないと思って、黙って座っているか、あまりな時は自分から席を立って違う車両に行くこともある。
 私も秋口は私のアレルギーの基であるイエダニが死んで、その死骸が舞って喘息発作を起こしやすくなるので、注意が必要ではあるが、今のところ、予防薬を朝晩吸っているので、発作が出る兆候は全くない。
 まとまりがないが、みなさん健康には注意しましょう。
 以上です。

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2012年9月18日 (火)

本当のことを言われると人は怒る

 表題のとおりなのだが、事件をしていても、不利なところを言われると、突然声を荒げる代理人がいる。先日も普段とても猫なで声の弁護士が、場末のスナックのママのように野太い声になっていた。
 修習生の頃裁判官と話をしていた時には、「そこまで嫌がらなくていいところで激しく嫌がられると、よほど隠したい事情があるのかと思う」といわれていた。
 本当にアホな人間に「アホ」というと怒るのと同じである。
 アホの坂田は、本当はアホではないのでアホの坂田といえるのである。

 やたら攻撃的な代理人がたまにいるが、事件なのだから冷静にやって欲しいと思うが、さぐられると痛い腹があるのだろうと思って淡々とやるようにしている。
 逆に、受けている事件は全てこちらに有利なものぱかりでもないので、相手の弁護士や裁判官が「ああ、痛いところついてきたなあ」とか、「いいこと言うなあ」ということも当然ある。
 そういう時でも、淡々としようとしている。私は心の中で考えていることがほとんど表情に出ないそうなので(自分では焦っている時もないではないのだが)、傍目には不利なことを突っ込まれて焦っているようには見えないそうである。
 まあこれは弁護士としてはトクなところだと思っているが、たまに、普通にしているのに、「怒ってます?」と言われることも過去あり、どういう顔をしたらいいのかと思うこともある。
 話がそれたが、以上。

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2012年9月14日 (金)

独立して丸10年

 気がついてみれば、この9月1日で、独立して事務所を開設してから、10年が経過していた。
 少し前は、丸10年ということで、何かお祝いをしようかと思っていたりしたのであるが、9月1日が土曜日ということもあり、バタバタしている間に忘れてしまっていた。
 今から何か祝いをするにも、既に9月は半ばまで入ってしまっている。
 まあ、その日ぴったりにす必要もないとはいえ、祝いをするには時機を失してしまった感がある。また、たかが10年ではないかといわれそうな気もしている。
 ただ、10年前に事務所を開設した時とは、弁護士を取り巻く状況も一変し、また、事務所も移転して広いところに移り、当時は予想もしなかったことだが、弁護士が私を含めて4名在籍しているということは、関係者への感謝や、私に事件を依頼してくれた依頼者、依頼者を紹介してくれた紹介者、事務員、その他多くの人に感謝をすることは当然だろうし、いくら感謝をしても足りないという思いもある。予想よりも事務所の規模が拡大してしまったので、さてこれからどうしたものかという気持ちもあるのであるが。。。
 まあ、感謝すべき人を呼んでパーティをするようなものでもないので、事務所内部でささやかなお祝いくらいはしても罰は当たらないのではなかろうか。
 来月、他の事務所との食事会があるので、それを事務所的なお祝いを兼ねることにしようかと思っている。
 これからも、よろしくお願いいたします。
 以上です。

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2012年9月13日 (木)

読書日記9月14日

「眠りにつく太陽」祥伝社新書。松井邦明。
 地球は温暖化するといわれて久しいが、二酸化炭素が温暖化の原因であるというのは、それほど論拠のあることではないということ、むしろ、今後は太陽の活動が不活性になり、寒冷化するという切に基づいたもの。温暖化論者の方でデータをねつ造しているということの証拠のメールのやりとりなどが一時ハッキングされて世界に流れたが、そのとき、それに対して、温暖化論者は裏付けが出来なかったそうである。日本ではあまりそうしたエピソードは入ってきていないということで、なんとなくそれが事実であれば、情報操作のにおいがする話ではある。
 文章がわかりづらいきらいがあるが(中身も難解なところがある)、興味深く読んだ。
 寒冷化したら、飢饉や疫病などが蔓延するかもしれず、興味は深いが、逆にこれが真実となると、恐ろしい話ではある。

「疾風怒濤!上杉戦記」PHP文庫。海音寺潮五郎ほか。
 上杉家にまつわるエピソードを集めた短編集。
 今の史料からすると、時代考証的にどうなのかという作品もあるが、上杉謙信好きな私にはおもしろい本。ただし、謙信その人の短編はない。私にとっては、海音寺の今まで読んでいない作品が読めたので、満足である。

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2012年9月12日 (水)

スマホ2

 移動していると、電車の中などでは、多くの人がスマホを見ているようなイメージである。
 歩いていても、スマホの画面を見ながら歩いている人が多いように感じていて、画面に見入っているので、正直通行の邪魔である。
 操作しながら移動している人などは、両手がふさがるので、手が振れないのと、入力に集中するので、さらに移動速度が遅いし、周囲への注意力も散漫となっているように思う。
 携帯は片手でも操作出来るし、携帯の画面をじっと見入りながら移動している人は過去いるにはいたが、それほど多くはなかったように思う。
 いったい、スマホの画面で、そんなに何を食い入るように他人の移動の邪魔までして見ることがあるのだろうかと、不思議に思うもうすぐ42歳の私である。
 以上です。
 

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2012年9月11日 (火)

スマホ

 スマートフォンが全盛である。
 世界的には、スマホの方が割合的に多いらしい。
 日本の携帯は、ガラケーといわれていて、携帯に様々な機能がついているため、スマホにしなくてもそれほど不便はないと思うのだが、それ故にスマホの日本製の機種の開発が遅れて、世界のメーカーの後塵を拝しているというようなニュースを先日見た。

 先日、携帯で事務所から来たメールをチェックしていると、横でスマホをいじっていたT福弁護士から、「中先生、スマホ違うんですね。スマホにいち早くしてそうなイメージがありました」といわれた。
 私は新しいものを取り入れるのが物凄く早いこともあるのだが、その一方で旧態依然のやり方や機械を使い続けることもある。自分でもその境界は分からないのだが、スマホに関しては、周囲の使用法を聞いていて、私には全く要らないものだと思っているので、ガラケーで十分である。
 T福弁護士にも、「事務所とか家でパソコンをある程度使う仕事に就いてたら、スマホ要らんことない?」と聞いたら、彼も、「そのとおりで、全然要らないですわ」と言っていた。
 そのうち、スマホのみになるのだとうちの事務員のNさんからは脅されているのだが、携帯でいいという人が一定割合いたら、なくなることはないのではないかと思っている。
 ただ、過去、ビデオテープのベータが駆逐されたように、世界的にスマホ全盛のようなので、消えてしまうこともあるかも知れないとも思っている。
 以上です。

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2012年9月10日 (月)

庭にヘビ

Mini_120908_114700010001 Mini_120908_11500001  休みの日に庭のベンチで葉巻を吸っていると、植え込みの中で赤い色のものがなにやらチロチロ見えているので、近寄って見ると、植え込みの中にヘビが入り込んでいた。

 植え込みから頭を出して、しっぽは植え込みから出ていた。

 図鑑で調べてみると、ヒバカリというヘビで、その名の由来は、咬まれるとその日ばかりで死んでしまうというものであるそうだが、実際は毒がなく、おとなしいヘビらしい。

 暑い日が続いていたので、植え込みの中で涼んでいたのであろうか。
 私の自宅の庭は、もずがはやにえをしたり、バッタがいたりと、いろいろな小動物や昆虫が入り込んでくる。

 まあ、生き物が来ないような庭よりはいいかなとも思うのであるが、単に田舎だということなのか。しばらくするとヘビはいなくなっていた。

 写真を撮るのに携帯を近づけたところ、目がものすごくまん丸になっていた。
 ヘビの目もこんなに変化するものだと感心。

  なんとなく庭に一度来たヘビなので、特別ヘビが好きということは全くないが、鳥などに捕食されずに長生きして欲しいという気持ちになったのである。

 オチなし。

 以上です。

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2012年9月 7日 (金)

足の親指の付け根が…

 左足の親指の付け根が痛くなったので、とうとう私も痛風かと頭を抱えたが、長年履いた靴の革が変な癖がついて、折れ曲がって内側に突起を作ったため、これが歩く時に当たって痛かっただけのようである。当たるところがタコになってしまっている。この靴は、修理に出したいのだが、気に入っているので、ややぼろくなっているが、週に2~3回は履いている(本当はもっと休ませた方が革靴には絶対によいのだが。革靴は5足以上あるから、月~金で1回ずつ履けばよいのである。しかし、履きやすいものとそうでないものがあるのが人情であろう)。

右足の親指も痛いので、まさか両足痛風かと思ったが、これは先週のサッカーの試合で踏まれたせいであると思い出してほっとする。

 と、わたしは考えているのであるが、両足痛風だったらどうしようかと思っている。
 先日医者にいって、定期的に受けている血液検査をお願いしてきたので、1ヶ月後に喘息の薬をもらいに行く時には、尿酸値がどれほどが分かるであろう。

 もし痛風だったらどうするであろうか。私の懇意にしているN村T雄弁護士のように、指が人の三倍に腫れて、「中君、実は痛いんや」とかいいながら、酒を飲む誘惑に負けて痛みをこらえて飲むであろうか、あるいは、節制して、酒を慎んで、20歳の時の体重に戻れたりするだろうか。
 一応両足とも外傷だとは思うが、血液検査の結果が待たれるところである。

 以上です。

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2012年9月 6日 (木)

テレビの推し

 朝出勤前には、「目○ましテレビ」とその後8時からも同じチャンネルを見ていて、私の芸能情報の97%はここからのものである。
 夜は録画してあるプレミアリーグか、ニュースしか見ないのである。

 テレビを見ていると、特にこの朝のテレビがそうなのだろうかと思うが、やたら、そのテレビ局が推しているものばかり毎日毎日放送される。
 韓流、AKBの前田敦子の卒業特集、そして今は踊る大捜査線である。

 残念なことに、私は全て興味がない。
 踊る大捜査線は一度も見たことがない。韓流スターにも興味がない。前田敦子の卒業にも興味がない。
  確か、夏の間は、ロックという犬の映画をやたら推していた(この犬は可愛かったが)。
 まあ、興味がなければチャンネルを変えればいいのだが、人間というものは、朝の一定のパターンを崩すと、中々波に乗りきれないので、朝食もだいたい同じで、見るテレビ番組もだいたい同じではないかと思うが、小市民である私もそうなのである。
 推しが終わると、普通の芸能情報を流してくれるのだが、推しがある時期はそればっかりでつまらない。
 
 最近は地上波がおもしろくないので、普通のテレビはほとんど見なくなってしまったが、ドラマも当たらないと聞く。脚本がダメで、だいたいマンガか小説の原作がないとダメなようである。
  テレビ局に取っても難しい時代となったとは思うが、視聴者のことも考えて、推すのもいいが、あまり極端にならないで欲しいと思うのである。
  以上です。

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2012年9月 5日 (水)

読書日記9月5日

「リトル・シスター」早川書房。レイモンド・チャンドラー。
 村上春樹訳の文庫本が出たので、ハードカバーは買って読んだのだが、文庫版を購入して再読。
 チャンドラーのマーロウものの長編は数が少なく、村上春樹訳はこれで3作目だが、あとの作品も早く村上氏によって翻訳されて欲しいものである。
 大いなる眠り、プレイバック、高い窓の翻訳が待たれる。出たら、すぐにハードカバーで買うんだけど。

「消すな蝋燭」出版芸術社。横溝正史。
 横溝正史の探偵小説コレクションの5冊目。
 新しく発見されたものや、増補改訂された作品などを中心に刊行されている探偵小説コレクション集で、全巻持っているのだが、横溝作品は全作読んでいるはずなので、購入してそのままつくねておいた。
 この中に収められている金田一耕助ものの「首」という作品が、増補改訂版ということで、それが読みたくて買ったのであるが、金田一耕助が出てこない作品もみな短編ではあるが読ませる作品である。角川文庫のほとんどの作品は既に絶版であり、主立った作品しか残っていないので、それ以外の作品が読みたい人にはよいと思う。
 金田一ものの、「鴉」という作品もいい。

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2012年9月 4日 (火)

ぼけてきたのであろうか

 夏の暑さのせいか、あるいはぼけてきたのか、先日、地下鉄の切符をなくしてしまった。
 山科駅から乗って、京都市役所前で降りようとすると、いつもシャツの胸ポケットに入れるはずの切符がないのである。
 無意識でそこに入れるので、ほかに入れるわけもなく、おそらくは胸ポケットに入れる際に、入らず、山科駅で落としたのであろう。
 こんなことは今までなかったのだが。

 市役所前の駅で、駅員さんに事情を話して、回数券で入ったことと、回数券を何枚か持っていたので、出ることを認めてもらえたが、確か規程か何かでは最高額を支払わされても文句が言えないところではなかったか。

 無意識でしていることは、記憶をたどってもどうしたか全く思い出せないので、こうしたことはあり得なくはないのだが、今まで切符を落とすとかなくすとかしたことがなかっただけに、衰えを感じてしまう平成24年夏である。

 以上です。

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2012年9月 3日 (月)

歯の掃除

 先日、歯が浮くような感じと、左頚から左肩にかけて板のように張っていたので、肩凝りだと思っていたのであるが、ひょっとすると親知らずを抜いたところにまたゴミが溜まって炎症を起こしているのかもしれないと思い、三条田中歯科で掃除をしてもらった。
 1年に一度くらいは、歯のケアのために掃除に来るように言われていたのだが、1年間がとうに経過していたのである。
 歯の掃除をされている間は、かなり痛いが、終わってしばらくすると、あれだけ板のようになっていた肩凝りがなくなっていた。
 歯は大事だということを改めて痛感させられた。
 今回も、よく磨けているし、いい状態だとは言ってもらえたので、よかったが、やはり歳を取ると少し歯と歯の間に隙間が空いてくるようである。
 調子が悪い人は、歯が原因かもしれない。歯の掃除だけで、大変口がすっきりするので、そんな人は三条田中歯科へどうぞ。名医です。

 何かのコマーシャルのようになってしまったが、以上です。

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