メモの効用
人間は忘れるので、弁護士もメモを取ることは重要である。中にはメモをほとんど取らず覚えている弁護士もいるようだが、凡人の私には無理である。
電話で打合をしたことも、メモを書いておかないと忘れてしまうことがあるので、メモを取るのだが、メモ用紙がどこかに行ってしまい、メモ用紙を探すという本末転倒なことをしている場合もある。
独立して数年してから、メモを探す方が手間であるということに気づき(遅いか?)、最近は電話のところにノートを一冊置いておいて、全ての電話は日付を書いてここに書くようにしている。
電話で打合した事項や、連絡があったことはここには書いてあり、処理が済むと赤ペンでチェックをする。こうすると、メモがどこかに行くということもないし、処理のし忘れもなくなるのである。
こんなことをしなくても、記憶力のいい人は全て処理していけるのであろうが、凡人には無理であるし、逆に、きちんとメモを取っていれば、記憶する分の脳の負担が減って、他の仕事に邁進できると思っているのであるが、どうであろう。
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