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2014年3月31日 (月)

読書日記3月31日

5年で売上2倍の経営計画をたてなさい 」中経出版。小山昇。
 利益を出し続けている筆者の経営に関するノウハウ。業界がダメになっていっていても、やり方次第で業績は伸ばせる、というもの。
 中々弁護士業界に取り込むことは難しい話が多いようには思われた。

「人間臨終図鑑 1」(新装版)。徳間文庫。山田風太郎。
 死亡した年齢別に歴史上の著名人の死の瞬間を描いた作品の一巻目。
 ただ死の瞬間を描くだけではなく、一生の業績がコンパクトに分かるようにしてあるものもある。
 この人はこんな死に方をしたのか等々、非常におもしろいし、早死にしている人に共通しているところなども見えてくる。

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2014年3月28日 (金)

事件を複雑怪奇にする弁護士

 戦う事件も必要だが、戦うのはあくまで依頼者の代理人としてであり、相手の弁護士とケンカをするわけではない。相手方本人と戦うわけでもない。
 あくまで代理人として依頼者の正当な利益の実現のためにしているのである。

 しかし、依頼者と一体化していたり、時には依頼者よりも激高して、事件を弁護士が複雑怪奇にしてしまう弁護士がいる(最近増えた気もする)。

 依頼者の正当な利益の実現のために努力することは当然であるが、不当な利益を確保させようとしたり、弁護士が報酬欲しさに事件を複雑怪奇にしようとしているのではないか、という気がする事件がないでもない。
 

 困ったもんである。
 以上。

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2014年3月27日 (木)

安西水丸さんのご冥福をお祈りいたします

 作家・イラストレーターの安西水丸さんが19日、脳出血のためお亡くなりになられた。
 慎んでご冥福をお祈りいたします。

 安西氏は村上春樹氏の書籍に挿絵を描いたり、「がたんごとんがたんごとん」という絵本は今も人気がある著名なイラストレーターであった。柔らかく、優しい絵柄は私も大好きであった。
 71歳という突然の死は惜しまれてならない。

 安西さんは葉巻の愛好家としても知られており、たまに男性誌に葉巻のエッセイを書いていた。
 安西さんは、ひどい時にはほぼ毎日バーに通い、一人バーで葉巻をくゆらしながら、その間にギムレットを一杯か二杯飲むと書いていた。
 葉巻のヒュミドール(保管庫)を持つのは、ボーリング好きが高じて自分のボールを持つようなものだとして恥ずかしいのでしていないというような(うろ覚えだが)エッセイも書いておられたように思う。
 確か当時私がそのエッセイを読んだときには私は既に葉巻を吸い出していて、ギムレットをバーで飲むようになっていたので、「安西さんの真似のようやな」と思ったことを思い出す。
 安西さんのエッセイが載っている雑誌は、捨てずに自宅の本棚に収めてある。

 また、安西さんの絵も見たかったし、安西さんの葉巻エッセイを読みたかった。
 残念な人を失った。

 黙祷。

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2014年3月26日 (水)

関西カップ第7回大会

 連休の真ん中の土曜日は、関西カップ第7回大会であった。
 過去には年間一回しか大会がなく寂しかったので、春に体力をあげていくきっかけとなればと思い、京都・大阪・神戸の3チームで2チームずつを出し合い、戦うカップ戦を作ったのである。

 1回から5回までは京都のヤングチームが優勝したが、昨年は大阪にとうとう6連覇を阻まれた。
 私が所属する京都マスターズは過去6回中、6チーム中6位が5回、一回だけ5位というていたらくである。
 3月にする大会なので、移動などがあり参加出来ないものもおり、京都はここのところだいたい人数不足になってしまう。
 今回も他のチームと比べると、交代要員が少なく、非常につらい大会であった。

 20分ハーフで1日3試合なので、最後の試合はもうバテバテである。私も6ハーフ中5ハーフ出たので、100分出ていたことになる。43歳にはつらい。

 結果は京都マスターズは6チーム中ぶっちぎりの6位。初戦大阪1(強い方)と1-0で敗戦したが、チャンスもあったので、「俺たちいけるのでは・・・」と勘違いして次の試合の神戸2戦でラインをあげて攻めに行ったところ、相手の若いフォワードに裏を取られまくって4-0。まあ、攻めに行くとえてしてこういう結果となる。

 5位6位決定戦は神戸1とであった。ある程度攻め込む場面もあったのだが、結果は2-0と敗戦。みな、最後は足が止まっていた。

 京都ヤングはリーグ戦を危なげなく勝ち進み、決勝に進んだが、1-0で敗戦。こちらも交替要員が少なかったのと、最後にこちらのフォワードが裏に抜けたのをオフサイドの誤審を取られたのが痛かった(我々はちょうど最終ラインで見ていたので、パスが出た瞬間は完全にオンサイドであった。ちょっと線審がルールを勘違いしていた可能性もある)。

 来年は京都ヤングは優勝を取り戻し、京都マスターズは得点を取って最下位脱出をはかりたい。
 1日外にいたため花粉を吸い込んで翌日はダウンしていたが、まあ、楽しい1日であった。
 ヘタでもサッカーは楽しい。

 以上です。

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2014年3月25日 (火)

小次郎、12歳になりました

Mini_140323_1846000100010001 勝手に13歳と私が思い込んでいたのだが、小次郎の血統書によると、昨日で12歳であった。

 小次郎、ジジイと思っていてすまない。

 12歳になっても別に変わらない感じであるが、長生きして欲しいものである。

 敢えてぼかしてみた。

 この顔で見つめて、私からおやつをせしめていくのである。

 以上。

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2014年3月24日 (月)

北部への出張

 先週の水曜日に福知山に仕事で行ったが、その夜と翌日は、花粉症の症状が悪化した。
 北部に行くまでは山の中を通っていくのだが、特急の窓から見える杉はびっしりと花粉をつけて茶色をしており、これが全て飛散していくと考えると空恐ろしい。

 当日は福岡は黄砂と花粉とPM2.5で空が煙っていたという報道もされている。
 黄砂も先祖代々から掘ってはいけないという言い伝えがあったのに、農地化するために土を掘り起こしたところ、黄砂が風で飛んでいくようになったのである。
 PM2.5も暖房を各家庭に送るための石炭を燃やす工場がきちんと濾過していないため巻き起こした公害である。
 杉についても、杉を植えれば売れるとして過去に多くの杉を植えたが、輸入材の方が安価であるため、杉が売れなくなり、放置された杉が、自らの種を保存するために多くの花粉をつけるようになったといわれている。
 三者に共通するのは、全て自然の害ではなく、人間が行った行為によって結果として人間が害を与えられているところであろう。
 また、人間が起こした害によって、利益を得るのも人間である。花粉症による市場規模を考えるとこれまた何なのだと思うことがある。
 そうはいいつつ、対処療法をしなければ仕事にもならないので、目を洗い、鼻に噴霧器で薬を入れて、アレルギーの薬を飲んでこの時期はやり過ごすしかない。

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2014年3月20日 (木)

読書日記3月20日

「本能寺の変431年目の真実」文芸社文庫。明智憲三。
 明智光秀の子孫である筆者が史料から本能寺の変の真実を推理したもの。
 読んでいてなるほどと思うところ、そうではないと思うところがあったが、本能寺の変関連本が未だに出版されて売れるのは、それだけ、この反逆が謎に満ちているせいであろう。
 また、豊臣秀吉は情報戦に長けていたし、その後徳川家康が天下を取ったこともあって、情報操作がされたために、真実が見えにくいこともその一因となっているものと思われる。

「これからの正義の話をしよう」早川書房。マイケル・サンデル。
 ハーバード大学であまりの講義の人気ぶりにテレビ放映もされた筆者が講義したものをベースに書籍にまとめたもの。
 政治哲学を語っている。
 自由主義者のどこに問題があり、平等主義者のどこに問題があるかを優れた指摘で描き出す。
 過去の哲学者の主張をまとめて、それに対する批判を展開することで、問題をあぶり出している。
 具体的な事例に則して語られるので、非常にわかりやすい。
 政治哲学を勉強したことはなかったはずなので、初歩がわかり勉強になった。

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2014年3月19日 (水)

桜の盆栽

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 うまくいかず写真が横になってしまっているが、昨年購入した桜の盆栽を庭で育てていたところ、つぼみがついてきた。
 写真ではよくわからないであろうか。
 事務所の中で育てていたものは、日光が足りなかったせいか、すべて枯らしてしまったので、去年のように花をつけてくれるか今から楽しみである。
 

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2014年3月18日 (火)

京都弁護士会の新しい取り組み~若手とベテランのマッチング~

 以下、読売新聞3月15日の記事からから引用。

「若手弁護士の質の向上につなげようと、京都弁護士会が4月、経験の浅い若手と、仕事相手を探すベテランを結び付けるマッチング制度を導入する。

 所属弁護士のうち5年目までが3分の1を占めるようになり、若手の経験不足が弁護士全体の信頼低下を招きかねないという危機感から、ベテランのノウハウを伝授する狙いがある。弁護士が仕事を分け合う仕組み作りは珍しいという。

 制度では、若手らが「消費者問題」「知的財産権」などの項目から得意分野と、共同で受任したい分野を申告。同弁護士会がこれらを会員専用ホームページ(HP)に公開する。HPを見たベテランらが連絡を取り、条件などで折り合えば、共同で仕事を進める。

 法曹人口の拡大を目指した司法制度改革で若手弁護士が増えており、京都弁護士会でも会員667人(2月1日現在)のうち、弁護士登録から5年目までが計196人と3割に上る。

 一方で、2012年の弁護士白書によると、弁護士1人当たりの人口は京都府が4929人と、東京都(909人)、大阪府(2381人)に次ぐ3番目で、弁護士間の競争は激しい。

 3年目のある弁護士は、法律事務所で「イソ弁(居候弁護士)」を1年経験し、昨年独立した。だが、労災の相談を受けた時、初めての分野で仕事の進め方がわからなかった。不安が依頼者に伝わったのか、受任できなかったという。

 あるベテラン弁護士は、民事訴訟で相手側の若手弁護士が作成した書面に驚いた。「殺されかけた」などと、依頼者の感情的な発言をそのまま記載していたからだ。「一歩間違えれば不法行為」とあきれ、「場数を踏む機会が少ない。就職難ですぐに独立し、学ぶ先輩もいない」と指摘する。

 ただ、ベテランにも「仕事はあるが、手が回らない」「若手の誰と組んだらいいのかわからない」などの不安があるという。
 弁護士業務推進委員会の谷口直大副委員長は「マッチング制度では経験値を高められ、ベテランの悩みも解消できる」と話している。

 以上が引用である。この制度は他会でも取り入れられていたと思うが、成功したという話は聞いていない。
 一つには、ベテラン・中堅側からいうと、若手に仕事を教えつつお金も折半するというような話になるが、ベテラン・中堅側からいうと、お金は折半だが仕事の大半は若手に指示だけするしやってね、ということの方が過去には多かったせいがあろうかと思う。
 もともと知り合いの若手で出来る弁護士とタッグを組む方がラクだというところがあるせいかもしれない。
 ただ、弁護士会として、若手のOJT不足は深刻であるから、対策を講じることは喫緊だと思うことはある。
 この中で、相手弁護士の書面を見て驚いたベテラン弁護士の話が記載されているが、そのような若手弁護士が増えていることも事実である。

 例をあげると、
1、自らの主張に基づいてこちらに一方的にこうせよと連絡してくる。こちらにはこちらの主張があるので応じられないというと怒り出す。
2、相手方本人や私自身に対して、懲戒請求を出せば通るような名誉毀損的な発言や書面の記載を平気でする。
3、事実関係の裏も取らず通知してきて、こちらが指摘すると、そのまま何の連絡もない。

 その他、数え上げればキリがないが、この制度が、そうした弁護士としての基本的技能が欠落している(もちろん最初から出来ている人もいるし、事務所でトレーニングされてきちんとしている若手もいる)弁護士のスキルアップにつながればよいと思った次第である。

 

 

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2014年3月17日 (月)

名誉の尊重

 弁護士職務基本規程70条では、「弁護士は、他の弁護士、弁護士法人及び外国法人弁護士との関係において、相互に名誉と信義を重んじる」とされている。

 それぞれに依頼者がいて、それぞれの依頼者の立場で主張立証を尽くして裁判をしたり、和解したりするものである以上、相手の立場を重んじなさいということである。旧弁護士倫理43条でも同趣旨の規定があった。

 注釈弁護士倫理(有斐閣、日本弁護士連合会弁護士に倫理に関する委員会編)では、「当事者間の紛争には、ややもすれば憎悪の念に基づくいがみ合いにまで発展してしまっているものが少なくない。このような場合においても、弁護士は、極力そのいがみ合いの渦中に巻き込まれないようにして、法律専門家としての自覚に基づき紛争解決を適切に解決するべく、最善の努力をしなければならない。弁護士が、当事者と同じように、相手方関係者やその代理人に憎悪の念を抱き、その感情のままに紛争解決にあたるとすれば、得るものよりも失うものの方がはるかに多いであろう」(176頁より引用)とされている。
 旧倫理では、相手方弁護士を誹謗・中傷してはならないともされていた。

 相手方弁護士の行動に対して、原則して誹謗・中傷するような行動はしてはならないということである(これは、双方に依頼者がいる以上、事実関係の認識に差があるし、証拠の評価も双方の主張があるということから自ずとそうなるはずである)。

 弁護士の中には、弁護士職務基本規程を読んでおらず、あたかも自分が1級弁護士で、相手方弁護士が2級弁護士であるかのような連絡をしてきたり、発言をするものがいるが、そうした発言は弁護士職務基本規程に反するものといわざるを得ない。
 議論することは別であるが、昔はそうした弁護士はいなかった記憶であるので、昨今の状況は末期的症状であると感じる今日この頃である。

  

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2014年3月14日 (金)

弁護士会として出す文書のとりまとめ

 法律相談センター運営委員会の委員長と法曹人口PTの座長をしている。
 それぞれの責任者であるため、弁護士会として出す文書のとりまとめ作業をすることがある。
 法律相談センターの方はあまりないが、法曹人口問題検討プロジェクトチームの方はたまにある。
 座長である私も個人的な意見はあるが、座長はじっと我慢して委員からの意見を聞いて、委員個人個人の意見ではなく、弁護士会としてコンセンサスが得られる、あるいは得られるであろうという意見をとりまとめしなくてはいけない。
 委員は各委員で好きなことをいえばいいのだが、座長はそれをとりまとめして、起案も座長が一人でする(ことが多い)。もちろん異論なく揉めない委員会もあるだろうが、法曹人口問題というのは、様々な意見の人がいるので、中々とりまとめも大変である。
 この座長ももうだいぶ長いことやっている。
 ただ、自分でいうのもなんだが、こういうとりまとめ作業は誰にでも出来るものではないし、司法修習の期というものもあるので、私の代わりとなる人が入らないことには座長は下りられない。
 いきなり過去の経緯を知らない1年目や2年目の人が座長となるわけにもいかないし、逆に30年選手に座長をしてもらう訳にもいかず、18年目の私がしている(ただ、5年ほどしている気がする)。
 役員は役員で、弁護士会の議決機関にあげると袋だたきになったりするのであるが、役員は1年で交替である。
 ずっとやっていると、時折座長職や委員長を放り投げたくなる気になるのは人間である以上仕方ないであろう。去年であったか、会務活動をしている数(行っていないのも多いけど)は私が京都で1番と発表された(でも何も弁護士会からもらえる訳でもない)。今年はさすがに減らしたが。
 たまには愚痴も出るが、弁護士である以上、弁護士法1条の精神で気をとりなおして、新年度に向かうのである。

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2014年3月13日 (木)

最近の小次郎君(写真なし)

 うちのワンコの小次郎君は、最近ところかまわずそそうをする。時にはおっきい方までする。
 片付けている尻からしたりする。

 毎日私は起床してすぐに散歩に連れていくのであるが。

 ネットで調べてみると、発情をするとオスはマーキング活動をするためそそうをするようになるそうである。

 春なので、小次郎君も発情しているのであろうか。
 近所で猫が「アオン」と発情した声で鳴いているので、そうなのかもしれない。
 しかし、小次郎君はもうすぐ13歳であり、人間でいえば爺様なのであるが。。。

 早くそそうをしなくなって欲しいもんである。

 以上です。

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2014年3月12日 (水)

読書日記3月12日

「白痴」(下)。新潮文庫。ドストエフスキー。
 ようやく読み終えた白痴の上下巻。両巻併せて1400ページくらいはあったろうか。
 ドストエフスキーは、手紙の中で、この作品の主人公をキリストをモデルにし、どこまでも純粋な人間を描こうとしたと語っている。
 この作品の中では、様々な人間としてのタイプも描かれている。ホラばかりふいて家族の恥さらしになっている将軍。世間体を気にする父と母。
 汚されながらもその魂の奥底には汚れない純粋さを保つナスターシャ・フィリボナ。
 そして汚れを知らないもう一人のナスターシャであるアグラーヤ。
 アグラーヤと主人公のムイシュキン公爵の恋はどうなるのか。そして、ナスターシャ・フィリボナとムイシュキン公爵の仲はどうなるのか。
 ラストに向けて、怒濤の展開を見せる作品。
 読みづらかったが、文学として後世に残る作品というのは人間の永遠の主題を描いているということを思い知る。
 40を過ぎてから遅い文学読みだが、しばらく時間をおいて、別のドストエフスキーも読んでみたいと思う。

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2014年3月11日 (火)

こんなことになりますよ・・・と言われても

 時折、事件の相手方弁護士から電話があり、「先生の主張だと、こちらはこういう手段に出ざるを得ないですが、そのことはご承知ですか。考え直すおつもりはありませんか。」などといわれることがある。
 こちらは弁護士であるし、それなりの経験も積んでいるので、そちらの考えることくらい当然考えた上で、それで事件を受任してるんだからなあと思いながら「当然承知していますよ」と答えるだけである。

 こんな質問をしてくること自体失礼千万であるし、「そんなことになるんだったら、大変ですから、撤回します」などとなるはずもない。こういうやりとりは、時間の無駄である。

 このテの代理人は、たいてい、こちらが相手がこんなことになるということに対して突っ込むと、そこまで詰めていないので、モグモグ言って終わりになることも多い。
 まあ、後は裁判所で戦うことになる。
 相手方代理人に対する口の聞き方も覚えて欲しいもんである。

 以上。
 
 
 

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2014年3月10日 (月)

他会よりの法律相談に関するヒアリング

 全国的に弁護士会が主催する法律相談の件数が落ち込んでいるため、京都弁護士会でも活性化すべく他会のヒアリングを行うことがある。その一方で、京都もヒアリングを受けることもある。
 これまでは、他会との交流がなかったか少なかった分野であるが、いろいろな単位会との交流がはかられる中で、法律相談が伸び、市民への法的サービスの充実がさらにはかられて、また、弁護士の仕事にもつながるといいと思う。

 5月には日弁連で全国の法律相談に関する協議会が実施され、私は出席する予定であるが、先進的な取組をしている会などの情報を取り入れて、京都も活性化出来るよう鋭意努力したいと思っている。

 しかし、相談担当弁護士の質が悪ければ、いくら相談に来てもらったとしても市民へのサービスにはつながらないと思うので、相談担当弁護士の質の維持というのも非常に大事である。

 今年度は新潟と札幌に行かせてもらい、いろいろな点で参考となることが多かったので、次年度もどこかの会にお邪魔させてもらい、ヒアリングをして、京都で取り入れられることは取り入れようと思っている。

 まじめですが、今日は以上です。

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2014年3月 7日 (金)

判決和解等速報3月7日

 免許取消の聴聞手続に代理人として出席し、意見を述べた結果、「不処分」とされた事例。
 担当弁護士は河野と堀田でした。

 刑事事件の方も不起訴となっています。
 内容は守秘義務もあるため、詳細は書けませんが。。。

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2014年3月 6日 (木)

裁判所による訴状などの補正

 裁判所に訴状を出した際、訴状の誤字脱字や計算間違い等が指摘されることがある。
 他人のものはよく見えるのである。

 差し替えなどで対応するが、中には、自分の好みで指摘してくるものもいるし、こちらの趣旨は違うのでこうだということで電話で説明することもある。好みで指摘されるのはかなわないし、趣旨を取り違えているのもかなわない。
 出来上がったものにケチをつけるのはラクである。

 裁判所も、時々判決で間違っていることがあり、更正決定をする。裁判所も自分の書いたもののチェックでは漏れることがあるということである。

 

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2014年3月 5日 (水)

花粉の季節

 今年もまた嫌な季節到来である。
 私は杉花粉のアレルギーがひどいので、鼻だけでなく粘膜にも来る。

 目の粘膜が炎症を起こして、物が見づらい(目の粘膜が突っ張る感じがする)。
 時には胃腸も調子が悪くなる。
 いきおい、仕事への集中力も低下する。

 とりあえずアレルギーを抑える薬を飲んで、連休明けくらいまで頑張るしかない。
 関西の花粉は多いようなので、それもまた憂鬱である。

 この時期は、お酒も弱くなる。
 お酒もほどほどにしよう。

 以上です。

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2014年3月 4日 (火)

何倍の賠償金

 先日、ネットで参考になる資料はないかと思い検索していたら、法律事務所で交通事故をたくさんやっているという事務所のページにヒットしたのでさらっと見ることがあった。
 あまり参考にならなかったのだが、示談提案から何倍の賠償金が得られたかを一覧にしていた。
 その手間もすごいが、示談提案から何倍の賠償金を獲得出来たかということは、やはり相談する人には知りたい情報なのだろうかなと思ったりした。

 既に今まで支払った保険金で十分だとして、債務不存在が出されることがままあるが、そういう事件だと保険会社の主張はゼロということになる。
 そういう事件で、かつて私は1000万円超の損害額を認めてもらい、支払ってもらったことがある(自賠責は非該当であったところ、裁判所では12級となったためである)。
 この事件だと、賠償金はゼロだから、何倍ということは出来ないが、1000万倍ということはいえるのかなと思ったりする。
 だいたい保険会社の提案は低いことが多い(交通事故をしている弁護士にはもはや公知の事実である)から、たいていの事件では後遺障害の等級に争いがなかったり、事故態様に争いがない事件では訴訟をすれば増額にはなるだろうし、遅延損害金も入れるとさらに増えると考えられる。

 私もホームページなどで多少書くことはあるが、そのほかのホームページで見ていると、それなりの弁護士に依頼したとすれば、結論はまあこうなるだろうなという結論をあたかもその弁護士の知見がすぐれていたから賠償金を獲得出来たかのような記載も見受けられる。

 私も使おうかな。1000万倍の賠償金獲得とか書いて。

 以上です。

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2014年3月 3日 (月)

自分の言葉に酔う人

 会議などで話をし出すと、自分の言葉に酔い、ほとんど誰も聞いていないのに話し続ける人がいる。内容を聞いていると、30分話したとしても、その内容は、同じことの繰り返しで、5分で済むような話が大半である。

 こういう人はプロではない。弁護士は与えられた時間で簡にして要を得た説明をするべきである。説明や意見を述べたことで時間が足りなくなることもしばしばである。

 あるいは、用意したレジュメをただ読んでいる人もいる。そうであれば、読めば済む話なのであり、レジュメを整理した上で説明すべきであろう。

 会議を主催することが多いので、ほかの会議でそうした人がいると、イラッとする。

 以上です。

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