読書日記11月26日
「社長は会社を「大きく」するな!」ダイヤモンド社。山本憲明。
著者は税理士で、経営の規模を大きくすることに対する警鐘を鳴らす。
前にも同じような本を読んで「なるほど」と思ったものだが、全く同じことが書かれていた。目新しいことはなかったが、経営規模を大きくすることへの認識を新たにさせられる。
とはいっても、私の事務所は私を入れて7名の規模になってしまっていて、この著者のいう不必要な拡充をしてしまっているのだが。
弁護士という業態と、また他の業態とは違うので、一言で7名となったのがいけないということではないとは思うのだが。
資金繰りに悩む中小企業の社長には一読の価値ありの書。
「三國志 10」文藝春秋。宮城谷昌光。
三國志の10巻。諸葛孔明が死に、蜀の国にも衰亡の兆しが見える。呉の孫権は英邁さがなくなってきて、侫人の妄言に耳を貸すようになる。
司馬懿が魏の国で台頭するが、彼の権力を快く思わない勢力も出てくる。
人生を全うするのがいかに難しいかを、三國志の世界は教えてくれる。
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