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2017年11月30日 (木)

右手首を痛めるの巻

 先日のサッカーの練習で、紅白戦前にシュート練習をする際、キーパーが来ていなかったので、キーパー役に入った。

 キーパーを避けてシュートをする練習をするためである。
 2ヶ所からシュートが飛んでくる練習であった。
 左側から来たボールをはじいて、右を見ると、もう目の前にボールが来ていた。
 とっさに右手一本ではじいたのであるが、右手首を持っていかれたのである。
 ゴール左右にはかなりの広さがあるにも関わらず、キーパーめがけて蹴ってきたという技術のなさは、T田弁護士であった。彼は、その後の紅白戦でもシュートを外し続けた。
 キーパーが練習に来ていない時は、紅白戦は交替でキーパーをするのだが、もう一度手首を痛めるとかなわんので、フィールドのみをさせてもらった。
 結果としては15分の短いのを6本程度やって1得点。この日は助っ人が数名来ており、助っ人は大学までやっていた人ばかりでレベルが高く、その他チームメイトには高校時代全国に行った選手も2名おり、あのレベルの高い中でやっていれば47歳でもまだ向上できそうな気がする(多分気がするだけだと思うが)。
 レベルの高い中、1点を取れたのはよかったとしよう。
 秋の合宿では1名が練習試合で鎖骨を折っており、毛ガニは、いや、怪我には気をつけたい。
 仕事には支障はないのだが、鞄を持ち上げる時などに痛む。
 しばらく体操選手のように、手首にテーピング生活である。

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2017年11月29日 (水)

不起訴の刑事記録

 検察審査会への不服申立の依頼を受ける時があるが、その場合に必須なのは不起訴となった刑事記録のコピーの申請である。

 昔は交通事故の実況見分調書しか出なかったが、犯罪被害者の権利が拡充されるのに伴い、他の不起訴記録でも代替性のないものは開示されるし、交通事故でも信号の色が問題となるような事案であれば、信号の周期表等々、報告書の類いを取り寄せられることもある(私は現実に取り寄せている。)。
 最初に受けた殺人事件の審査会申立の頃は、不起訴記録は一切開示されなかったが、担当検事が説明のために、不起訴裁定書の概要をご遺族に書面で交付してくれていたので、そこからどんな証拠がありそうか推測できたので、それを前提に資料等をつけて申立をしたところ、起訴相当、不起訴不当(被害者が2名であった)の議決をもらうことができた。
 しかし、これとても担当検事の説明文書がなければ無理であったろう。
 不起訴記録も取らずに審査会への申立をしている例が時々散見されるが、検察庁がどのような証拠関係に基づいて不起訴としたのか分からないままで、起訴するべきといったところで、説得力がないことは明らかである。また、その証拠をつぶす資料も提出しないと(交通事故だと私的鑑定など)、同じ証拠関係では一般的には難しいのではなかろうか。
 時々知らない弁護士がいるので、たまには真面目なことも書いておく。

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2017年11月28日 (火)

読書日記「エデンの祭壇(上)(下)

 扶桑社ミステリー。ジェームズ・ロリンズ。
 遺伝子操作により生まれた動物を巡る暗闘を描いた上下巻。
 この作者の場合、思いつきで書くのではなく、相当な調査をした上で書くので、トンデモ話に思えない。
 戦争にこうした遺伝子操作を受けた動物が使われる日も近いのではないかと思わせられる作品である。

 時々こういう肩の凝らない本も読書には必要である。

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2017年11月27日 (月)

野性味はなくしたワン

  私の足の間で本気で寝ている小次郎(二代目)である。お前、ホンマにワンコか?と疑問を持ちたくなる顔付きである。

 もうすぐ12月。今週も頑張っていきましょう。
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2017年11月24日 (金)

読書日記「ボコ・ハラム」

 新潮社。白戸圭一。
 もと新聞記者の著者によるボコ・ハラム成立の経緯とその周辺諸国のアフリカ情勢について書かれた一冊で、副題は、「イスラーム国を越えた「史上最悪」のテロ組織」。
 ボコ・ハラムといえば、女学生を拉致して声明を発表したということで一躍その名が世の中に知れ渡ったテロ組織である。
 ナイジェリア建国の経緯から、イスラム教徒とキリスト教徒の確執とイスラム教徒の中でも現状のイスラム法典の執行のあり方に不満を抱き、また、経済的に恵まれない子弟がテロリズムに染まっていく経緯を描いたノンフィクションである。

 もと新聞記者であることからか、ノンフィクションライターの中でも文章が卓越してうまく、一気に読ませる。
 テロと日本が無関係ではないとされる今の世で、こうした知識も必要である。
 これもまたお勧め本。

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2017年11月22日 (水)

読書日記「東京と神戸に核ミサイルが落ちたら所沢と大阪はどうなる」

 講談社+α新書。兵藤二十八。
 軍事学の本であると思うのだが、核戦争がどういうものか、どこの国がどれだけ核を保有しているのか、核爆発がどういうものであるのかについてわかりやすく書かれているので、目からウロコの一冊である。
 日本でどこが狙われるのか、それはなぜかについても詳しく書かれている。

 北斗の拳のような世界には現実の核戦争では中々ならないということも理解できた。
 これはお勧めである。

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2017年11月21日 (火)

読書日記「悪霊」(上)(下)

 新潮文庫。ドストエフスキー。
 上下巻で1300~1400頁ある長編小説である。

 実際にあった事件をモデルにした小説ということであるが、この小説のすごいところは、最初の350頁か400頁くらいまでは、物語に出てくる人物の説明などで、ほぼ物語が進まないというところである。
 ここで挫折する人がいるというのもうなずけるのである。
 中々進まなかったが、若い頃に文学を読まなかったので、40歳を過ぎてからは意識的にこれを読むようにしているため、そこを我慢して読んだ。
 400頁を過ぎたあたりから物語は進みだし、その後、怒濤のように悲劇が続く。
 暗殺や群衆によるリンチなど、読んでいて気が滅入るほどの悲劇の連続である。
 
 この物語は筆者にとって大切な物語であったが、本来入るべきところに主人公の独白が入れられていなかったり、保管されている原稿によって内容が違っていたりして、そこも難解になっている。
 秋の(もう冬ですが)夜長の読書にいかがであろう。

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2017年11月20日 (月)

けっこうお目々も大きいワン

 初代小次郎と比べると目が小さい二代目小次郎であるが、普段は菅田将暉のように見開いていないだけのようで、何かをじっと見つめる時はけっこう大きい目をしている。

 これは、ソファーで毛布をかぶって横になっている私の足の上に乗っている時に、何かを見つめていたものである。
 寒くなってきましたが、今週も頑張っていきましょう。
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2017年11月17日 (金)

読書日記「弱者の戦略」

 新潮新書。稲垣栄洋。

 自然界においては強い者が勝つのではなく、勝ったものが強いのである-。
 こういうフレーズで、全編、生物が生き残るために、ニッチを求めて、あるいは競争しない食べ物を食するよう進化することで、あるいは小さいオスはメスに化けてハーレムに入り込み、隙を見て交尾をして子孫を残したり、活動時間帯を変える等々をしている具体例が書かれている。
 人生において生き残るために、参考となることが多いと思われ、大変面白かった(私が生物好きということもあるが)。
 なお、小次郎の写真更新のほかは、しばらくサッカーネタ等で読書日記が書けていなかったので、しばらくは読書日記を続ける予定である。
 読書に興味がない人には申し訳ない。

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2017年11月15日 (水)

渡り鳥(と思われる鳥)

 少し前だが、庭で朝に葉巻を吸っていると、この鳥が毎日来ていた。

 私の方を時々チラチラ見ていたので、ある朝にチッチッチと呼んで見たところ、1㍍くらいの距離まで来てくれた。
 私が調べたところ、ムギマキという鳥ではないかと思われる。
 秋に日本に来て、冬は東南アジアで過ごして、春にまた日本に来て夏はサハリンあたりで過ごす鳥ではないかと思うが、鳥類学者ではないので間違っているかもしれない。
 お腹がオレンジで可愛らしいが、渡り鳥だとすると、大変な旅をしているので、私なんかよりよほど苦労していることであろう。頑張って、海を渡って欲しいものである。
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2017年11月14日 (火)

第30回全国法曹サッカー大会その7

 横浜1のエースは高校選手権の決勝で2得点を取り、日本代表の大迫のチームに勝ったチームのエースストライカーである。

 彼を押さえ込まないと勝てない。
 京都1のバック陣、金岡、冨本、飯田、船岡は必死の頑張りで相手のエースを封じて、中盤でも若竹、後藤、沈、高山が縦横無尽に動いて前半0-0とする。
 前半は、今大会はキーパーに専念している牧野前主将がバックバスを胸トラップして落としたところに、相手のフォワードが詰めてシュート。これは牧野前主将の気迫でホームランとなって助かったのであった。
 後半開始。
 後半から、突如私はチームの指揮を委ねられたが、監督としてもそれなりに経験を積んでいる私と自負する私もびびったが、適宜の交代でチームを有利に導くべく、疲れの見える選手などを交代していった。
 そして。
 左サイドから中央に切れ込んで柏原修習生がシュートし、これが京都1のエース小沼の足に(たまたまと思われる)あたり、絶妙のループシュートとなりゴールに吸い込まれる。
 自分の足を指さして「俺のゴールだ」とアピールする小沼。そのままのシュートコースであれば、敵のバックに当たっていたと思われ、ラッキーな先制点である。
 その後は横浜1の怒濤の攻め。
 ここまで京都1を押し込んだのは、横浜1だけであった。さすが2連覇しているチームである。
 バックが守り、左サイドで張っていた小沼にパスが渡り、左サイドを駆け上がる小沼。
 その時、右サイドをゴール前で守っていた柏原修習生がものすごい速さで駆け上がった。
 小沼から長いサイドチェンジのパス。これが走り込む柏原の足下にピタリとおさまり、相手のキーパーの逆をついて右脇をすり抜けてゴールへの優しいパス。
 2-0である。
 ベンチ総出で大喜び。
 残り時間は約7分。
 残り7分を危なげなく守り切り、9年ぶり3回目の優勝である。
 歓喜に沸く京都チーム。
 京都1、京都2全員でつかみ取った栄冠である。
 毎回の大会で、「京都1が最強やった。京都1とはもうやりたくない。」と言われ続けて早くも9年。とうとう栄冠を取り戻したのである。もう無冠の帝王とは呼ばせないのである(いや、過去2回優勝してますけど)。
 今大会は、京都1が優勝、京都2も19チーム中8位と大躍進をした大会であった。
 来年は京都大会。京都1の2連覇をかけて、また、京都2の8位がたまたまであったと言われないよう、再び精進を続けないといけない(健康のためにも)。
 私自身は、まだまだ若いモンに負ける訳にはいかない、いや、負けてるけどその差を縮めるべく、ダイエットの継続と練習参加を誓ったのであった。
 最後に、素晴らしい大会を運営していただいた広島チームの皆さんに御礼を述べて、今年のこのシリーズを終わりとしたい。
 ありがとうございました。

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2017年11月13日 (月)

腕枕だワン

 毛布に頭を乗せてソファーの上で腕まくらをしている小次郎(二代目)である。

 何か考えていそうな顔をしているが、その実は何も考えていないのであろう。
 11月もはや13日。今週も頑張っていきましょう。
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2017年11月10日 (金)

第30回全国法曹サッカー大会その6

 初日の夜は懇親会が開催され、元日本代表のドラゴン久保、元五輪代表の森崎選手がゲストとしてきていただけるという豪華なキャスティングであった。さすが30回記念大会。

 京都1の小沼選手がドラゴン久保からベストゴール賞に選ばれ、次年度開催は京都と決まった。これはもう京都1は今大会で優勝、京都2も更なる躍進を目指すしかない。
 懇親会の食事が少なく、その後チームメイトでもう少し食べて呑むところを探すが、どこも満席で、やむなくカラオケボックスで歌も歌わず2次会である。
 ここで京都2の鄭君に注文を任せたところ、唐揚げばかりが大量に出てくるという状況となり、初日の弁当も唐揚げ弁当であったこともあり、せっかくみんなのために注文してくれた鄭君が唐揚げ頼みすぎやということでブーイングを浴びるかわいそうな一幕もあった。
 ほどほどにしてホテルに帰り、窓はそっとあけて葉巻を数本吸う。ふっふっふ。同じ間違いは私は繰り返さないのだ。上位になると、2日目の試合開始がゆっくりであり、朝早く起きなくてよい。例年は早朝からの試合で2日目6時起きとなることとはえらい違いである。
 2日目も雨である。雨の中、会場に向かう。朝食でカレーを食べたい気持ちになったが、我慢した。
 我々は2位リーグであるため、優勝してもおかしくない名古屋1と対戦である。
 前半私もスタメンで出て、前半は名古屋の猛攻を防いで0-0で折り返す。これは、さらなる上位の可能性があるか?
 しかし、後半、名古屋のものすごいミドルシュートが決まり1-0。またミドルが入り2-0と敗戦したのであった。しかし、優勝経験のある名古屋と前半25分0-0で折り返しただけでも収穫であるし、ミドルシュートもすばらしいシュートだったので仕方ない。
 7位、8位決定戦に周り、横浜2と対戦したが、3-1で敗戦した。かつて横浜の主力メンバーであった選手が2に来ていることからすると、これも収穫である。1得点はまたもやコーナーキックから近藤。高選手もヘディングで決めたが、なぜか反則を取られて幻のゴールとなった。横浜の選手も「あれ、ファールじゃないよね」と言ってくれていたそうである。
 2戦2敗となったが、8位は確保である。19チーム中8位なので、立派な戦績である。
 あとは、京都1が優勝するだけであるが、準決勝で福岡を2-0で破り、京都1は3連覇がかかる横浜1との決勝に進んだ。
 つづく。

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2017年11月 9日 (木)

第30回全国法曹サッカー大会その5

 大阪1はやる気マンマンである。まず私は左サイドハーフで先発した。

 大阪1の攻撃を跳ね返す京都2のディフェンス陣。
 攻められ続けるが、大阪1は京都2から得点を奪おうと、シュートを万振りして、全てホームランが大きく枠を外している。
 私は12分半で交代したが、今の焦りが見える大阪1なら、カウンターから1点をもぎ取れるかも知れない。
 私は休ませて元気な近藤修習生、フォワードの船坂、福田選手などフレッシュな選手を次々に交代投入した。
 カウンターで攻め上がり、コーナーキックのチャンス。
 コーナーなら、京都2にも背の高い鄭選手たちがいる。チャンスはあるかもしれない。
 そう思った時、コーナーのボールがこぼれてゴール前の混戦。
 これを近藤が押し込み、1-0である。
 京都2はこれまた優勝候補の大阪1からリードを奪うというのは全く慣れていない展開で、みな浮き足立つ。
 ベンチから声をかけて、落ち着くように声を張り上げ、守備に集中しろとゲキを飛ばす。
 時間はあと7分。
 大阪1に焦りが見え、イージーなミスも出てきた。
 船坂選手に到っては、まだ5分あるのにコーナーでボールキープをし出す始末である。ちょっと早いぞ船坂と私が声をかけ、京都2からはどっと笑い声が起こる。こういうところが京都2のいいところである。
 その後、何とか大阪の猛攻を耐えきり、1-0で勝利した。
 ジャイアントキリングである。
 たとえれば、本気のブラジルに日本が勝つようなものである。
 歓喜に沸く京都2。
 勝ち点を6として、何と2位リーグ(5位から8位が確定)に回ることになった。
 これは、他のチームが25分間0-0の引き分けの試合が多く、勝ち点が伸びなかったことなど、運も味方したのである。
 しかし、うれしさ半面、つらさ半面である。
 2位リーグということは、優勝してもおかしくないチームばかりが回ってきているのである。
 つらい2日目が想定され、橋詰裁判官から、「勝ちすぎや」と言われる始末である。
 そして優勝を目指す京都1は、札幌を3-0、東京2のヤングチームを1-0で破り、見事準決勝に進んだのであった。
 
 つづく。

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2017年11月 8日 (水)

第30回全国法曹サッカー大会その4

 京都2の3試合目は神戸1とであった。

 引いてブロックを作って引き分け狙いというのも考えたが、これまで出場していない選手にそういう作戦もどうかと思い、真っ向勝負を挑んだ。私は2試合出たのでこの試合は休んだ。
 神戸1には、後の懇親会で、元日本代表のドラゴン久保(会場に見に来ていたのである)から、頑張ればプロになれるかもと言われた60番の選手がいた。
 うまい、強いことはわかっていたが、真っ向勝負と行くしか手はない。
 しかし、真っ向勝負が裏目に出て、2点を先取された。うなだれるキーパーの奥田修習生。
 ここで私は、この試合の勝ちは難しいと思ったが、ここで秘密兵器のキーパーF川を投入した。
 彼こそ、どこかの大会で朝からカレー3杯を食べてアップをしていた時に、「お腹が苦しい」と言ってアップを拒否した伝説のゴールキーパーである。
 前に見たときよりもかなり腹が出ており、臨月ではないかと疑うが、まさか妊娠はしていまい。もうちょっと痩せないと、成人病が心配である。
 F川選手も好セーブを連発したものの、真っ向勝負が仇となり、4-0で敗戦。
 全国大会は厳しい。
 毎年のように、最下位リーグで楽しく2日目を戦うことになるのか。。。
 
 みなげんなりしながら、優秀候補の大阪1との試合が始まった。
 つづく。

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2017年11月 7日 (火)

第30回全国法曹サッカー大会その3

 京都2の二戦目の相手は東京1、東京アダルトチームであった。

 期的には、上の方の期(とはいっても、48期の私や39期の橋詰裁判官のような人はいないが)で構成されており、名古屋を破った勢いで、このまま勝利したいところであった。
 私も右サイドハーフで先発し、先ほど同様の若いもの中心の布陣で臨んだ(私が入っているのは、全国大会の独特の雰囲気にみな最初は呑まれるので、ベテランとして入っていただけであり、私が年がいっているのにすごい選手という訳ではない)。
 しかし、開始5分で、ペナルティーエリア内でセンターバックの杉山選手(裁判官)が痛恨のハンド。トラップしたボールが手にあたり、正直な杉山選手は「あっ。やっちゃった。」という顔になり、審判から「故意じゃないのはわかるけどね。」と言われながら相手にPKを与えてしまった。これがセルジオラモスなら、手に当たっても知らん顔をしてプレーを続けていたであろうが、そこがレアルマドリードと我々京都2の違いである。
 PKを決められて早くも1-0。25分1本という変則的な試合であるため、最初に得点を取られると焦る。
 その後も選手交代をしながら攻めたが、焦りからか効率のいい攻撃ができず、1-0でタイムアップ。
 やはり、全国大会は厳しかった。
 あと残っているのは超強豪の神戸1と大阪1であり、やはり全国大会で1位通過など、夢のまた夢であったようである。
 この間に、優勝を狙う京都1は順調に勝ち点を取り、九州選抜に1-0で勝利し、神戸2にも1-0で勝利していた。さすが我々京都2とは違うのである。
 我々京都2は、悲壮な覚悟で、初日の残り2試合に臨んだ。
 つづく。

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2017年11月 6日 (月)

毛布の季節だワン

 自然界では絶対に生きていけないことが分かる小次郎(二代目)の姿である。

 毛布をかけてやると、頭だけ出して、あごを乗せてほんわかしている。
 動物としてはあかんと思うが、存在意義はこういう姿を見せてくれるところにあると思うので、まあいいか、と思うのである。
 連休も終わり、また一週間頑張っていきましょう。
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2017年11月 1日 (水)

第30回全国法曹サッカー大会その2

 全国大会の初日は雨であった。台風が近づいてきているせいである。

 夜中開け放された窓枠は雨で濡れていた。
 起床して風呂に入り、朝食を食べに行く。5種類のカレーがあったが、以前どこかの大会で、とあるキーパーが朝から3杯カレーを食べて「アップができません」と言っていたのを思いだして、1種類をすするだけにした。その他のおかずも美味しく、窓が固まる以外はいいホテルなのかもしれない(ちなみに、2階に大浴場がある)。
 フロントで、「窓が閉まらなくなりまして・・・」というと、「ああ」という感じで特に何も言われず、一緒に部屋に行くと、「全開にすると、ここがロックされるんです。中々簡単には外れません。ちょっとだけ開けるのがポイントです。」といわれてしまった。
 そんな窓、あかんやん。。。また、そうならそうで、早く言ってよ・・・。
 という一幕はあったが、バスに乗り会場に向かおうとしたが、同時刻は他のチームもバスに乗るため、満席で京都チームの人が乗れないという事態が発生したため、やむなく一緒にタクシーで向かったのであった。
 京都1(毎年優勝候補。不運さで9年間優勝から遠ざかっている。ちなみに前の優勝は平成19年の広島大会で、この時は私が京都1で決勝ゴールを決めて優勝した)と京都2(エンジョイサッカーして、みんなで少しでも上を狙うチーム)が今大会には出場しているが、私はもちろん京都2である。47歳で優勝を狙うチームにいられる訳がないのである。
 両方のチームがほぼ同時刻の試合のため、双方応援できないのが残念である。
 今年は5チームが一つのリーグに分けられ、25分4本を総当たりで戦うという形式で、1位リーグに入ればベスト4という形式であった。
 京都1の対戦相手は九州選抜、神戸2、東京2(こちらは2が若いチームで東京1より強い)、札幌と対戦である。
 京都2の対戦相手は地獄の対戦相手である。
 名古屋2(優勝経験もある名古屋1を、昨年は名古屋同士の対戦で勝っているので、かなり強いはずである)、東京1(こちらはアダルトチームであるが、少し前の福岡大会では京都1を決勝で破っているので、これまた強いチームである)、神戸1(関西勢で春に争う関西カップでは何度か優勝しており、これもとても強いチーム)、大阪1(これも優勝候補で、過去に何度も優勝している)という、嫌がらせのような対戦相手であった。
 私が監督兼主将兼選手である京都2は、これに対して人界戦術で対抗することとしていた。
 今年の大会は、参加者が非常に多かったので、京都2は25名が参加していたのである。
 25分のうち、12分半を全力でやりきり、疲れたら交替するという作戦であった。
 名古屋2との初戦、私が飛び道具として京都2に入れておいた近藤修習生を左サイドで起用したのが当たった。
 中央で船坂選手がキープしたボールを左の近藤選手につないでミドルシュート。これが見事に決まり、開始5分で1-0となった。私も右サイドハーフで先発していた。得点には絡んでないけど。
 勝っている状態がほとんどない京都2(毎年最下位リーグをうろうろとしている)は、浮き足立つが、これを叱咤して落ち着けようとし、選手をどんどん交替していき、20分間名古屋の猛攻を全員で守り切り、初戦で勝ち点3を確保した。
 例年にない状況である。
 これは、ひょっとしたら1位通過可能か?
 しかし、全国大会はそれほど甘くなかったのであった。
 つづく。

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