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2017年10月31日 (火)

第30回全国法曹サッカー大会

 10月28日、29日は広島県の福山市において、第30回全国法曹サッカー大会が開催された。ホストチームは広島である。

 広島対大阪・京都連合チームで始まった対抗戦が、広島、京都、大阪の3チームで争われるようになり、その後順次参加チームが増えていき、今は、札幌、東北連合、東京2チーム、横浜2チーム、静岡、名古屋2チーム、京都2チーム、大阪2チーム、神戸2チーム、広島2チーム、福岡、九州連合と19チームが参加する大大会となった。
 第1回大会で、京都のある選手が、10名いるのを見て、「あっ。1人休める!」と野球の人数と区別がついていなかった時代からすると隔世の感がある(私も伝聞でその場にいたわけではないが)。
 今はU-15の元日本代表、高校サッカー選手権で優勝チームで、決勝で2ゴールを奪った選手、高校時代全国大会に出た選手など、そうそうたる顔ぶれであり、参加するのも恐ろしいほどのレベルである。
 そのため、今年は往年の名選手のため、レジェンドチームが3チーム作られて、レジェンド戦が2日間で何試合もあるという特別枠も組まれた。
 私は前日入りし、チームメイトとその奥さんと前夜祭である。とはいえ、明日から2日間サッカーの試合なので、お酒は本当にほどほどにし(普段呑飲まないチューハイとかを飲んでいた。)、10時30分には解散となった。
 ホテルに戻り、葉巻を吸うため、窓を開けたところ、何らかのロックがかかり閉まらなくなる。
 何をどうやっても閉まらない。私が壊した訳ではないぞ。きっと。
 11時を過ぎていたので、今からフロントにいうのも何だし、私が壊した壊していないで揉めると明日の試合によくない。明日の朝フロントには言うことにして、仕方なく窓が全開のままカーテンで風を防いで寝ることにした。
 寒い。最近の気温の下がり方からすると、当たり前である。
 何か、明日以降の私の前途が不安になる前日の夜であった。
 つづく。

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2017年10月30日 (月)

毛布で寝てると眠くなるワン

 人の太股にあごを乗せて、寝入る小次郎(二代目)である。

 本当に無防備極まりないやつである。
 寝ているワンコはかわいらしい。
 今週は1日短いので、頑張っていきましょう。
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2017年10月26日 (木)

読書日記「幕末武士の京都グルメ日記「伊庭八郎征西日記」を読む」

 幻冬舎新書。山村竜也。

 伊庭八郎は、戊辰戦争で幕府側について戦い、戦争途中で隻腕となり、その後戦死した幕末の剣豪である。
 征西日記とあるので、斬り合いなどが書いてあるのかと思いきや、その中身はグルメ日記であり、うなぎが美味かったとか、お菓子がどうとか、大半がそういうことを書いているのである。何月何日、「しるこをごちそうになった」みたいな記載ばかりである。
 剣豪とは似つかわしくない日記であるが、大変ほのぼのとして面白い。
 まさか伊庭八郎本人も、自分の日記が後世人の目に触れるということは考えていなかったであろうから、やや気の毒にも思えるが、当時の文化を知る上でも貴重な日記である。

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2017年10月25日 (水)

ファイルの整理

 弁護士にとって、書面を作成するのが仕事の重要な一つであるが、パソコン上に溜まっていくファイルの整理は弁護士に取って悩ましいことの一つである。

 弁護士になった頃は、債務整理案件、一般事件、刑事事件、会務関係とフォルダを作り、さらにその下の階層で依頼者ごとに分類していたのだが、依頼者やすべき事がたくさんになると、依頼者のフォルダを探すのに時間がかかることに気づいてこれは取りやめた。
 その頃にちょうど野口悠紀夫氏の「超整理法」で、パソコン上のデータも時間順に並べておき、検索機能を使えばよいから整理するだけ無駄であるということを読み、それ以来実践している。
 今は、最新のパソコン文書フォルダの中に、だいたい7年分のデータを保存してあり、月ごとに作成したファイルをフォルダに分けている。平成29年10月作成ファイルとして、その中に今月作成したファイルは全て入れるのである。
 保存名も必ず決めておき、依頼者の名前、種類、作成した日をファイル名としている。
 例えば、中隆志準備書面29/10/25というようにしているのである。
 こうしておけば、検索機能で必要な文書を探すことができるのである。
 ただし、過去の依頼者で、事件で「こんな書面書いたなあ」「今回の書面で参考にして書こう」と思っていても、依頼者の名前が思い出せず、事務局に、「こんな風な事件で、あの人のこんな書面あったやろ。あれ、誰やったかな。」と聞いて、事務局が、「あの人ですか」「この人ですか」と私の超抽象的な質問から、「Aさんですか」と答えを導き出してくれるというように、事務局さんが私の抽象的質問を具体化してくれるというアナログ作業が時折必要であることは秘密である。
 以上です。

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2017年10月24日 (火)

台風一過

 台風が日本列島を縦断していった。

 台風による被害が出た地域のみなさま、怪我を負われた方には、1日も早い復旧と、怪我が治られることを祈念いたします。
 また、不幸にして亡くなられた皆様にも心からお悔やみ申し上げます。
 今回の台風で昨日の近畿圏の交通網は大打撃を受けた。
 私自身も電車がほとんど動いておらず、父親に乗せてもらい動いている電車のところまで行こうとしたが、全く車が動かず、ナビで名神に行けばいいというので名神の入口まで行ったが通行止めであった。
 そのため、余計に下道が混んでいたようである。
 結局自動車で右往左往して、駅に着くとちょうど電車が来ており、午後1時頃にようやく出勤できたのであった。
 昨日は出勤できなかった方もおられたのではないだろうか。
 自然の猛威の前では人間の営みなどちっぽけなものだと思い知らされた1日であった。
 選挙結果も、組織票がある自民・公明にとっては台風のおかげで好影響が出たのではなかったであろうか(私は豪雨の中投票にいったが)。
 その中で、組織票がない立憲民主党が野党第一党になったというのは、すごいことであるとおもわざるを得ない。
 枝野党首も、これから、市民に約束したことに対する責任も発生し、党の運営も大変であろう。
 古代中国では天変地異は政(まつりごと)をする為政者の悪政のせいだとされた。
 今回の台風は為政者にとっては恵みの台風であったかもしれないが、これ以上の天変地異が起こらぬよう、ただ祈るばかりである。

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2017年10月23日 (月)

あごを乗せるのにちょうどいいワン

 寒くなってきたのでくっくついてくる率が高まってきた小次郎(二代目)であるが、足の間にこっぽりとはまり、太股にあごを乗せるスタイルがお気に入りである。 

 これをされると、足を動かせないので、つらいのだが、仕方あるまい。
 今週も1週間頑張っていきましょう。
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2017年10月20日 (金)

昨日午後から東京出張です。

 日弁連の法律相談センターの会議に出るため、木曜日の午後から東京である。

 今これを書いている時点で「東京は寒い」というので、寒いのが苦手な私は薄手のコートを着てきたが、関西ではさすがにまだコートを着ている人はいない。
 木曜日は17時~21時、金曜日は9時~19時までの会議である。
 全国の法律相談センターが活性化するために、他の委員を含めて無償の努力である。
 気概のある弁護士が全国に居ることを知ると、非常に励みになるのである。
 みなさん、よい週末を。

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2017年10月19日 (木)

読書日記「日本海 その深層で起こっていること」

 講談社ブルーバックス。蒲生俊敬。

 日本海は他の海と海峡でつながっているが、海峡が浅いため、水の流入が少なく、一つの独立した海として世界の海の研究をするについて、独自の地位を築いているということである。
 そして、日本海の冬の気候や対馬海流により、上層の水が攪拌され、それが底に沈むことで酸素が入った上層の水が深層に落ちていき、それが故に豊かな海であるということであった(不正確であればご容赦願いたい)。

 日本海側の気候は、日本の日本海側に雪を降らせ、降雪によって苦しめられる一方で、その雪により日本の豊かな四季があるということも理解できた。
 独立した海の中にはこうした攪拌が起こらず、死んだ海になってしまっている海もあり、日本海も現在の独自の気候が変化すると、死んだ海になる可能性もあり、自然の神秘があるからこそ、現在の日本があることを認識させられる一冊。
 知的好奇心の探求には是非。

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2017年10月18日 (水)

犯罪被害者と弁護士による二次被害

 私は犯罪被害者支援に関わってかれこれ20年になるのだが、時々、被害者あるいは被害者のご遺族から、「今依頼している弁護士に不信がある」として、ご相談を受けることがある。

 中にはコミュニケーション不足であったり、これはこういうように言ってみたら解決するのでは、というアドバイスで足りることもある。担当弁護士の業務を見ると、これ以上はできないくらいやられているケースでも、被害者としては、「もっと何かいい方法がないのか」を考えたいというお気持ちである。
 
 しかし、時折、費用面で「こんなに取ってるの?」という事案や、「お金だけ払って、そんなに何もしてもらってないの?」という事件に出会うこともある(これは、被害者支援事件に限らないが・・・)。
 被害者の方はわらをもすがる思いで弁護士に依頼されているのに、こういう弁護士の話を聞くと、ある意味、お金だけではないのかという意図が見え隠れするような気持ちにさせられるのである。
 犯罪被害者は既に被害を受けられているのに、被害者に寄り添うべきである、依頼を受けた弁護士による二次被害は決してあってはならない(当たり前ですが)。
 犯罪被害を受けた方は、犯罪被害者支援に実績のある弁護士に依頼されるべきであり、あまりその分野を知らない弁護士には依頼されない方がいいと考えている。
 過去に実績のない弁護士は何をしたらいいのか知らないこともしばしばで、我々犯罪被害者支援をしている弁護士からすると、「何でコレしてないの?」と驚くこともしばしばだからである。
 とはいえ、誰に依頼していよか分からない場合は、おおよその弁護士会では実施されている、犯罪被害者支援相談を一度受けてみられることをお勧めする。

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2017年10月17日 (火)

読書日記「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」

 講談社現代新書。矢部宏治。
 表題からするとトンデモ本のように見えるかもしれないが、内容を読むと驚愕の事実が明らかになる。
 なぜ沖縄で住民の近くでアメリカ軍が好き放題できるのか、日米地位協定がなぜあるのか、日本の航空機がなぜ最短距離で飛べないのか。なぜ沖縄では空港着陸前に危険とされる低空飛行を継続しなければいけないのか。

 アメリカ軍の基地が沖縄以外にも多数あるのはなぜか。
 この本を読むとその理由が分かる。
 日本は独立した国家とはいえないことが分かる。
 日航機123便を購入したことをAmazonの履歴に反映させたところ、お勧めで出てきたので購入したところ、我々一般人が何も知らないところで、我々日本国民の財産や生命は常時アメリカ軍によって危険にさらされているのである。
 これは、日航機123便の事故の真相と相まって、絶対に読まなければならない一冊である。

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2017年10月16日 (月)

じっと見つめるワン

 何を見つめているのか分からないが、小次郎(二代目)である。

 虫が飛んでいると捕まえようとするので、狙っているのかもしれない。
 また一週間の始まりである。
 頑張っていきましょう。
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2017年10月13日 (金)

読書日記「日航123便墜落の新事実」

 河出書房新社。青山透子。

 少し前に読んだ、「WOLF」という文庫本の中に、日航123便の墜落に関して自衛隊が隠蔽工作を図ったという記載が何度されており、今まで事故原因について疑うこともなかった私であったが、「何かあったのかもしれない」と思っていると、本屋でちょうどこの本を見つけた。
 筆者はもとCAで、事故原因に疑問を抱き、既にこれよりも前に日航123便墜落の原因について一冊の本を上程されている。これについては目撃証言をもとに何があったのかを明らかにしようとされた一冊である。
 読んでその内容に衝撃を受けた。
 目撃証言を踏まえても、現場の状況からしても、一般に公開されている事故原因であるはずがないのである。
 内容はネタバレになるので書かないが、事故の原因は全く別のものであったといわざるを得ない。
 なぜ、123便に乗っていた人は死ななければならなかったのか、また、救える命はもっとあったはずではないか、その疑問から筆者は丹念に目撃者と面会を重ね、真実に近づいていく。
 今年読んだ本の中でも、上位に来ることは間違いがない一冊である。
 お勧めである。

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2017年10月12日 (木)

落花生

 落花生を収穫したが、思ったよりは実がついていなかった。

 まあ、ある程度は取れたし、よしとしようか。
 秋冬野菜は中々難しいので、また、来年の春に何かを植えよう。
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2017年10月11日 (水)

犯罪被害者の上訴権

 日本の刑事訴訟法においては、犯罪被害者の上訴権は認められていない。

 検察庁に対し、上訴することを申し入れることができるのみであり、検察庁の職権発動を促すことができるのみである。
 2010年に発刊された犯罪と刑罰第20号、刑法読書会、成文堂によると、ドイツでは被害者は、独立して上訴権が認められていると記載されている(ただし、量刑不当の場合は上訴できない)。
 アメリカでも、一定の条件の下で、「事実審裁判所が日がいゃの権利を否定した場合には、被害者、もしくは彼らが依頼した弁護士は、職務令状の発布を請求し、即時に上訴審での審査を求めることができる」とされていると同書には記載がある。
 私としては、現行の犯罪被害者制度のもとでも、検察官は公益の代表者であるから、自らが起訴した犯罪事実が認められなかった場合には、被害者の意向を最大限に尊重し、できうる限り上訴を行うべきであると考えるが、私が担当した事件でも、被害者としては意見を申し入れたが、検察庁内での検討の結果、控訴・上訴されなかったというケースもあり、必ずしも被害者の希望通りにはならない場合があることも事実である。
 ドイツや、アメリカでも被害者に上訴権を認めているのであるから、当事者対立構造のもとでも、日本においても法改正を行えば、被害者の上訴権は認められる余地はあると考えるが、そのような法改正は現時点ではされていないし、検討されているという話を聞かない(私が知らないだけかもしれないが)。
 刑事被告人には突然なるということは少ない一方で、犯罪被害を自らが受けたり、あるいは遺族となることは突然誰にでも起こりうる。
 社会全体で、犯罪被害を受けた人を救済していくという観点からは、被害者の主張はできうる限り尊重されるべきであろう。

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2017年10月10日 (火)

暴れると眠気がくるワン

 朝から暴れて、少し疲れた小次郎(二代目)である。

 初代は携帯が普及していなかった時代であったため、中々写真を撮らせてくれなかったが、二代目小次郎は携帯にカメラがついている時代に生まれたので、写真も平気である。
 目がトロンとしております。
 今週は1日ウィークディが少ないので、集中して仕事を頑張りましょう。
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2017年10月 6日 (金)

読書日記、売春島 「最後の桃源郷」渡鹿野島ルポ

 彩図社。高木瑞穂。

 全く知らなかったのだが、かつて売春島と呼ばれる島が三重県にあり、最盛期はメイン通りは人が歩けなかったほどだという。
 その成り立ちや衰退、現在の島の状況について克明にルポをしたノンフィクション。
 自分が惚れた男のために身体を売る女性、騙されて連れて来られた女性など、悲喜こもごもな話が綴られる。
 こういう分野が好きな方は是非。

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2017年10月 5日 (木)

携帯でメールを打つ時

 本文を打っているつもりで気づいたら、件名にものすごい長い量の文書を打ち込んでいて、愕然とすることありませんか?

 私はあります。
 以上です。

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2017年10月 4日 (水)

読書日記「90歳まで働く!」

 WAC文庫。郡山史郎。

 80歳を過ぎて未だ現役の著者が定年後の方向けに書いた本と思われるが、今から読んでおくのも悪くないと思い購入(私の場合、定年はないが、いくつでやめるかの目安である。業務が満足にできなくなっているのに仕事にしがみつく老害弁護士にはなりたくないが、90歳を超えて現役であられた上、亡くなる直前までしっかりしておられた先生がいらっしゃったので(故人)、私もああなれたらいいなあと憧れなのである。)。
 定年後やってはいけない十戒が書かれており、いくつかは私の年齢ではよく分からないものもいくつかあったが、共感できるところも多々あった。
 私はそこまでの年ではないが、今から何か新しく勉強(臨床心理士とか)をするのはやめようと思ったものである。
 労働人口が減っていく一方である今、定年後の方々の力がまだまだ必要な時代であり、将来の参考となった。

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2017年10月 3日 (火)

焦って逃げるイタチ

 これまたとっさのことで写真がないのであるが、休日に庭で葉巻をふかしていると、横でガサガサいうので振り返るとイタチがいた。

 まだ子どものようである。
 私は座っていたので、気づかなかった模様である。
 焦ったイタチは少し段になっている駐車場の方にダイブするように逃げて、アスファルトでお腹を打っていた。
 悪いことをしたと思ったが、少し前には大きいイタチが私の自宅の庭をフンフンという感じで横切っていったので、どうやら私の庭は彼らの縄張りに組み入れられてしまっているようである。
 イタチには、小学生の頃に私がかわいがって、懐いていたセキセイインコのピーちゃんを食べられたことがあり(朝起きたら、血と羽しか残っていなかった)、恨みに思っていたが、40年近く経つとイタチに対する復讐心もさすがに消えていることに気づいたものである。
 特に内容もないが、以上です。

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2017年10月 2日 (月)

おすまししてるワン

 スフィンクスのようなポーズでおすまししている小次郎(二代目)である。

 深遠な目つきをしているが、その実は何も考えていないであろう。
 10月に入りましたが、頑張っていきましょう。
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