読書日記9月30日
「スプートニクの恋人」講談社文庫。村上春樹。
村上春樹を理解しようと間を空けて読んでいるのだが、この作品もいつもの村上春樹。
伏線を張りまくって、結局のところ全てが謎のまま終わる。
それを余韻と考えるか、ストーリーととして不完全と考えるのかの違いなのだろうか。
あと何冊かは買ってあるので、今手元にあるものは読んでみよう。。。
知の巨人、立花隆の週刊文春で連載されている読書日記をまとめたもの。
冒頭で、「本好きは金があれば本を買うし、時には借金をしてでも買う」と立花隆は述べているが、未だ読んでいない本が数百冊はあるにも関わらず、次々に本を買ってしまう私からすると、我が意を得たりという気にさせられる。
私は立花隆ほど本は読めないが(弁護士が本業であり、立花隆と異なり本を読むのが仕事の一部ではないためである)、もっともっと本を読む時間が欲しいと思わせられる本である。
結局、この読書日記を読んでどうしてもこれは読みたいという本を何冊か注文してしまった。。。
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