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2013年10月15日 (火)

読書日記10月15日

「手彫り日本史」文春文庫。司馬遼太郎。
 日本史上のいろいろな論点について、司馬がインタビューを受けて語る形式の1冊。自分の作品で好きなものを珍しくあげていたり、思想がないことを日本人は恥じる傾向にあるが、逆に思想がある故発展しない場合もあると日本人観も交えて語られる。

「深重の海」朝日文庫。津本陽。
 津本陽の直木賞受賞作。
 和歌山県大地の海で伝統の捕鯨漁をする男たちとそれを取り巻く女性たちの悲劇を描いた作品。
 ある意味、弁護士も狩猟民族(安定して仕事がある保証はないので)であるため、漁師の生き様に感銘を受けるところも多かった。

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