人の書いたものはよく見える
自分で書面を書いていると(書くというより打ち込んでいると)、頭の中では「こう書いた」つもりが違った内容になっていることがある。自分では書いたつもりで読むので、中々気づかない。
そのため、提出する前には全ての書面を事務局に誤字脱字チェックをしてもらうことになる。
自分では完璧に書いたつもりでも、多数ふせんが貼られて戻ってくるとショボンとなる。
こういう誤字脱字チェックを経て提出した書面でも、裁判所にかかると、「ここが違います」と言われることもある。
人の書いたものはよく見えるからであるが、誤字脱字は自分の書いたものだと気づきにくいものである。
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コメント
先日、相手先代理人が出してきた顧問医の意見書がお笑いだった。意見書の作成日年月日を28年のところを27と書き間違え、それを上から7を8に訂正してた。いやしくも医師が裁判所に意見書として出す書類の作成年度を間違ええたらプリントアウトしなおして書き直すのが普通。だから、それが出来ない状態を考えると、その顧問医のPCには意見書のファイルがない事が考えられ、そして原告及び代理人が作成した意見書なる書面は、顧問医に署名、捺印を求めにきたとき1部しか持参していなかった。そうやって仮設をたてるとなんか納得がいく。
投稿: はるな | 2016年8月30日 (火) 15時17分