読書日記5月31日
「精神と物質」文春文庫。立花隆。利根川進。
ノーベル賞受賞の利根川博士と、立花隆の対談。若い頃に購入し、何となく難しそうだと思い20頁ほど読み進めてそのまま放置していたのを本棚から発見したので読んだ。既に紙は黄ばんでいた。
今読んでみると、高校の生物を選択していた身からすると理解出来るほどの内容にまとめてくれている。
科学で発見をするには、発想の転換が必要で、後からいわれれば「なんだ、そんな方法論で出来るのか」ということをいかにしてひらめいて発見するかにかかっているのだということもわかった。
「アイス・ハント」(上)(下)。扶桑社ミステリー。ジェームズ・ロリンズ。
最近立て続けに翻訳がされている作家の新作で、少し前に買ったところ、全ての本に落丁があるということで交換するまで読み始められなかった作品(事務員に頼んでやってもらったのだけど)。
この作家の作品はスピード感があり、場面がころころと変わるので、時々頭がついていかないことがある。映像化出来ることを前提に作られていると思う。
歴史的事実に基づいているところもあり、単に何も裏づけのないところから書いているのではないところが違う。
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コメント
依頼したいことがあります。できれば先生に、県外ではダメでしょうか?
投稿: みゆママ | 2013年5月31日 (金) 21時33分
県外だから受任しないということはありません。一度メールかお電話でお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
投稿: 中隆志 | 2013年6月 1日 (土) 13時16分