« 交通事故に何度も遭う人 | トップページ | 歩きスマホの極限ではないか。 »

2016年7月22日 (金)

読書日記7月22日

「希望荘」小学館。宮部みゆき。
 杉村三郎シリーズの最新刊。彼を主人公にした既刊には、「誰か」「ペテロの葬列」などがある。
 妻と離婚し地元に戻った杉村三郎は、ある事件がきっかけで探偵業を始めることとなる。
 中編が4作入っているが、どれも秀逸である。

 読みやすいが中身が薄いということもなく、小説であるからどんでん返しとオチがある。
 私は宮部みゆきの時代ものは読まないが、現代小説はほとんど読んできた(模倣犯、理由、火車、楽園など。ソロモンの偽証は購入しているが未読)。
 この作品も期待を裏切らない一冊であり、読書欲を満足させてくれるものとなっている。

|

« 交通事故に何度も遭う人 | トップページ | 歩きスマホの極限ではないか。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 読書日記7月22日:

« 交通事故に何度も遭う人 | トップページ | 歩きスマホの極限ではないか。 »