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2018年7月19日 (木)

裁判所の夏期休廷期間、そして宿題という名の書面書き

 裁判所が交代で夏期休廷に入る期間である。裁判官も、遊んでいる訳ではなく、自宅で判決起案などをしているようである。単に裁判の期日が入らないというだけである。

 同じく、我々弁護士も夏期休廷期間は半分期日が入らないので、少し身体が空く。
 この期間は、「わーい。夏休みだ」として、遊べればよいのだが、そんなことをしたら9月に地獄を見る。多少は休むが、三連休も1日だけ書面を書きに来ていた。
 私は、この期間に、提出期限がだいぶ先の書面を「夏休みの宿題」と考え、せこせこと空いた時間書面を書くのである。
 考えてみると、地味な仕事であるが、法廷でのやりとりをするには、こうした地味な時間が必要なのである。
 学生時代に宿題が出て期限までに終わらせるというのも、社会人になって仕事を期限内に終わらせるための準備だったのだと、50歳が近づいた今思う次第である。

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