平成24年読書トップ10
恒例の読書日記から昨年のトップ10。
第1位 大いなる眠り レイモンド・チャンドラー。村上春樹訳。早川書房。
理由はこのブログで何回も書いてきた。大いなる眠りは、古い訳しかなく、新訳を個人的にも待望していた。私が敬愛するフィリップ・マーロウが初めて登場した記念すべき作品でもある。是非、読んでいただきたい。
第2位 レイモンド・チャンドラーの生涯 フランク・マクシェイン 早川書房。
最も好きな作家の一人であるチャンドラがどういう人生を送ったのか、また、その境遇がどう作品に影響しているのかがわかるので、チャンドリアンなら必読だろう。そうでない人はまあけっこう高い値段もするので買わないでしょうが。
でも、読書って、個人的にするものだから、それでいいではないか。
第3位 未解決事件 コールドケース マイケル・カプーゾ。柏書房。
各分野の専門家たちが、未解決の事件を解決していく。その類い希なる能力、サイコパスを追い込んでいく尋問技術は素晴らしいの一言に尽きる。
闇と向かい合う超一流の専門家たちの活躍を是非読んで欲しい。
第4位 社長は会社を「大きく」するな! 山本宮明
既に私を入れて7名の事務所になっている私の事務所であるが、この本をもっと前に読んでいればどうしていただろう。
個人経営者が陥りがちなミスを指摘してくれる好著。
続きは明日以降。
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