星までの距離
光は1秒で地球の周りを7回半回ることが出来る速さで進むことが出来るが、私達が今見ている星の光は、何万年もかかってようやく地球に到達しているようなものが大半である。
気の遠くなるというよりも、想像を絶する距離である。
前にも書いたが、今見ている星の光は、過去のものなので、現実の星は既に消滅しているということも十分ありうるのである。
また、我々が見ている夜空は平面のように見えるので、星座として見ているが、あれはこちらから見ていて並んでいるように見えるだけで、実は奥行きがあり、カシオペア座とかオリオン座とかと言って見ている星座も、宇宙空間で横に並んでいる訳ではないのである。
そんなことを思って秋の夜空を見ていると、その星までの距離や、その時間軸の長さと比較すると我々人の人生がとるに足りないちっぽけなものに思えてくるのである。
オチはないが、以上です。
| 固定リンク
コメント
初めまして。弁護士さんのブログは珍しいので、いつもなるほど!と思いながら拝読しております。
地上でのゴタゴタをよそに見上げれば、秋の美しい星空が皆に平等に広がっています。私も昔は宇宙に思いを馳せる天文少女でした。
ぜひ一読を お勧めしたい本があります。
「生き方は星空が教えてくれる」木内鶴彦著(サンマーク出版)
本の最後の方に出て来るお水のことは よくわかりませんが、木内さんの「臨死体験」というより「たとえようもない宇宙との一体感」は、きっとそうなのだろうなぁ~と思うのです。
まだのようでしたら、是非どうぞ!
お忙しい日々でしょうが、お身体ご自愛くださいね。
投稿: キンイロジリス | 2012年10月22日 (月) 15時18分
キンイロジリスさん、コメントありがとうございます。
読んでいない本が400冊くらいあるため、中々読めないかもしれませんが、気にしておきます~。
投稿: 弁護士中隆志 | 2012年10月22日 (月) 18時38分