予定納税
確定申告をしていると、所得税については、前年の収入に応じて、予定納税をさせられる。
正確には15万円以上の所得がある人だったか。
この予定納税だが、「予定」納税なのに、支払わないと延滞税がつく。
おかしい制度である。
予定納税をして、翌年3月に確定申告をした結果、税金を払いすぎていた場合には、還付される。
我々弁護士のように、年度ごとで収入に差があるような場合には、前年度所得が高く、翌年所得が低いと、予定納税を支払う為に借金をする場合もあると聞く(私は幸いにして借入はせずとも支払えているが)。
翌年の収入が前年に比べて格段に低くなるような場合には、予定納税の減額申請は出来るようであるが、どの程度利用されているのであろう。
ほかの税金にも何となく納得は出来ないところはあるにはあるが、この予定納税制度がもっとも納得出来ない。
ただ、ある程度所得がある人だと、申告をしてまとめてドーンと所得税を支払うことになるため、予め支払っておくと申告をした後にそんなに払わなくてよいという意味合いもあるが、延滞税がつくのだけはやはり納得しがたいところがある。
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コメント
はじめまして、
私も納得がいかず、検索をしていたらここにたどり着きました!
結局泣き寝入りするしかないのでしょうか?
知り合いては無視してると言う話も聞きましが。
投稿: サビウス | 2018年6月18日 (月) 12時43分