読書日記11月18日
「無神論」中公公論新社。竹下節子。
無神論の歴史について整理がされた書籍。一度無神論について整理したいと思っていたので、読了。
中世ヨーロッパはキリスト教信者が神を畏れて敬虔な信者ばかりかと思っていたところ、そうでもないということも整理されていて興味深く読んだ。
私は日本人古来の宗教観はあるが、キリスト教徒ではないため、完全に理解したかというと、怪しいところもあるのだが。
中には、神の存在を理由なく認識して、無神論の立場から信仰に目覚める人もいるというが、そのような人は希であろう。
平易な言葉で書かれているので、無神論の考え方や歴史を知りたい人には格好の入門書となるのではないかと考える。
平易な言葉で書かれているので、無神論の考え方や歴史を知りたい人には格好の入門書となるのではないかと考える。
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