読書日記「月と6ペンス」
新潮文庫。モーム。
40歳を過ぎてから少しずつ世界文学を読んでいるのだが、これも名作であると言われているのに読んだことがなかった。
ゴーギャンをモデルにした絵描きが主人公である。
彼を知る人物の口を借りて、主人公の生涯が語られる。
主人公はある日家族を見捨てて、自らの才能を信じて極貧生活の中で絵を描くことに没頭する。周囲の人生を破壊しながら、絵を描き続ける彼の心の闇とは一体どこにあったのだろう。
小説はくだらない、時間の無駄という意見もあるが、想像の力、物語の力を教えてくれる作品であると感じた。
長年読み続けられる作品には、それだけの力があると感じさせてくれる作品である。
小説はくだらない、時間の無駄という意見もあるが、想像の力、物語の力を教えてくれる作品であると感じた。
長年読み続けられる作品には、それだけの力があると感じさせてくれる作品である。
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コメント
学生の時、夏休みの宿題でこの本を読むように
と言われたのですが、新学期その先生が学生に
不倫についてどう思うか?とか聞いてました
最初の学生 「あか~~ん」先生はひいて、そ、そですか、と言い別の学生に聞くと「好きになったら仕方が無い」と答え、他の学生がおお~~っっと言ってた覚えがあります どちらにせよゴーギャンよりゴッホのほうが魅力があります
投稿: | 2019年4月 6日 (土) 02時23分