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2013年9月30日 (月)

東京のサラリーマンの鞄

 東京に行った際、サラリーマンの鞄を見ていたが、関西のサラリーマンは割合いい鞄を持っていることが多いのだが(トゥミとかブリーフィングとか)、東京のサラリーマンはみすぼらしい鞄を持っている人が多かった。もちろん、いい鞄を持っている人も一定はいたが、関西よりは少ない気がした。

 その理由を考えていたのだが、
1、ラッシュがあるので、いい鞄はもったいない
2、ラッシュがあるので、大型の鞄は邪魔になる
3、生活費がかかるので、いい鞄を買えない
4、あまり鞄などにお金をかけない(ほかのことにお金をかける)。京の着倒れ、大阪の食い倒れのようなものがない。

 くらいか。

 本当にどうでもいい話である。

 以上。

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2013年9月27日 (金)

飲み屋さんに来るカスのような客

 最近、お酒を飲みに行っても、表題のような客がいることが多くなった。

 これは、普通のお客さんがあまり飲みに行くことが出来ないようになり、わけのわからないカスのようなお金だけは持っている客層が増えたのかなと思ったりしている。私自身はそれほどの収入がある訳でもないので、時折のみに行く程度だが、こうした客がいると、その店に二度と行く気がしなくなる。

 そうした阿呆な客を放置する店側にも責任があると思うからである。

 ただ、こうした不況の時代なので、阿呆な客でも客だと思って、大事にするというのも分からないではない。
 飲み屋さんに行くのは、こちらも癒やされに行くためであるから、だからといって、そんなにまで気を遣って、嫌な客がいる店に飲んだり食べたりしに行く必要もない。

元々、行く店が少ないので、行くことの出来る店が減っていくのは寂しいことである。
そもそも、飲み屋さん等々で、他のお客さんに気も遣えないような人間は、店屋に入る資格がないのであるが、そうした客層の悪い客しか来なくなった店は、それだけでダメである。

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2013年9月26日 (木)

生活出来ない弁護士

 最近、表題のような報道がよくされている。
 若手で仕事がない弁護士や、ベテランだが、昔ながらのやり方をしていて仕事がなくなってきた弁護士などが書かれている。

 その一方で、物凄い年収をあげている弁護士も一部いるのも事実である。
 弁護士の中で、昔以上に格差が広がってきたということであろう。

 ただ、その一方で、経営努力や営業努力でもどうしようもないような状況も一部に出てきているのではないかと考えさせられる。
 元々、日本人は紛争を好まないといわれている一方で、周辺士業(税理士、司法書士等々)が数多くいるため、司法改革の5万人という数値目標が間違っているという声はかなりあったが、いつの間にか、「フランス並」という適当な数値目標が設定されて、今の司法改革がスタートした。
 弁護士を増やせば仕事も増える、潜在的には仕事はあるし、これから増加するはずだという極めて適当な制度設計であった。
 しかし、司法予算は増えず、弁護士は増えても裁判官は増えず、裁判所の職員も増やせず、検察庁でも同様の事態のまま推移し、結局、弁護士だけが増加した結果、過当競争のような時代に突入した。

 抜本的改革をしなければ、法律業界に来る人材がいなくなるといわれているが、関係諸機関の利害関係が絡み合い、結局玉虫色の結論となってしまった。

 弁護士会の役職をする人もいなくなり、人権擁護活動をする人もいなくなっていくと思われる。
 全然豊かな法律業界にはなっていないし、なる見込みもない。

 今後の制度改革がなされることを祈るしかない。

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2013年9月25日 (水)

また、悪夢のような事故が・・・

 共同通信によると、「24日午前7時55分ごろ、京都府八幡市八幡双栗2の8の府道で、集団登校をしていた市立八幡小学校の児童の列に乗用車が突っ込んだ。八幡署などによると、小学1年の男児(6)が頭を強く打って重体、ほかに6~11歳の4人が軽いけがをした。八幡署は、自動車運転過失傷害の疑いで、車を運転していた八幡市に住む自称派遣社員の少年(18)を現行犯逮捕。詳しい状況について捜査している。」という事故が発生しました。
 被害を受けられた方に心からお見舞いを申し上げるとともに、重体のお子さんが回復されることを心よりお祈り申し上げます。また、そのほかの怪我をされたお子さんも回復されることをお祈り申し上げます。
 亀岡の悪夢のような事故からわずか1年半ほどであるのに、その教訓が活かされず、またも18歳の少年によるこうした事故が起きました。
 亀岡事件を担当する弁護士として、このような事故に対しては憤りの気持ちを強く持つとともに、なぜ、繰り返されるのかと天を仰ぐような気持ちになります。

 自動車学校の教習所で指導していた私の父親によると、性格的に自動車の免許を持たせてはいけない人物は相当な割合でいるという調査結果もあると聞いています。
 試験にさえ通れば、免許を保有できるあり方そのものについても考えなければいけないかもしれません。まだ、ブログを書いている時点で、この少年が免許を有していないという情報はありませんが。

 心より、回復をお祈り申し上げます。

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2013年9月24日 (火)

帝国ホテルのバー

 若い頃は出張に行くと、少しでも早く事務所に戻って仕事をしようと思っていたが、最近は出張に行って戻っても疲れていて頭が働かないので、せっかくなので出張ついでに何か楽しみを見いだすようにしている。

 先日は東京に行ったついでに、帝国ホテルのバーに寄った。時間は5時過ぎであったが、割合混んでいて、サラリーマンのような人がカウンターで一人で何人も飲んでいた。
 一度、ここのバーは行ってみたかったのである。

 ギムレットを頼むが、私が普段頼んでいるものとは全く違うものが出てきた。ころんとした氷がグラスに入って、そこに注がれるのである。クラッシュドアイスもない。
 味もイマイチである。
 その後、何周年記念かというカクテルを頼むが、これはただの桃のジュースのようなしろものであった。
 最後にウイスキーをロックで頼んだが、町中のバーと違い、私の目から見ると安物のグラスでロックを出される。
 ホテルのバーはこういう感じなのだろうか。

 バーの雰囲気はとてもよかったのだが、中身としては及第点にはほど遠かった。
 あるいは、私が何かまだ修行が足りず、分かっていないだけなのかもしれないが。。。

 以上。

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2013年9月20日 (金)

読書日記9月20日

「キャパの十字架」文藝春秋。沢木耕太郎。
 戦争写真家であるキャパが撮影したとされる、最も有名な戦争写真である「崩れ落ちる兵士」という写真。
 これは本当に兵士が撃たれたところを撮影した写真なのか。また、この写真を撮影したのは本当にキャパなのか。
 沢木耕太郎が、キャパの真実に迫る1冊。しかし、帯で結論がばらされている。この売り方はどうなのかなと思う。
 作品自体は大変おもしろい。

「アジア未知動物紀行」講談社文庫。高野秀行。
 本屋でたまたま新刊のところに並んでいたので、おもしろそうだと思い、読み始めたのだが、完全にやられた。
 私がやりたい、やつてみたいことを完全に実地でやっている作家なのである。
 未確認生物を求めて、アジア各地を回るという企画である。もちろん、おいそれと未確認生物など出てこないのであるが、未確認生物を探すというそれだけでもちろん世間からは眉唾ものとされるのであるが、しごく科学的に、地道な調査を行うのである。
 ああ、私もやってみたい。。。
 というわけで、自分でなかなか未確認生物を探しにいけない私にとって、この作者の作品は中毒になってしまうことが確定したのであった。

「螢、納屋を焼く、その他の短編」新潮文庫。村上春樹。
 久しぶりでもないが、村上春樹である。かなり初期の短編集のようである。表題作の螢は、完全にノルウェイの森そのままである。この短編から、ノルウェイの森まで膨らませたというところもあるだろうが、普通はもう少し設定を変えるであろう。ちょっと、この点はどうなのかと思う。
 表題作の納屋を焼くは秀逸であるが、その他の作品は私には響いてこなかった。

「怪獣記」講談社文庫。高野秀行。
 台風のため、電車が止まり、予定していた日に連休は仕事に出られなかったので、高野秀行作品を読みふけった。
 これは、トルコのワン湖というところにいるというジャナワールという大きさ15メートル以上はある怪物、すなわち、未確認生物を探しに出かけるノンフィクションである。
 これまた破天荒におもしろく、これを読みながら、「未確認生物を探しに行きたい」と渇望している自分がいた。
 しかし、私の本職は弁護士であり、私を待っている依頼者がそれなりにいるし、弁護士は天職であると自分では思っているので、こうして本を読む程度にすることでとどめる。
 ああ、でも、いつかタキタロウくらいは釣りに行きたい。

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2013年9月19日 (木)

自主トレするイルカ

 同じ水族館もので見ていた時に、キャッチボールをするイルカがいて、閉館後、このイルカはなんと壁にボールを口で投げて、それをまた口でくわえるということを繰り返していた。

 か、かわいい。なんてけなげなのであろう。

 京都法曹サッカー部でもっともキックがうまいH裁判官は、「壁当てしないとキックはうまくならへん。俺なんか、未だに近くで壁当てしてるから、キックが正確なんやで」と常々さぼり癖のある私などに教えてくれているが、H裁判官が見たら、イルカの鑑といいそうなイルカたちであった。

 時々熱が入りすぎてボールを強く当てすぎてしまったがために、ボールがプールから出ていってしまった時、練習出来なくなったイルカがとても悲しそうな顔をしているのもまたかわしらしかった。

 やはり、表に出ないまじめな練習が大事ということである。
 法律家も裁判に出る前の調べ物や書面書き、依頼者の打合等々が大事なのと同じである。
 いやー初心に帰り頑張ろう。サッカーの壁当てもしないと。。。

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2013年9月18日 (水)

脱皮

 先日、テレビで各水族館のお宝映像というのをやっていてぼけっと見ていると、髙足ガニというカニの脱皮をしていた。だいたい、水族館で暗い中でものすごい長い足でゆらゆらしている大型の深海にいるカニだと思う。

このカニの脱皮は、2~3年に一度ということで、脱皮のシーンが撮影されたことも珍しいということである。

しかし、大きくなるがために脱皮するのは分かっていたのであるが、脱皮後のカニが、脱皮前に比べて1.5倍くらいになっていた。

 ということは、皮を脱ぐ前は、中で体がキンキンになっているということだろうか?
 超きつい服を着ているようなものではなかろうか。

 カニも大変である。

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2013年9月17日 (火)

本日は日弁連出張です

 年度の途中ではあるが、先般、京都弁護士会法律相談センター運営委員会委員長として、日弁連の法律相談の動きを知ることは重要であると考え、無理をいって日弁の委員に追加選任してもらった。
 本日は、私が委員になって初の会議である。

 10時から東京で会議予定。午前中は部会に出て、午後から全体委員会。
 日弁委員になるのは久しぶりである(法相センター関連では初めて委員になった)。

 朝10時から夕方5時まで会議とは気力がもつかどうか。
  朝は5時半起き予定である。起きられるか不安。

 日弁の会議を聞いて、京都の相談充実に役立てたいものである。

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2013年9月13日 (金)

読書日記9月13日

「新名将言行録」河出文庫。海音寺潮五郎。
 最近復刻された作品で、平安時代から戦国時代までの武将についてエピソード形式で語られる。中には、この話は前後の関係からして信用できないとばっさり斬っているものもある。
 海音寺潮五郎ファンなら是非とも読むべきであろう。
 また、これは過去に編さんされたものから海音寺潮五郎が書いたものを抜粋しているので、所々わかりづらいくだりがある。編者の好みで武将を選んで書くというものであったようで、海音寺潮五郎はエピソードを書きながら、編者に文句をつけたりしている。
 竹中半兵衛や黒田如水が登場する。

「ニューアトランティス」岩波文庫。ベーコン。
 フランシス・ベーコンの著作で未完とされている。
 航海途中に流されて架空の島にたどりついた主人公たちは、そこに世にも希な見識高く、道徳的に律されて、キリスト教に深く帰依し、また、高い科学水準を持つ人々に出会う。
 ベーコンの理想とする世界であり、また、人類の未来を予言したとされる作品。作品自体はものすごく古いからである。読んでいると、まるで現代のことを書いているような技術の描写がある。
 また、道徳的に破たんしている世界の人々を描いているが、これまた現代のことを書いているかのようである。
 とても薄い本なので、すぐ読めます。興味のある方は是非ご一読を。

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2013年9月12日 (木)

全く同一の事件で反対の結論

 刑事事件でも、一審無罪、高裁有罪とか、その逆もあるのと同じで、民事訴訟でも似たようなことはある。

 これは、同じ証拠、同じ主張であっても、それを見る裁判官によって、見方が違うからである。
 証拠に基づく裁判である以上、判断が裁判官によって異なるというのは依頼者からすればあり得ない話ということになろうが、人間がするものである以上、これは仕方がないところがある。

 交通事故などでも、被害者側に優しい裁判官と、そうでない裁判官がいる。「痛いからこれだけ通院したのでしょう」とみるか、「元々痛がる人だ」とみるか、「賠償金が欲しいから通っているんでしょ」とみるかでは違う。
 もちろん、交通事故の保険金を詐取する人がいない訳ではないが、そうした、いわば悪貨が少数いるからといって、本当の被害者を救済しないようないわば色眼鏡で被害者を裁判官が見るのはどうなのかというところもある。

 裁判官が交代したおかげで、全く進行が変わることもあるし、今までこちらに有利に進めていた事案が不利になることもある。あるいは、その逆もある。
 発想というか、事実に対する見方が合わない裁判官に当たると、その事件は地獄である。

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2013年9月11日 (水)

準備書面の長さ

 先日、裁判官とたまたま話をする機会があり、準備書面の長さについての話となった。
 裁判官は、「自分たちは山ほど事件があり、たくさん書面が出るので、長すぎる準備書面は不要だ」ということであった。
 もちろん、事件によっては長文の準備書面を書かないといけない場合もあるであろうが、原則的には簡にして要を得た書面を書くように心がけるべきだということである。

 どうしても、ワープロ打ちだとあれもこれも後から付け加えてしまうが、繰り返しすぎや相手に対する攻撃、脚注なども不要というか、有害のようである。

 出来るだけ気をつけたいと思うが、カルテなどを引用しているとどうしても長くなることがあり、書かないとわかってもらえないという思いも弁護士の方にはある。
 これは、判断する人間と、一から作り出す人間との考え方、見方の違いであるともいえるが、裁判官が判決を書くのであるから、裁判官に理解してもらう必要があるのは当然であろう。

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2013年9月10日 (火)

福知山花火大会引火事故被害弁護団結成のお知らせ

  福知山花火大会引火事故により、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、現在も被害に苦しんでおられる方に心からお見舞い申し上げます。

  9月9日、表記のとおり、福知山花火大会引火事故被害弁護団を結成いたしました。

 京都弁護士会では、8月28日から土日を除いて9月6日まで無料電話相談を実施いたしました、寄せられた相談件数は必ずしも多くなかったものの、被害の内容が重大であり、また、今後法的支援が必要であるという認識を強くするものばかりでした。
 また、弁護団を結成してほしいという強い要請や、弁護団が出来たら連絡がほしいといわれた方もおられました。
 弁護士会の特別相談体制を長期間維持することも困難なところがあること、また、被害者から上記のような要望もあったこと、今後法的に困られた方にアドバイスが出来る先を作るということで、電話相談を担当した弁護士や、犯罪被害に造詣の深い弁護士、損害賠償に造詣の深い弁護士を中心として、昨日、弁護団が結成されました。
 弁護団長は元日弁連副会長の中村利雄弁護士で、事務局長は私となります。

 被害を受けられた方がおられましたら、当職の事務所にお電話ください。当事務所で連絡先と連絡可能な時間帯を聞き取らせていただいて、担当弁護士を割り振らせていただき、担当弁護士から電話させていただきます。まずは電話で事情を聞き取らせていただきます。
 電話の相談は無料です。
 その後、必要があれば面談相談を実施したり、犯罪被害者の事件として事件受任をすることとなります。

 当事務所の電話番号は、075-253-6960です。

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2013年9月 9日 (月)

サッカー合宿

 この土日は京都法曹サッカー部の合宿であった。

 二日間、8時間にわたる練習と練習試合を行った。

 おかげで、足のあちこちが痛く、筋肉痛である。

 弁護士になった時にサッカーの誘いを受けて、チームに入ったが、まさか42歳(もうすぐ43歳)になった時にもフルコートサッカーをしているとは思っていなかった。
 ただ、この夏の暑さに負けないようにと思い、普通に食べていたら太ってしまった影響もあり、全く走れず、最近の仕事のつまり具合から体調もいまいちで(どこか悪いという意味ではなく、過労状態ということであるが)、ボールも足につかず、チームに迷惑をかけた。
 引退の2文字もよぎるが、私より何歳も上の人が法曹サッカー界には多数おられて、その人たちからすれば、「中さんもまだまだひよっこやな」といわれるし、そういう人たちも元気でおられるので、もう一回一花咲かせようかと思っている。
 そのためには節制と運動が必要不可欠であるが。。。

 酒をやめるようにいわれるが、これをやめると精神衛生上悪いので、酒はやめないで、何とか体重を落としつつ、体力をつけて11月の大会でがんばろうと思う週の初めである。

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2013年9月 6日 (金)

ライブビューイング

 先日、サザンの茅ヶ崎ライブの生中継を映画館で見た。ライブビューイングというらしい。
 サザンのコンサートはチケットが全く取れず(過去、何回かチャレンジしたが取れず)、噂によるとファンクラブでも取れない人がいるらしい。
 仕方が無いので、ライブのDVDを買ってきては家で見ていたのだが、映画館での生中継というので、画面も大きく、音もいいのではないかと思い、申し込んだところ、これは取れた。

 一人4枚までということであったので、知り合いを誘い、見に行ったのだが、これがよかった。
 もちろんライブで生音源が最もよいのだろうが、生中継とは思えないほどのカメラワークで、かなり満足感が得られた(でもライブにはいつか行ってみたい)。
 桑田さんは、途中、ライブビューイングで見ている人たちに向かって、無料で見ていると思い込んでいて、「金払え~」と言っておられたが、もちろん有料である。映画の2倍くらい。
 でも払う値打ちはあったと思う。
 生中継ならではで、桑田さんがいとしのエリーの2番の入りを間違えて歌い始めるなどのハプニングもあった。
 何より、桑田さんは歌がうますぎる。声量もすごい。エンターテイメントもすごい。

 帰宅後、ネットでWOWOWを契約してしまった。宮城県のライブ最終日の中継が見たかったので。。。
 アルバムは全て持っていて、レコード時代のアルバムも全部持っていたほどのファンであるのに、ファンクラブに入っていないので、ファンクラブにも入ろうかな、と思ったりしている。
 頭の中でサザンが鳴り響く夏の終わりである。

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2013年9月 5日 (木)

書籍代が嵩むこの頃

 最近、事件の調べ物をする関係で書籍を購入する機会が重なり、書籍代が嵩んでいる。
 事務所にない本があると、基本的に購入することにしているのだが、ある分野の調べ物をしたいと思うと、一冊ではなく、最低でも2、3冊は買うので、余計経費が嵩むのである。
 もちろん図書館などで該当箇所をコピーしてくればいいというやり方もあろうが、私は調べ物をするのが嫌いではないので、その分野の本は全部事務所に置いておきたいのである。
 個人の事務所としては、書籍は多い方であろうと思うが、それでも足りない分野の本があり、マニアックな分野の本であると、それほど売れないことが想定されるので、値段設定も高くなっていたりするのである。
 中には絶版になっているものもあり、中古市場で探すのだが、定価よりも高いこともしばしばである。
 福知山花火大会引火事故の関係で、火災の関係の法律書をのきなみ購入してみたが、けっこうこの分野の本は充実していることがわかり、あれもこれも読みたいと思い買っていると、けっこうな費用になってしまった。
 守秘義務があるのでかけないのだが、八月に引き受けたほかの事件の関係でも大量の本を買っている。
 これが結果に結びつくことを願って(結果がお金に結びつくこともあればそうでないこともあるが)、せこせこと本を読む日々である。

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2013年9月 4日 (水)

読書日記9月4日

「アーサー王の墓所の夢」創元推理文庫。アリアナ・フランクリン。
 イギリスで歴史ミステリの何かの賞を受賞したという帯を見て、アーサー王伝説と絡めた作品であろうかと思い興味を持ち購入。
 内容的には結論が途中でわかってしまい、たいしたトリックもなく、今ひとつの出来という感想。

「真田三代(上)」NHK出版。火坂雅志。
 歴史小説家である作者が描く真田一族の物語。真田幸村が大阪の陣で最後の突撃をし、家康を追いまくり、その結果討ち死にをする場面を読みたいがため真田一族の本をつい買ってしまう。いろいろな作品で比較して愉しむのである。
 まだ下巻は読んでいないが、歴史小説としての出来はよくないし、文章も稚拙というところがある。新聞連載作品とあったので、長い話を短くするためにやむなく描いていないのかもしれないが、合戦の描写があっさりしすぎている。
 下巻を続けて読むかどうか、非常に悩ましいところである。

「熊を放つ」(上)(下)中公文庫。ジョン・アーヴィング。村上春樹訳。
 村上春樹訳の海外小説。ガープの世界という作品で人気作家になった著者のデビュー作。ガープの世界も買ってあるのだが、順序としてデビュー作から読んだ。
 この中で出てくるジギーはなんとなくケルアックのオン・ザ・ロードという作品に出てくる人物に似ている気がする。
 ケルアックとこちらとどちらが先の話なのか知識がないので知らないのだが、こういう人物設定は海外ではひとつの人物モデルとしてあるのかと思った。
 作品としては完成度は低いと村上春樹もいっていて、そのとおりだと思うが、ものすごく作品にパワーを感じる。
 これは一読の価値のある文学書。

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2013年9月 3日 (火)

高校生の集団

 先日電車で、高校生の集団が乗り込んできた。部活でこれから試合にでも行くところなのであろう。
 乗り込んで来てみな朝ご飯を食べ出した。まあこれは育ち盛りだからいいだろう。
 しかし、朝からテンションが高く、友達を笑わせるために電車の床に寝たり、冷麺など汁が出るものを食べ出したりして、大騒ぎをして、大変迷惑であった。

 ツィッターなどでおもしろい(と彼らが思っているが、時には違法行為)写真を撮って掲載することが問題視されているが、床に寝ている友人をカメラで撮影したりしていたところを見ると、その写真も投稿するのかもしれない。
 寝ていた床は、私が降りるドアの前で、さりげなく降りる際に足で軽くその高校生を蹴飛ばしはしたが、こういう傍若無人な態度を取る若者が増えていくと、日本の将来はどうなるのであろうかと、またもやおじさん的なことを考えてさせられてしまう朝のヒトコマであった。

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2013年9月 2日 (月)

歩道のつた

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 小次郎の散歩道にあるつたに覆われた標識である。
 2メートル以上ある標識が、つたによって完全に覆われて、さらにつたが周囲に絡むものを探して伸びている。

 RPGでこれをモチーフにした怪物が作れそうであるが、これを見ていると、人類が滅んだ後の世界は、植物が席巻すると書かれていた本を読んだことを思い出し、そのこともあながち誇張ではなさそうに思えてくる。

このつたの横に半日でも立っていたら、身体中がつたで巻かれてしまいそうであり、何となく植物の意思のようなものを感じてしまう。

 夜に暗い中でこのつたら絡まれた標識からつたが腕のように伸びて、風にゆらゆら揺られているのは、あまり見ていて気持ちのいいものではない。

 オチはありませんが、この暑い中で雨が降らずとも、こうした雑草は元気である。

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