読書日記10月4日
「大いなる遺産(下)」河出文庫。ディケンズ。
上巻のスピードがやや遅かったので、下巻に入るのをグズグズしていたのであるが、下巻を読み始めて一気に読んでしまった。
19世紀に書かれたとは思えない小説であり、小説として必要なものがほとんど詰まっているといえる。
また、少し強調しすぎるくらいキャラクターの個性を描いているので、人物のタイプをかき分けているという点でも参考になる。
ただ、読んでいて訳で引っかかるところがあったので、おそらく誤訳の箇所があるように思われる(原書には当たっていないが、小骨のように引っかかるので、多分そうである)。
名作といわれる作品は読んでみるもんである。
ほか、この間にビジネス書を一冊読んだが、何を読んだかは今回はナイショにしておくことにする。
以上です。
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