読書日記6月6日
「ゾンビの科学」インターシフト。フランク・スゥエン。
題名は三流の書籍のように見えるが、実際は科学のノンフィクションである。
ロシアで行われていた死体をよみがえらせる実験や、別の昆虫をゾンビ化またはマインドコントロールして自らの子孫繁栄のために利用する昆虫や寄生虫の話などである。
交通事故を起こしやすくする寄生虫の存在や統合失調症を引き起こすと考えられている寄生虫の話など、興味深い話が書かれている。
どのような進化を遂げればこうした特質を持つようになるのか、生命というものの底深さを思い知る一冊である。
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