寝オチしかけている小次郎
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私自身は肉離れを起こしたことはほとんどないが(若干違和感がある程度で、1週間くらいで治る)、最近、サッカーをしていたり、運動会で走って肉離れを起こしている京都弁護士会の弁護士が多い。
これは、一度肉離れを起こすと、そこをきちんとケアしないと、筋組織が瘢痕のようになり、切れやすくなることも一因である。
あとは準備体操不足と、ある意味の運動不足が原因であろう。急激なダッシュにより、たとえばマラソンなどをしている人でも、ダッシュのため普段使っていない筋肉を傷めるのである。
私などオジサンにいえるが、それほど急激な負荷がかかるほどのダッシュができなくなってしまっている人は肉離れもしませんが。
みなさん、スポーツの秋ですが、怪我には気をつけましょう。
以上です。
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「刺青・秘密」新潮文庫。谷崎潤一郎。
谷崎の作品は地人の愛程度しか読んでいなかったのだが、40歳を超えて読む文学を一つのテーマにしているので、購入してあったものを読了。
谷崎の独特の世界観に貫かれている作品。
いくつかの短編が収録されているが、自伝的小説もある。
表題の秘密という作品が人間心理を描いているという意味で秀逸だと感じた。
「職業としての小説家」スイッチライブラリー。村上春樹。
ネットでの購入に反発した書店が1万冊確保したということで話題になった村上春樹氏の新作。
私はアマゾンで買えましたが。
現代小説の中で村上春樹は外せないという考えにいたり、時々読んでいるのだが、分からない作品も多く、この本を読んでも理解できないところがある。
しかし、何もかも理解できないのもまた村上春樹の小説の醍醐味なのかもしれない。
この本の内容としては、プロの小説家として、非常に自分を律して仕事に真摯に対峙する姿が語られており、「小説家」だけではなく、全ての職業、特にプロを自認するような仕事をしている人に感銘を与えるエッセイだと感じられた。
いい加減な書面で済ませようという誘惑にかられた時に(現実にはそんなことしませんが、人間なので誘惑にかられる時はある)、村上春樹氏のこの態度を忘れないようにしたい。
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「司馬遼太郎短編全集 6巻」文藝春秋。
短編全集の6巻目。
収録作品の中では、「俺は権現」「花房助兵衛」の2作品がよかった。
新撰組を描いた一連の暗殺作品は読んでいて気分が暗くなるが、実際の新撰組もこうであったろうと思われる。
美青年剣士として人気のある沖田総司が冷酷な暗殺者として描かれているが、実際の沖田総司もこうであったろうと思われる。
俺は権現は、笹の才蔵として名高い可児才蔵を描いた作品であるが、ここに書かれたようなことが本当にあったのかわからないが、司馬のことだからかなり史料を読み込んで書いたのであろうと思われる。
花房助兵衛は秀吉に暴言を吐いて打ち首にさせられそうになり、思いとどまった秀吉によって切腹に処分を変えられたが、もう一度思いとどまった秀吉に宇喜多秀家に「加増してやれ」と言わしめた豪傑である。
物慣れた歴戦の武将である家康と、侍大将程度の器量であった助兵衛との対比が面白い。
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若い弁護士というか、弁護士になって経験の浅い弁護士はこちらから見たら直ぐに分かるものである。
法廷での仕草や、タバコを吸うところでも、見る人が見たら分かるものである。
裁判官からしても同じであろう。
どこかに力が入っているというか、虚勢を張っているようなタイプもいれば、妙に自信がない人もいる。
若いうちは中々難しいかもしれないが、ベテラン弁護士は力が入らず自然体である。
法廷に普通に行き、普通に話ができるようになるまでは、それなりの時間がかかるだろう。
私の元ボスは、いつも自然体である。
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私は他の弁護士に電話をするとき、「仕事の電話か遊びの電話か声の調子が同じなのでわからない」といわれる。
これは、声のトーンがいつも同じだからであろう。
俗にいわれるのは、普通の人は外では普段は本当の声のトーンよりも高い声で話をしていて、自分の親と話をするときの声色が本当の声のトーンだということである。
私は、おそらく声のトーンが仕事の時も普段も変わらないため、何の要件か分からないといわれるのであろう。
自然体で仕事をしているといえば聞こえはいいが、その実、何も考えていないのかもわからない。
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元々日本に住んでいた縄文人はアルコールに強く、大陸から渡ってきたとされる弥生人の中にはアルコール分解酵素が欠落している遺伝子を持って居る人がいたため、そういう遺伝子がある人は酒が全く飲めないようである。
混血も進んだであろうから、現代日本人を縄文人と弥生人とに区分けできないとは思うが、アルコールが全く飲めない人は分解酵素が欠落しているか、遺伝子的に分解酵素が少ないのであろう。
遺伝子的には東北以北と九州はアルコール分解酵素がきちんとある人が多く、関西を含む中央日本では少ないようである。
私自身は関西出身であるが、酒はそこそこ飲めるし、酒無くして何が人生だという人である。
父方も母方も親族の中では1人を除いて私以外に飲める人がいない。
その1人は父の実父であり、私の祖父である。
酒が好きで、私が小学生の頃に酒の飲み過ぎが原因と思われるが、確か脳出血になり、私が小学校6年生の時に60代で若くして亡くなってしまった。
一族の中で唯一酒が大量に飲めるので、祖父のように酒で死ぬのではないかと親族からは危ぶまれているが、祖父は業務用の柔らかい横がボコボコっとした大きい焼酎を飲んでいたというから、私などとは比べようもない酒量であったろう。
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以前読んだ書籍で、歯の下に造血細胞があり、歯が不健康だとそこから全身に細菌などが周り、全身状態が悪化するというような趣旨の本を読んだ記憶がある。
老人で歯が悪い人の歯の治療をしたところ、全身状態が改善したという記載もあったように思う。
親知らずを抜いたので歯の話ばかりで恐縮であるが、歯が悪いと非常にADLが低下して、イライラもするしよくないことだらけである。
全身状態が悪い人は、歯から来ていることもあるかもしれない。
交通事故で後遺症認定の本を見ていると、歯に関しては非常に等級が低い。
歯の治療というのは非常にストレスも感じるし、歯の後遺症の等級はもう少しあげてもいいように思うのだがどうであろう。
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タクシーに乗ると、タイガースのネタで話をしてくる運転手さんがいる。
関西人だからといって、全員がタイガースファンとは限らないので、この手の話はやめて欲しい。
また、全員が野球に興味があるわけでもないのでよりやめて欲しい。
私は野球に興味はなく、サッカーにしか興味はない。
話の穂を折って悪いが、野球には興味がないと回答することにしている。
だからといって、突然、「今年のドルトムントいいですよね」「デ・ヘアの移籍ダメでしたね」といわれてもびっくりするけど。
以上です。
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「こんなに変わった歴史教科書」新潮文庫。山本博文。
昭和の教科書と平成の教科書でどれだけ違うかを比べた本で、これは面白い。
武田信玄好きのK藤S一郎からするとがっかりかもしれないが、武田信玄と伝わる像は実は能登の畠山氏の可能性が高いとか、足利尊氏の像とされていたものもどうもそうではないとか、鎌倉幕府の成立年代に争いが出ているとか、習った出来事の呼び方が変わっているだとか。
どうしてそうなったかの歴史研究も書かれていて、とてもためになる。
これは是非一読をお勧めしたい。
「グレート・スモーカー」祥伝社新書。祥伝社新書編集部編。
歴史の中のグレート・スモーカー達をそのタバコ、葉巻、パイプなどとともに簡潔に描いている。
今はタバコを吸う人は肩身が狭いが、昔の人はこんなに吸っていたのだと思うと、昔はよかったと思いたくなる。
夏目漱石の作品に出てくるタバコの銘柄の解説などもあり、面白い。
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2週間ほど前から右下の親知らずの痛みに悩まされていたのだが、水曜日に抜歯した。
上の親知らずを先週に抜いて、歯のクリーニングをしてもらい、炎症を起こしているところに消毒液を入れてもらい、抗生物質を飲んでいたのだが、治らなかったので、歯医者に行ったところ、「今から抜きましょう」といわれ抜くことになったのである。
私としては、もう一度薬剤を入れて抗生物質で様子を見るのかな・・・と思っていたので心の準備が出来ていなかったのだが、歯を抜くというのはうれしいものではないから、このような心の準備ができていない方がむしろよいのかもしれない。
私が行っている歯医者は名医なので、歯をカットする必要があったため時間がかかるということだったが、10分で抜いてもらえた。
よく親知らずは1時間かかるというが、技術がある歯医者にかかるとそれほど時間はかからないということである。
現時点で抜いたところが痛み、物も満足に食べられないが、私が歯で悪いところは親知らずだけであり、親知らず自体も虫歯ではなく、ものすごい強度でカットするのに手間取ったということで、「歯じたいはものすごくいい歯です」ということであった。
それ以外はどこも悪くないということなので、これからはあまり歯医者に来なくてよくなるでしょう、ということであった。
そのように願いたい。
今年の4月から色々と打ちのめされるような出来事があったので、その疲れが歯に出たのだろうと思っている。
親知らずも抜けたので、心機一転、依頼者のためにさらに仕事に邁進することをここに誓うものである。
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8月末日までの〆切りの書面は期限内に書いて、依頼者にもチェックしてもらい、全て提出をして訴えを起こせる状態になったものについては全て訴えも提起した。
ということでほっと息をついたのもつかの間、我々弁護士の仕事というのは次の〆切りがやってくる。
次はだいたい9月末か10月頭に大きい書面の〆切りが待っている。
ところが、9月は5連休があるため、ここを想定して依頼者に案を送らなければいけないことに先日気づいた。
休みの間は事務所も閉めるので連絡がつきづらくなるのである(まあ、弁護士はえてして出てきていたりするのだが)。
メールが使える人だと休みの間でもやりとりができるが、紙ベースの依頼者だと、そこを見越して書面を作成しなければならない。
末日に提出する書面について、依頼者に確認してもらうには(また、依頼者の方も連休は都合があるかもしれない)、18日までには投函しなければならないであろう。
そして、送付する前に事務局に誤字脱字チェックもしてもらわないといけない。
既に本日は10日であり、1週間ほどしかないことに気づいて、気を引き締めて書面を書かねばいけないと思う9月の1日である。
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新規の相談者の方で、打合をいつに入れましょうかとこちらが聞くと、「先生はいつがよろしいでしょうか。」と聞くので、予定が合わせられる方かと思い、平日の昼間の時間を述べると、「いや、先生、私も仕事してるんでね。土日はダメなんですか?」と言われることがある。
それなら、最初から自分は土日しかダメなのだが都合はどうかと聞いて欲しいのである。
打合を入れる弁護士の側からすると、土日に絶対に打合は入れないということはないのだが、それよりは平日遅い時間の方がありがたいので、そのように再提案することもある。
月から金まで働いているので、土日はできれば弁護士の方も休みたいのである(結局書面を書かないといけないので出てきたりもするのだが)。
昔は病院に行くのは平日仕事を休んでもいくでしょう、法律のトラブルを抱えているということはそれと同じようなことだから、仕事を休んで来てくださいというのが弁護士の基本的スタイルであったように思われるが、それがまた弁護士の敷居が高いといわれる理由になっていた原因でもあったろう。
私のボスのボスの時代は、依頼者が連絡もなく遅刻してきたら「弁護士は忙しいんや。出直してこい」と追い返していたというエピソードも聞いたことがある。
依頼者のニーズがこれだけ多様化すると、弁護士の方も敷居を下げる必要がある時代であると思っている。
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庭のプランターで小さいニンジンを育てていたところ、葉巻を吸っていたらアゲハが卵を産み付けているのを目撃した。
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「司馬遼太郎短編全集11巻」文藝春秋。司馬遼太郎。
豊臣家の人々というタイトルで豊臣家のことが書かれている。その他、細川ガラシャを描いた作品も収められており、戦国時代の短編が多い一冊である。
個人的には、細川ガラシャを描いた、「胡桃に桃」が秀逸であった。
「子どもの貧困連鎖」新潮文庫。保坂渉ほか。
共同通信が連載したものを文庫化にあたり加筆修正したもの。
子どもの貧困の実態についていつか読まないといけないと思いつつ、ようやく読めた。
今では報道もされるようになった、中々見えにくい子どもの貧困という問題にいちはやく鋭く切り込んでいる好著である。
こういう状況を打破するのが政治家の仕事だと思うのであるが、この国の政治家達の仕事ぶりはどうであろうか。
「モノがないと快適に働ける」東洋経済。土橋正著。
できるだけ必要なものだけで仕事をしている筆者がそのノウハウを明かす。
弁護士の仕事にはあまり使えそうにないところが多数であったが、私の机はモノであふれかえっているので、この本を読んだことをきっかけにして少しでも整理の足しにしたい。
しかし、仕事には要らないものをそれでも机に置いておくというのもアリではないかとも思ってしまうのが私の悪いところで(先日、突然ガンダムのモビルスーツのギャンのフィギュアが欲しくなり購入して飾っている) 、それもまたアリではないかと思っている時点で、筆者のようにはなれそうもない。
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先週の木曜日と金曜日に東京に出張していた間に少し違和感があった歯が痛み出し、土曜日の20周年記念行事の前に何とかかかりつけの歯医者さんで診てもらうことができたのだが、いつもは歯のクリーニングをすると肩凝りも取れ、すきっとするのであるが、記念行事の間も実は歯が痛く、日曜日・月曜日もましにはなったがすっきりとはしなかった。
火曜日にもう一度診察を入れてもらっていたのだが、右上の親知らずが伸びてきて、下の歯茎を噛んでいるので、下の歯茎が炎症を起こしているということで、その場で「抜きます」ということで抜かれた。
私のかかりつけの歯医者さんの腕と治療は抜群で、この先生から「こうしよう」といわれるといかに天の邪鬼な私も素直に「ハイ」と言ってしまうのである。
その場で5秒くらいで歯を抜かれて(とにかく手技が速いのである)、麻酔で痺れた状態で事務所に戻る際、タクシーの運転手は若干私がろれつが回っていないと感じたようであった(京都では麻酔されずとも、何を話しているか滑舌が悪い弁護士もいるにはいるが)。
痺れた状態で打合をこなしたが、そのうち右下の親知らずも抜かないといけないといわれたことが頭の片隅に今も残っている週末である。
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何気なしに乗っていたり、町中を走っているタクシーであるが、保険が掛かっていないことが多い。もちろん自賠責保険は掛けているが、任意保険はかけていないことが多いのである。
タクシーの台数分任意保険をかけるとそれが経営を圧迫するため、事故が発生した時に賠償金を自腹で支払う方がいいという考え方である。
しかし、被害者からすると、そのタクシー会社が倒産でもすれば賠償が得られなくなってしまうこととなるので、実は深刻な話である。京都でも最近タクシー会社の倒産があるが、人の命を預かったり、あるいは跳ねてしまって被害が発生したときに、保険がありませんではたまったものではない。
自分が自動車に乗っている人だと、自分の保険で無保険者特約があれば、相手から回収出来ない分を回収することができるが(たいてい普通につけられているはずだが)、そういう保険に加入していない人はまさに泣き寝入りである。自らの身を守るためには、自動車に乗らない人でも、何らかの保険には加入しておいた方がいいと思うのである。
弁護士が高次脳機能障害の被害者の賠償金を横領してしまったという報道にも接したが、これなどは賠償金が出ているのに弁護士によって横領されてしまったものであり、無保険者特約も使えないから、その弁護士に金がなければ救済のされようがない。
交通事故の被害者側ばかりやる私にとっては、信じられない話である。他人の預かり金はできるだけ早く送金してしまいたいというのが、普通の弁護士の感覚であろう。
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法律家になって20年目には京都で記念行事が行われる。
10年目は熱海である。
20年も経つと、変わり果てた姿の人もいれば、あまり変わらない人もいる。
私は変わり果ててはいないとは思うが、髪の毛も薄くなったし、だいぶ太ったとは思う。
まあ、トシ取れば、変わらない方がおかしいのだが。
1次会はホテルで式典があり、2次会からは各クラスで各クラスがいきたいと思った京都の名店で宴会があったのであるが、地元の京都の人がクラスにいないところでは、どこに行っていいか迷ったのではなかろうか。
2次会との間に時間があったので、札幌修習だけで集まり、ホテルのラウンジで思い出話に盛り上がったのも非常に楽しかった。
2次会には私のつてで舞妓さんを呼んでどうなるかと思っていたところ、皆舞妓さんに夢中になり、クラスの懇親がはかれなかったのではないかという気がしている。
その一方で、よその同じ会場で宴会をしていたクラスは、私のクラスをのぞき込み、「どうしてうちには舞妓がいないの」と不服を述べていたようである。
そりゃ、呼ばないと来ないですよ。。。
3次会まであり、さすがに昼から宴席が続いているのでそんなに来ないだろうと思いきや、私の方で押さえていた店に20名以上が来てくれたのにも驚いた。
祇園というものを一度見てみたかったのであろう。
我ながら、京都弁護士会でも日弁連の委員会でもかなり偉そうにしているのだが、同期だと私は2回で合格しているため年齢が下であり、偉そうにできないというのがどこか新鮮でもあった。
次は25周年ということであるが、同じ釜の飯を食べた仲間として、次回も元気に会いたいもんである。
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