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2016年11月 8日 (火)

読書日記11月8日

「応仁の乱」中央公論新社。呉座勇一。
 応仁の乱がなぜ起こったのかという原因について詳細に検討した上、乱の推移について検証した新書。
 戦国時代は北条早雲から始まるとされているが、これを読むと、この時代既に戦国的な動きをしている大名が多数居て興味深い。
 応仁の乱により室町幕府は有名無実化したと考えられてきたが、畿内では一定の力を持っていた実例をあげてもいる。

 後に信長に滅ぼされるとはいえ、朝倉氏が北陸でどのように隆盛したのかもこの一冊を読めば分かる。
 戦国時代マニア向けの本であるが、興味のある方は是非。

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