読書日記8月8日
「はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか」文春文庫。篠田節子。
科学や自然に翻弄される人間の姿などを描いた短編集。
題名が面白そうだったので購入。
人生で必読の書とまではいえないが、気分転換になる本。
「三国志外伝」文藝春秋。宮城谷昌光。
完結した三国志の中で、おそらく作者が描きたかった脇役たちの一生を描いた外伝。
今まで小説で取り上げられることのあまりなかった人物たちを取り上げている。
「ロマの血脈」(上)(下)竹書房文庫。ジェームズ・ロリンズ。
シグマフォースというアメリカの諜報機関が大活躍するシリーズ。これで4作目だが、この作者の作品はなかなかおもしろい。
実在する話や説を、科学的裏付けを相当もって小説に仕立てていく。
全ての作品が映画の原作になりうる作品。
これまた人生で読む必要はないかもしれないが、読後の爽快感はある。
| 固定リンク
コメント