私の師匠の一人が亡くなられました
4月4日午前、私の師匠の一人である、京都弁護士会の中村利雄弁護士が亡くなられました。享年67歳でした。
あまりに若すぎる死に、物が考えられず、ただただ残念という陳腐な言葉しか出てきません。
年齢は離れていましたが、二人でよくお酒を飲みに行かせてももらい、事件でもアドバイスをもらい、独立に当たってもアドバイスをもらい、弁護士としての心構え、その他たくさんのことを教えていただきました。
突然、夕方事務所に来られて、飲みに誘っていたただいたり、仕事のことを話していただいたり、委員会のことで貴重な意見をいただきました。
突然、夕方事務所に来られて、飲みに誘っていたただいたり、仕事のことを話していただいたり、委員会のことで貴重な意見をいただきました。
病気を患らわれてからも仕事を懸命にされておられ、病院でも最後まで事務所に行って仕事に行くと言われたとお聞きしました。いつも仕事のことを考えておられ、弁護士の仕事が好きだった中村先生らしいと思っています。最後に先週に病院でお会いした時も、身体は辛かったと思いますが、いつものユーモアあふれる中村先生でした。「また、来週くるわな」と言って病室を最後にした時、片手を挙げて「オウ」と言っていた姿が私が見た中村先生の生前の最後の姿となるとは思っておりませんでした。
もう、あの中村先生の笑顔が見られないと思うと、いいようのない寂寥感を感じます。私の半身を失ったような気がいたします。
今回の冬は寒く、「寒い」「寒い」と言われていた中村先生にユニクロのヒートテックと薄手のダウンをプレゼントした時に、その場で喜んでいただいて、スーツの下にダウンを喜んで着てにこやかに笑われていたお顔が忘れられません。冬の間、毎日、着ていただいたとお聞きしました。
日曜日にお顔を見せていただきました。穏やかな顔をされていました。
日曜日にお顔を見せていただきました。穏やかな顔をされていました。
中村先生の分まで、弁護士として、天国の中村先生に笑われないような仕事をしていきたいと思います。中村先生のように、最後の最後まで弁護士の魂を忘れないように弁護士として生きていきたいと思います。
中村利雄先生のご冥福を心からお祈りいたします。
中村利雄先生のご冥福を心からお祈りいたします。
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