事件のことを大声で話をする小僧弁護士
先日、日弁連の喫煙室で葉巻を吸っていたところ、若い弁護士が大きい声ではしゃぎながら事件のことを話ししているのがうるさくて仕方がなかった。
電話で敢えて大きい声で話しをする人は「俺、出来るんだぜ」ということをアピールしたいように見受けられる。
守秘義務の点もあるし、また、通常日弁連の喫煙室にいるのは弁護士であるから(ベテランも多い)、このように喫煙室で大声で出来るアピールをされてもうるさいだけである。
こういう弁護士を私は小僧弁護士と名付けていて、正直、仕事が出来ないヤツだろうと思っている。
周囲にたくさん人がいるのに大声で話をしている時点でダメなヤツであるということが分かるし、ましてや事件のことを話するというのは言語道断である。
私は外で電話をするときは、周囲に邪魔にならないところに行き、声もいつもよりは落として話をするようにしている。また、事件の中身に立ち入ることなどはしない。
こういう小僧もそのうち経験を積んでいい弁護士になってくれればよいのだが、さてどうであろう。
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コメント
こういう人は自分の周りにも本当によくいます。中先生のおっしゃるとおり,自分は有能だと周りにアピールしたいのだと思います。
私も気が付かないうちに増長してしまわないように気をつけます。
中先生におかれましては,最近つらいことがたくさんあったかと存じますが,どうかお元気に過ごされますように。
投稿: 某地方の弁護士 | 2015年7月 3日 (金) 11時14分
某地方の弁護士さん、私も増長しているかもしれません。まあ、増長していると事件でころりと負けて反省することになるんですが。。。
気をつけます。
つらいことはありましたが、生来のんきな性格ですので、前向きに生きていっております。
投稿: 中隆志 | 2015年7月17日 (金) 16時45分