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2018年5月 8日 (火)

読書日記「漂流」

 新潮社。角幡唯介。
 ノンフィクション作家の筆者によるルポである。
 マグロ漁船が転覆し、37日間の漂流をして奇跡の生還を遂げたマグロ漁師。
 漂流中、どうやって彼らは生き延びたのか?37日の間にどのようなことがあったのか。
 マグロ漁師は8年後、再び海に出て、行方が知れなくなってしまう。

 8年後に彼を海に向かわせたものは何であったのか。
 沖縄のマグロ漁業はどういうものであったのか。
 徹底した取材に基づいた上、角幡氏の精緻な文体が読む者を引き込む、他に類を見ないルポルタージュである。

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