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2015年3月18日 (水)

カムトゥセプテンバー

 新人弁護士や修習生は、だいたい顔を見れば分かる。
  プロの顔をしていないからである。
 仕事をしていたりした人は社会人経験があり、そうでもないが。

 修習生が偉そうに話をしているところにたまたま居たのだが(私を弁護士とは気づかなかったようで)、話をしている内容と、顔つきの甘っちょろい感じとのギャップを横目で見ていた。
 まあ、私もそんな時代があったのだが。

 私のところの弁護士も顔つきは入所した時に比べると、プロの顔つきになってきていると感じる。

 表題は、「9月がくればプロの顔になる」という意味で、私の修習指導担当の先生が言われていた言葉である。私の時代は修習が2年間で4月登録だったので、半年くらい経てば顔つきが変わるという意味合いだったようである。

 今は事件数も減っているので、顔つきが半年で変わるかどうか。
 訴訟での相手方代理人の対応を見て、「新人かいな?」と思って検索してみると、それなりの経験年数だったりすることもあり、今はカムトゥセプテンバーの時代ではなくなったのかもしれない。

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