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2018年3月14日 (水)

読書日記「極夜行」

 文藝春秋。角幡唯介。

 ツァンポー渓谷の踏破を始め、アグルーカの行方、雪男は向こうからやってきたなどを描いた著者の新たな冒険。それは、極北地域で大陽がのぼることのない「極夜」の単独行であった。
 太陽が昇らない世界はどういうものか、どのような危険が著者を待ち受けるのか、唯一のパートナーである犬とともに著者は死んでしまうのか-。
 我々が知らない極限の世界が描かれる。
 冒険ノンフィクションの傑作である。
 是非一読を。

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