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2017年4月28日 (金)

弁護士にとってのゴールデンウィーク

 前にも書いたが、弁護士にとってのゴールデンウィークは、起案する期間であったり、記録の読み込みをする時間であったりする。

 私自身も、連休中にする仕事を今から上げているが、新件の記録の検討2件(関連して検索した判例の読み込み)、引き継いだ記録の検討1件、準備書面2つ、尋問事項の作成が最低ラインである。
 5月の1日と2日を休むという優雅な事務所もあるかもしれないし、ないかもしれないが(村上春樹風)、少なくとも私には休むという選択肢はゼロ~(ニュースゼロ風に言ってください)である。
 1日と2日も打合などで既に詰まっていて、ここでは書面作成などはできないので、結局、連休をつぶすことになる(全てではなく、何日かは休みたい)。
 最低ラインをできるだけこなして、先の事件の検討も済ませたいところであるが、仕事が嫌いかと言われれば好きであるので、嫌なことを渋々している訳ではないだけマシであろう(中には嫌いな仕事がない訳ではないが、全般的という意味。)。
 連休にフェィスブックなどで出かけている弁護士の姿を見ると、「優雅やなあ」と思ってしまうが、きっと私などより儲けられているのであろう。
 みなさん、よい連休を。

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2017年4月27日 (木)

本日、明日と東京出張。

 日弁連の会議出席のため、本日午後からと、明日は終日東京に出張である。

 委員会活動でり、「大変ですね」と言われるのだが、好きでやっていることである。
 日弁連に行くと、全国の法律相談の状況が分かり、非常に面白いのである。もちろんそのために後日土日働いたり、犠牲がない訳ではないし、自分が儲かる訳ではないのだが。
 委員会活動をしない人は、何か一つ一生懸命やってみてはどうだろう。
 事件をしているだけでは得られないものが得られると信じている。
 また、委員会活動に積極的な人は仕事もできる傾向にある(しない人ができないわけではないが)。
 東京にいっても、霞が先と東京駅を往復するだけで、行ってみたいところもあるにはあるが、無理をして行く訳でもなく、何をするわけでもないのが私の面白みのないところではあるが、時間がないので、致し方ないと諦めている。

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2017年4月26日 (水)

読書日記「難民問題」

中央公論新社。墓田桂。

 EUに押し寄せる難民や、シリアの現状、その他の難民問題について、200頁少しにコンパクトにまとまっている好著である。
 現在、難民を受け入れることを拒否し、自国中心主義を掲げる政党がなぜ支持を得ているのか、これを読むとその背景がわかる。
 人道主義・理想主義の限界とその中でいかに難民を救うべきか、著者は、この書籍が「葛藤」によるものだとあとがきに書いているが、理想主義を述べるでもなく、かといって難民はもう保護しなくていいという立場でもなく、現実にどのようにすべきかということを苦しんで議論されていると感じた。
 難民の受入に対して、人道主義的にリスクがあっても受け入れるべしという議論がされることがあるが、その場合に、自国の国民がさらされる問題についてどう考えて行くべきかということは、感情的に難民は救護すべきだという考えだけではどうにもならないことを考えさせられ、暗澹とする一冊である。

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2017年4月25日 (火)

寝落ちだワン

Dsc_0030_2寝落ちする小次郎(二代目)。
同じ体勢なのが面白い。
以上です。

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2017年4月24日 (月)

ゴルフスタジアム被害について

  私が事務局長をしているリース・クレジット被害京都弁護団からのお知らせです。
 リース・クレジット被害京都弁護団は,平成17年頃から被害が多発した電話機リース被害救済のために,京都弁護士会の有志で発足した弁護団であり,その後,中小企業や零細個人事業者をターゲットにした同様のクレジット被害,ホームページリース被害やキャッシュバック事案などの救済に向けて活動し,現在は「リース・クレジット被害京都弁護団」という名称で活動しております。
 
  さて,最近,マスコミ報道等もされている「株式会社ゴルフスタジアム」というゴルフ関連会社(以下,「GS」といいます。ゴルスタと略されることもあります。)に関する被害が起きています。被害の内容は,「無料でホームページを作りませんか,ホームページに,ゴルフスタジアムの広告を貼らせてもらえれば,広告費として,クレジット・リース代と全く同額のお金を支払うので,クレジット・リースの支払いは一切かからない」などのセールストークを用いて,ゴルフ練習のソフト(DVD)を,金額に見合わない高額な金額(概ね300万円以上)でクレジット・リース契約が締結されていました。GS被害について,弁護団に入っている情報によると,全国各地に被害者が多数おられ,被害が顕在化しているようです。
  当弁護団としては,GS被害は,被害者の属性が純粋な消費者ではなく,形式的には事業者ですが,被害の実態は消費者被害となんら変わらないと考えています。また,GS被害の特徴は,勧誘文言とクレジット・リース物件に齟齬があること,また上記セールストーク自体が詐欺的文言の可能性があること,知識のない被害者をターゲットに高額な契約をさせられている被害事案であることから,適切な被害者対応が求められる事案であると思います。
 
  GS被害については,全国にあるリース・クレジット被害救済を目的とした弁護団を中心に受け皿ができつつあり(一部地域を除く),当弁護団でも,弁護団としてGS被害に対応していくことになりました。つきましては,このブログを読まれた方で、GS被害に関するご相談があり(あるいはご本人が被害者),その対応・処理につき困られている場合は,当弁護団にご連絡いただければ対応させていただきます。
 
  連絡先は,以下のとおりです。
      リース・クレジット被害京都弁護団
                      事務局長 弁護士 中 隆志 
                      電話:075-253-6960
 お電話いただければ、ご相談の手順をご説明いたします。
 相談料は無料です。
 基本的に京都弁護団は京都、滋賀の被害に対応する予定ですが、それ以外の地域はお問い合わせいただければ情報提供はいたします。

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2017年4月21日 (金)

1日の予定

 企業などでは上に行けば上に行くほど多忙になるという話を聞くが、法律事務所も似たようなものである。

 若いモンに仕事をやらせて、自分は悠々自適で好きな事件だけ手がけるなどというのはベテラン弁護士の描く妄想であるが、ほとんどは妄想に過ぎない(弁護士以外に不労所得がある人などは除く)。
 零細事務所であると、全ての事件の報告を受け、時には事務所の他の弁護士の主任事件に立ち会うなどしつつ、自分単独でやっている事件もしないといけない。
 これはおそらく、地裁の民事の部長も同じようなことであろう。部長が一番忙しいといわれるゆえんである。
 弁護士に話を戻すと、あとは当然、経営者として経営のことも考えないといけない。
 これに委員会活動などが入って来ると、1日の予定は相当なものとなる。
 
 私の1日の予定は、平均すると4~6程度である。何も予定がない日などない。前にも書いた気がするが、手帳に何も予定がない弁護士を見かけるが(期日で見えてしまう)、どうやって経営しているのであろうと思ったりしている(不労所得でもあるのかもしれない)。
 予定の隙間に簡単なメールの返信や依頼者への期日報告を書くと、長い準備書面や記録の読み込みはできないので、結局土日にやることになる。若い頃より仕事の速度が落ちたことも影響している。
 1日の予定が2つくらいだと書面が書けるので嬉しいが、仕事があることはありがたいことであるので、愚痴はいいたくないが、人間はないものねだりで、予定が詰まっていると、もう少し暇が欲しいと思い、暇だともう少し忙しくならないとなと思うのである。
 

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2017年4月20日 (木)

修習生の顔つき

 昔の修習生(主として旧司法試験時代)は、いろんな経歴の人がいたので、社会人も経験していたりするので、バッジがないと弁護士か修習生か分からない人もけっこういた。

 ただ、私などは、昔の写真を見てみると、学生のような責任感のない顔つきである(5回生相当で合格したので、一浪して社会に出たのと同じだから、学生のような顔立ちであっても仕方ないが)。
 私の修習時代の師匠である札幌の渡辺英一先生は、4月に登録した時はそれでも皆弁護士としておどおどしていて、「ああ新人だな」ということが分かったものだが、それが半年もして9月になると弁護士らしい顔つきになってくるのだということを言われていた。「カム・トゥ・セプテンバーさ」と言われていた。
 法科大学院制度が始まって、当初は大半が合格するという触れ込みであったので、最初の頃は様々な経歴の人が入学していたようであるが、合格率の低迷とともに中々人生をかけるという人が減ったのか、少し経過して以降、様々な経歴の人は減り、修習生が皆若くなった印象である(低迷は法科大学院を乱立したことが原因であるのだが・・・)。
 そうすると、修習生の顔つきはかつての私のように、やはり責任感のない顔つきが多くなってきた印象である。学生上がりなので、仕方ないであろうとは思っている。
 弁護士と修習生の顔つきのどこが違うかというと、弁護士の顔つきは(そうでない人もいるにはいるが)、やはりプロの顔をしているので、最近は修習生を弁護士と間違うことはほぼないのである。
 私は一応プロであるが、かつての自分を忘れて、修習生の学生のような責任感のない顔つきを見て、「こいつら大丈夫かいな」と思ったりしているが、かつては私もそう思われていたのであろう。
 

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2017年4月19日 (水)

呼んだかワン?

 横に座っていたので、用事もないのに呼ぶと、「何ワン?」という感じで耳をぺたっとして見上げてくる小次郎(二代目)である。

 小型犬は、うまいことできている。遺伝子レベルでなせる業であろう。
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2017年4月18日 (火)

庭の桜

 日曜日に撮影したものだが、庭の桜の花が咲き出した。

 もう一本あるソメイヨシノは、栄養が足りなかったためか、花が4つほどしか咲かず、そのため撮影は断念。
 この桜は確かヤマザクラで、咲き出すのが少し遅い模様である。
 月曜日の雨で、散ってしまうであろうことが残念である。
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2017年4月17日 (月)

読書日記4月17日

「武田氏滅亡」角川選書。平山優。

 戦国時代の史料を丹念に精査し、史料から見えてくる本当の戦国時代を浮き彫りにする筆者の労作である。なんと750頁もある。
 鞄に入れて持ち運びながら読むのは骨が折れたが、戦国史好きであれば(といってもマニアレベルの人だが)、読まねばならない労作である。
 これを読んでいると、上杉謙信は一般に言われるような聖将ではないことが分かる。
 また、戦国時代において、いかに外交政策が重要であったかもわかる。
 長篠以来勝頼は鳴かず飛ばずのように思われているが、そうではなく、積極的外交策を用いて、佐竹氏などと協同し、上野において積極的に活動し(その中心人物が真田昌幸である)、北条氏政に「このままでは北条は滅亡するとまで言わせていたことが分かる。
 勝頼から民心が離れたのは髙天神城を見殺しにしたことであり、また、髙天神城が降伏しようとした時、信長はこれを許さず、「勝頼から見放された」というイメージを植え付けようとしていたこともわかる。
 これを読むと、勝頼は後世にいわれるような暗愚な将ではなく、信長も勝頼を非常に危険視しており、入念に武田氏を滅亡に追い込んだことがわかるのである。
 勝頼があのような形で滅亡せざるを得なかった原因を探るとすれば、滅亡寸前で新府城を築いたりしたことで領民に多大な負担を強いて、民心が離れてしまったことではなかろうか。
 別の文献で、信玄時代も領民に相当な負担を強いていたことを読んだが、勝頼はそれ以上だったとされているのである。
 圧巻の一冊であり、信玄ファンのK藤S一郎には是非読んでもらいたいものである。

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2017年4月14日 (金)

本日、京都弁護士会にて、クレジット・リース被害110番が実施されます。

 本日、4/14の10時~16時まで、京都弁護士会において、クレジット・リース被害110番が実施されます。

 電話による相談、情報収集を目的にしています。
 東京に本社のあるゴルフスタジアムが300万円以上のソフトをクレジットを組ませて立替払い契約を締結させ、全国に被害者が1000名以上いると言われています。
 このほか、節電ができるとして節電器をリース契約させようとしたり、そのほかにも中小企業に対して、言葉巧みにリース契約やクレジット契約を締結させている事例は枚挙に暇がありません。
 被害を受けているのではないかと考えておられる方は、是非とも、お電話下さい。
 私は当日、他の訴訟のため参加できませんが、京都リース・クレジット被害弁護団の団員も多数相談担当者として参加する予定です。
 電話番号は下記のとおりとなっています。書け間違いにはご注意ください。
 また、下記の電話番号は本日限りとものとなっていますので、ご注意ください。

 075-231-2500

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2017年4月13日 (木)

4/14京都弁護士会にてリース・クレジット被害110番が開催されます。

 明日4/14の10時~16時まで、京都弁護士会において、クレジット・リース被害110番が実施されます。

 電話による相談、情報収集を目的にしています。
 東京に本社のあるゴルフスタジアムが300万円以上のソフトをクレジットを組ませて立替払い契約を締結させ、全国に被害者が1000名以上いると言われています。
 このほか、節電ができるとして節電器をリース契約させようとしたり、そのほかにも中小企業に対して、言葉巧みにリース契約やクレジット契約を締結させている事例は枚挙に暇がありません。
 被害を受けているのではないかと考えておられる方は、是非とも、お電話下さい。
 私は当日、他の訴訟のため参加できませんが、京都リース・クレジット被害弁護団の団員も多数相談担当者として参加する予定です。
 詳しくは、京都弁護士会までお問い合わせ下るか、ホームページにてご確認下さい。

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2017年4月12日 (水)

お散歩大好きだワン

 毎朝の散歩が楽しみな小次郎(二代目)である。

 フンフンと機嫌良く歩かはるのである。
 ただし、他のワンコは全て敵の小次郎である。
 初代にはお友達ワンコがいたが、こやつには現時点で全て敵なので、友だちがいない。
 他のワンコと交流できるようになればよいが、だめそうである。
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2017年4月11日 (火)

弁護士による差

 時々事件を引き継ぐことになり思うのだが、当たり前のことが当たり前にできていない弁護士の数は割合いると思っている。

 そのような中で、依頼している弁護士がきちんとしているかのメルクマールとして経験して思うのが、
1、委任契約書の有無。
 けっこう作成していない弁護士がいる。これは作成しないといけないのである。
 当然私の事務所では作成している。
2、書面の写しの送付の有無。
 依頼者に聞いていると、裁判所に提出した書面や相手から出た書面の写しを送ってもらっていない人も割合いる。
 判決を偽造する弁護士が時々いるが、「訴えを提起しました」といって依頼者には説明をしているようであるが、訴えを提起しているのであれば、訴状の写しもあるし、場合によれば裁判所の受付印がある訴状の控えを送ることもあるので、そこを突っ込めば依頼している弁護士が本当に訴訟を出しているかどうかは分かるであろう(事件番号もついているはずである)。同業の弁護士にとって、情けない話だが。
 カルテ等膨大なものについては依頼者の意向を確認して送付しないことはあるが、基本的には写しを送るのが普通ではないであろうか。
3、期日の経過報告の有無
 期日が開かれているはずであるのに、依頼者に経過報告をしている形跡がない場合もある。書面での報告をしていないのである。
 普通は書面で期日報告をすると思うのである(依頼者によってはメール)。
 判決を偽造しているような弁護士の場合は、期日報告はできないであろう。
 というようなところである。
 そのほか、セカンドオピニオン的に聞かれることがあるのが、期日の前日に書面案が送られてきて、至急見て欲しいとか(相手から書面が出て、突然対応しておいた方がいい場合や、依頼者自身の準備が遅かったというような正当な事情がないにも関わらず)、期日の現場で内容を見せてもらえず書面が出されることについての不満を聞くこともある。
 基本的には、依頼者に余裕をもって見てもらい、事務局の仕事をする時間も考えて、書面を作成するようにしなければいけないであろう。
 1~3は必ず私はそうしているし、そのほかの場合もできるだけそうするように心がけている。

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2017年4月10日 (月)

春先は人が増える

 毎年春になると思うが、春先は電車に乗っていると人が多い。新入生、新社会人などが電車に乗るせいかと思っている。

 しかし、それも少し経つと人が少なくなり、いつも程度の混み具合になる。
 人がいなくなる訳ではないであろうから、新入生(特に大学生)は大学に行かなくなり(私もあまり行かなかった),新社会人は会社を辞めたり,各地に配属されるのであろうかと思ったりしている。
 朝は早く起きているが、混んでいる電車を避けて通勤しているため、早く人が少なくなって欲しいものである。
 東京の殺人的なラッシュは私には絶対に無理である。

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2017年4月 6日 (木)

体力の限界だワン

 暴れたせいか、疲れ切って千代の富士の引退会見のように、「体力の限界」とでもいうように爆睡している小次郎(二代目)である。手をもってフリフリしても起きなかった。

 自然界であれば、いきなり襲われてアウトであろう。
 手(前肢)がかわいい。
 以上です。
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2017年4月 5日 (水)

中村利雄先生が亡くなられて2年

 私の飲み友だちであり、師匠であった中村利雄先生が亡くなられて2年が経過した(昨日が命日であった)。

 事件で悩んだり、進退に悩むと、酒を飲みながら中村先生によく相談していたものであるが、それができなくなったことが寂しく、悲しいのである(当然、守秘義務に反しない限度で)。
 今は、悩んだ時は中村先生であればこういう時に、どのようなアドバイスをしてくれるであろうかと考えて答えを出すようにしている。
 常に依頼者のことを考え、事件のことを考え、事件解決だけではなく、その周辺の方々の人生まで考えていた中村先生と同じような仕事ができるよう(個性があるので、やり方は異なれど、姿勢の問題として)、精進していきたいと思うのである。
 京都でも中村先生の好きだった桜が咲き出しているが、桜を見ると中村先生を思い出すのである。

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2017年4月 4日 (火)

委員長退任

 京都弁護士会法律相談センター運営委員会の委員長を6年間務めさせていただいたが、この度後任に就任して下さる方が出てきたので、ようやく退任させていただくこととなった。

 けっこうな業務量のある委員会であり、委員長として即時の決断を要求される場面も多かったので、とりあえず大任を果たせてほっとしているところである。
 3日は年度の初回委員会が開催されたが、委員長候補者が突然の発熱のため、結局、前年度委員長として議事を代行した。
 もう議事進行はしないで済むと思ってほっこりしてやってきたのだが、無事委員長候補者は欠席ではあったが新委員長が選任され、私はいち副委員長となった。
 1年間、委員長を保佐ではなく補佐して頑張っていきたい。
 このほか、6つの委員会の委員を拝命しているが、すべては出ることはできそうにない。
 PTも確か2つあったので、私の多重会務者状態はまだまだ解消されそうにない。
 若手で元気そうに会務をしている人を見ると応援したくなるし、やはり周囲で仕事ができると思う弁護士は会務を疎かにしていない。
 
 これからも、会務活動を頑張ろうと思う年初であった。
 もちろん、弁護士としての通常業務も。

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2017年4月 3日 (月)

本日から新年度です。

 裁判官の転勤(ある人は)も弁護士会の人事も4月1日で区切りを迎える。

 修習が2年であった頃は、働き出すのも4月1日であった。
 ということで、弁護士となって丸21年が経過して、22年目に入ったことになる。
 私が弁護士登録した頃は、弁護士20年の経験者というと、相当なベテランに見えたものだが、自分が20年以上経過した今、ベテランという感覚はない。あの頃の20年選手もそうであったのであろうか。
 未だ若手のような気持ちだけはあるのだが、周囲にそういうと突っ込まれるのである。
 9月で独立丸15年となるが、勤務弁護士をしていた頃よりはるかに自分で事務所を構えた期間が長くなったという感慨もあまりない。
 昨年度は満足に中々休みも取れなかったが(事件の依頼をして下さるというのはありがたいことである)、今年は休む時は休み、集中して(去年も集中していましたが)、いい仕事をたくさんしたいものである。

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