交通事故の被害者専門・・・
交通事故の被害者ならお任せくださいという事務所のホームページがたくさんある。まあ、私も交通事故はたくさん手がけていて、専門の頁も作っているのだが。
さぞものすごい結果を出しているように書かれているのだが、そうした事務所を断ってきた依頼者から事情を聞いたり、そのほかの情報からいろいろなことが分かる。
例をあげると、
1、交通事故をたくさんやっていると聞いていたので信頼していたが、後から聞くと、「これだけ高い等級の事件はやったことがない」といわれた。あるいは、「高次脳機能障害は実は初めてでした」というもの。
→いや、そうであれば、さも何でも出来るとアピールするなよ、という話である。
2、低い等級の事件はやらず、死亡事件か高次脳機能障害しかやらない。
→ご本人には何かポリシーがあるのかもしれないが、我々弁護士からすると、「一発で高額に稼ぎたいのか?」となる。
→いや、そうであれば、さも何でも出来るとアピールするなよ、という話である。
2、低い等級の事件はやらず、死亡事件か高次脳機能障害しかやらない。
→ご本人には何かポリシーがあるのかもしれないが、我々弁護士からすると、「一発で高額に稼ぎたいのか?」となる。
3、等級認定の際にたいしたことをしていない。医者に書いてもらった診断書をそのまま右から左に保険会社に出すだけ。
→事案にもよるが、医師に「この点はこうではないか」とか聞きに行ったり、書面で質問したりすることも我々からすると多々あるのだが。。。
→事案にもよるが、医師に「この点はこうではないか」とか聞きに行ったり、書面で質問したりすることも我々からすると多々あるのだが。。。
4、判例検索で自保ジャーナルがない。
→交通事故の判例検索では、やはり自保ジャーナルが圧倒的に事例数が多い。これで調べてくれないで、交通事故に詳しいといえるのであろうかという疑問。
→交通事故の判例検索では、やはり自保ジャーナルが圧倒的に事例数が多い。これで調べてくれないで、交通事故に詳しいといえるのであろうかという疑問。
自保ジャーナルの本も事務所で取るくらいはすると思うのだが。
あまり書くのも何なので、これ以上書かないが、全く知識も経験もないのに、「●●はお任せください」というのもどうなのかと思うのである。
以上。
以上。
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