読書日記11月18日
「あじわい夕日新聞」朝日新聞社出版。原由子。
サザンの原坊が朝日新聞に連載していたもの。桑田佳祐の闘病で一時中断している。自分の話題というより、桑田さんの話題の方が多いような気がする。原坊は、本当に桑田さんが好きなんだなと実感。サザンファンにはお勧めです。
「フォークナー短編集」新潮文庫。フォークナー。
フォークナーは気になっていた作家であるが、まだ読んだことがなかったのでまずは短編集から読んだ。南北戦争後の白人による黒人差別や迫害が多く描かれており、こういう文学は初めて読んだので、「城」同様、一つの衝撃ではある。
割合すぐに読めるので、お勧めである。
「とっぴんぱらりの風太郎」文芸春秋。万城目学。
大阪の陣を舞台に忍者が戦う話であろうと思い読み出した。まあ、普通の読後感で、よくある話といえば話である。特に目新しいものはなく、歴史時代小説をたくさん読んでいる人には、読まなくていい作品かと思われる。
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