報道による限界2
世間の耳目を引く事件を担当すると、マスコミから取材の要請があり、時にはテレビ用に1時間近くインタビューを受ける時もある。
1時間近くインタビューを受けて、使われるのは2秒とかいうことも珍しくない。
使われればいい方で、ほかの事件との絡みで、全て放送されないこともある。
記者によれば、放送できなかった事情を説明の上、謝罪されることもあるが、何の一言もないことがある。
そうなると、こちらも人間であるから、次にその局から取材要請があったとしても、ちょっとどうしたものかという気持ちにもなる。
記者会見も同様で、マスコミからのたっての要請で行っても、1行程度か、全く使われないこともある。テレビが入っても放送もされないこともある。これも外の事件との関係であって枠が取れなかったり、あるいは事件の他のことを書くためスペースが割かれてそうなってしまっている。
もちろん、担当した記者やカメラマンも悔しいとは思うが、何の一言もなく、いいのかいなという気分になるのは仕方があるまい。
以上である。
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