読書日記12月3日
「ドライブ・マイ・カー」文藝春秋。村上春樹。
雑誌に掲載されていた村上春樹の短編。今までの作品と少し違う雰囲気の作品であるが、なんとなくこれを基に長編を書きそうな感じもある。
「江戸の備忘録」文春文庫。磯田道史。
武士の家計簿を書いた作者によるエッセイ。二宮尊徳が妻と別れて、妻が後に落剥した際にも冷たい対応をしたなど、全く知らない話も多数。
信長が、沼で農民が見た怪物を探すのに沼の水を抜かせて、脇差しを加えて怪物を探したという逸話は、信長の違う側面を見せてくれる。
あと、人生はニャンとかなると、人生はワンチャンスという猫と犬のかわいい写真が満載の作品もおすすめです。写真を見ているだけで、ほんわかした気分になります。
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