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2018年8月31日 (金)

独立開業支援

 日弁連では、弁護士過疎地域で開業する弁護士に開業のための費用を貸付する制度がある。詳しくは「日弁連 経済的支援」で検索すると、日弁連の該当のページにたどり着ける。要件等が決まっているので、なんでもかんでも貸付される訳ではない。

 さらに、一定の収入が上がらなかった場合には(そのほかにも要件はあるが)、返済が免除される。

 意外にこの制度が知られておらず、先日も、対象の地域で独立する弁護士が申請をしていないようであったので、制度を教えてあげたのである。
 都市部では競争が激しいため、地方都市でやってみるというのも、一つの手であろうと思うので、紹介しておく次第である。
 ちなみに、私は詳しくはないので、直接のお問い合わせはご容赦ください。。。
 日弁連のホームページの方が正確である。

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2018年8月30日 (木)

読書日記「ウバールの悪魔」

 上下巻。ジェームズ・ロリンズ。
 Σフォースシリーズの0巻とされている作品である。
 全世界を破滅に導きかねない古代の力が出てくる(このあたりはいつも同じ)。しかも科学で説明ができたりする。

 筆者は、科学的知識とフィクションをよくこれだけ織り交ぜられると毎回思う。
 こういう本も人生には必要である。

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2018年8月29日 (水)

スマホを忘れるの巻

 月曜日は朝10時から19時30分まで日弁連でずっと会議であった。
 公設事務所・法律相談センターの会議である(私は副委員長で再生PT座長)。

 会議を聞きながら時々スマホで事務所からの事務連絡等に返事をしていたが、19時前に充電が切れそうになったので、充電を始めたが、そのまま会議室に忘れてきてしまったのである。こんなことは今までなかったのであるが、さすがに集中力が切れていたのであろう。日弁連の事務局に着払いで送ってもらうよう依頼中である。
 スマホは仕事用で、緊急に連絡が必要な当事者(DV事案など)には休日に電話してもらえるようにしている。あとはPCに来たメール確認用で、ほとんど電話としては利用しない。
 メールや電話はガラホ(中身はスマホだが、見た目はガラケー)の2個持ちである。
 スマホはメールが来たり、電話をかけたりすることには使っていないので助かったが、スマ一つで全て対応していたら、途方にくれたであろう。
 携帯を無くした人の気持ちが10%くらいわかった(当社比)気になっている水曜日である。

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2018年8月28日 (火)

台風と交通機関

 台風によって、災害が発生する危険性、運行の安全確保のため、交通機関が早々に運行を休止するというやり方が一般的となってきたようである。

 先日の台風や地震で電車が止まり、通勤できず困った経験から(父親に事務所まで送ってもらったが、道が大渋滞であった。)、23日の台風の時は事務所の近くのホテルに泊まった。
 予約してみて、当日予約だと、安くなっていたり、レイトチェックインでさらに安くなっていることが分かった。
 急遽宿泊を決めたので、何も持っておらず、下着と靴下だけは購入した。これもコンビニで売られているから、便利な時代となったものである。
 困ったのは喘息の吸引薬がないのと、歯磨き粉である。
 吸引薬は1日くらい吸わなくても、発作が出るようなことはないが、ホテルの歯磨き粉にはキシリトールが入っており、キシリトールは喘息発作を誘発するため、私は使えないのである。今回は水だけで磨いたが(それでもそれなりに口はすっきりするものである。)、普段は、塩歯磨き粉を使っている。
 塩歯磨き粉はさすがにコンビニでは置いていないので、次回同様のことがあった場合に備えて、事務所に塩歯磨き粉を置いておくか、目下検討中である。

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2018年8月27日 (月)

眠気が来たワン

 ソファーで私の横に座っている二代目小次郎が、眠気に襲われているところである。

 別に何かをしないといけないということもないので、眠ればよいと思うのだが、なぜか眠気と戦っていたのである。
 8月も最後の週になりましたが、頑張っていきましょう。
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2018年8月24日 (金)

読書日記「性の進化史」

 新潮社。松田洋一。

 ヒトの精子数が減っているという報告がなされている。このままでは、人類は滅亡してしまうのか?
 そもそも、なぜヒトには性があるのか?
 性がない生物はどのようにして遺伝子をつないでいくのか。
 性が温度やハーレムの構成によって変わる生物はなぜそのようなことが可能なのか。
 性の進化史とともに、ヒトの性を決める染色体があることによって、どのような遺伝的病気がヒトに発症するのか等々、非常に興味深い内容であった。
 生物が遺伝子を残すために、どのように進化してきたのか、遺伝子の基本的な仕組みについて、勉強することができる良書である。
 興味がある方はご一読を。

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2018年8月23日 (木)

読書日記「中国行きのスロウ・ボート」

 中公文庫。村上春樹。

 村上春樹の最初の短編集である。

 特に関連はなく、初期の短編を集めたものである。
 カンガルー通信という短編は、狂気のようなものを感じる作品であった。著者の心の闇の発露であろうか。
 午後の最後の芝生という作品と、土の中の小さな犬という作品が気に入った。
 短編で、起承転結がある訳ではないが(村上春樹の場合、長編でも伏線が伏線のまま終わったりするので、そこは同じか。)、なんとなく心に残る作品であった。
 下手な文学読みであるため、解説のようなものは書けないし、解説は世の中にあまたあふれているであろうから、書く必要もないと思うが、好きな作品、というしかいえないのだが。

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2018年8月22日 (水)

未払賃金の立替払い制度

 労働者健康安全機構で、倒産した会社の未払賃金の立替払い制度があるのだが、申立代理人の無知で、管財人に就任した時に、従業員さんに立替払をしてあげられないことが意外に多い。
 詳しくは労働者健康安全機構のホームページを見ていただければと思う。
 もちろん、期間以外にも要件はあるが、その要件を満たしているのに、期間徒過でもらえないことが割と多い。

 破産の申立日より6ヶ月以内に退職した人が対象となるところ、退職から6ヶ月が経過している申立が意外に多いのである。要は、申立が遅れているのである。早く申立さえしてくれていれば、そのことを申立代理人が知らなくても、管財人となった私が救済してあげられるのだが。。。
 通常は事業の廃止日と、解雇の日は同じ日であることが多いから、事業の廃止から6ヶ月以内に申立代理人が破産申立をしてあげないと、もらえたはずの立替払いが受け取れない。
 制度自体を知らない申立代理人もいれば、期限があることを知らない申立代理人が意外に多い。
 普通は、立替払制度の申請書も従業員から申立代理人が印鑑をもらっておいて、後は管財人が印鑑を押せばいいだけにして、管財人に引き継ぐのである(うちはたいていそうしている。従業員さんが連絡が取れない場合などを除いて。)。
 これをしていないと、もらえたはずのものが貰えないということで、従業員さんは依頼人ではないが、懲戒の対象となるのではないであろうかと最近思っている。
 以上です。
 

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2018年8月21日 (火)

電話メモ

 電話がかかってきた時、机には「自分で聞いた電話は全てこのノートに書く」というようにしている。

 市販の電話メモノートも使ってもよいかもしれない。
 そうして、その電話メモで対応しないといけないことを処理した時は、赤ペンでチェックして消すのである。
 そうしないと、電話で聞いたことは失念してしまう可能性がある。
 適当にそのへんのメモに書いてしまい、そのメモがどこに消えたか探しまくらないといけないという羽目に何度か陥り、ノートは一冊にしたのである。
 また、聞いてはいたが、しばらく失念していたということも人間なのでないではない。
 事務局が聞いてくれたものであれば、メモが机のメモ差しのところにさしてあるので、処理をしなければいけないことが分かるが、自分が聞いたことは自分で分かるようにしておかないといけないのである。

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2018年8月20日 (月)

暑さマシかワン?

 と聞いている訳ではないであろうが、これを書いている時点で暑いのである。

 二代目小次郎は休日は14時過ぎ頃から「散歩行こうぜ」という感じで胸の上に乗ってくるので、「肉球が焼けるから!」「熱中症になるから!」と言い聞かせるのが大変である。
 涼しくなるまで、散歩行こうぜオーラとの戦いである。
 お盆も終わり、裁判もボチボチ入り出しますが、今週も頑張っていきましょう。
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2018年8月17日 (金)

メールの返信

 私はメールの返信が速いということをよく言われる。

 メールは溜めれば溜めるほど返事を書くのがおっくうになるので、隙間時間に返信しているからである。
 次の打合や裁判の間まで10分、15分あれば、ある程度の返事ができる。
 また、かな打ちであるので、押すキーの数が少ない上、思考がそのまま文章にできるので(なんとなくローマ字打ちだと、思考を一度ばらして日本語に直すので、思考とずれる気がするのである)、速さが出るところもあると思っている。
 読んだが、直ぐに返信できない状態となった時には(電話がかかってきた時など)、未読に戻しておくようにしている。そうしないと、返事をしたかどうかが一覧できないからである。
 ビジネスのメールでも返信が遅い人がいるが、そこでストップしてしまう。弁護士会の委員会関係で、事務局から指示を仰がれることがあるが、直ぐに回答をしてあげないと、事務局の指示も滞留すると思い、直ぐに回答をするようにしている。
 メールが来ていると嬉しいという私の変な性質にもよるのであるが、休暇中でも事務所からはメールで事務連絡を携帯とPCに送ってもらっている。
 仕事と離れられないので、それはあかんと言われることもあるが、自分で事務所を経営している以上、仕方がないのではないか、と思っている。
 今週はお盆の週でさすがに裁判は少なかったが、来週あたりからは裁判が普通に入り出す。
 夏休みの宿題の準備書面は7割できたが、後の3割に重たいものが残っており、月末までに起案をするべく、どこで時間ほ確保しようかと悩んでいるところである。
 夏休みの宿題、皆さんは終わりました?

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2018年8月16日 (木)

読書日記「トラクターの世界史」

 中央公論新社。藤原辰史。
 トラクターの世界史というマニアック極まれりという新書である。

 おそらく、読まれる方は少ないのではないか。知らんけど。
 トラクターの発明によって農業がいかに発展し、人工の増加に寄与し、当初のトラクターから現代のトラクターに移行するまでの開発苦労や、日本人技師の努力など、人間的な観点からも語られる。
 プレスリーはトラクターの蒐集を趣味にしていたなど、以外なエピソードも語られる。
 マニアックではあるが、歴史というものを様々な側面から検討するという意味では、こうした著作も非常に面白いのである。

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2018年8月15日 (水)

虫と熱中症

 カマキリは熱中症にならないのかと書いたが、酷暑だと蚊も活動が低下し、セミすら熱中症で死ぬことがあるという新聞記事を読んだ。

 セミなどは暑ければ暑いほど元気なイメージだが、セミすら音をあげるこの酷暑はなんなのであろう。
 その影響で、殺虫剤などの売り上げが落ちているそうである。
 庭から見ていると、蛇が隣の公園の日向をシュルシュルと抜けていったが、ヘビも熱中症になりそうな気がするので、心配になって見ていたところ、無事水路の方に入っていったので、少しなら蛇も大丈夫なのであろう。
 いつまでこの暑さが続くのか、司法修習の実務地が札幌で、札幌の夏を2回経験してから夏に弱くなった私としては、気が滅入るのである。

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2018年8月14日 (火)

カマキリ

 自宅の勝手口のところにカマキリがいた。

 大きさからしてメスであろう。
 自宅の庭などにはカマキリの卵が産み付けられているが、孵化すると小さいカマキリが庭を歩いている姿がたくさん見られる。すごく小さくてもカマキリはカマキリであり、カマをシャーッという感じで構えて威嚇している。
 たくさん孵化した中で生き残ったうちの一匹であろう。
 小学生の頃であれば捕まえて虫かごに入れたが、50歳近い今は、命をつないでいくこうした虫の姿にも何か感動を覚えるのである。
 カマキリのオスは、交尾をするにも命がけで、メスに食べられてしまうことがあるという話をよく聞くが、カマキリのオスが食べられるというのは自然界ではほとんどなく、動く物は何でも捕らえてしまうメスの習性があり、運の悪いオスが捕まると、食べられるということでそのまま食べてしまうということのようである。
 虫は熱中症にならないのか、私が見ていると、カマをシャーッと構えていた。
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2018年8月13日 (月)

お盆ですワン

 もうすぐお盆であるが、二代目小次郎には無関係である。

 何かを見つめて考えているような顔つきであるが、きっと何も考えていないのであろう。
 当事務所は、交代で休みを取る為、毎日開けております。
 頑張っていきましょう。
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2018年8月10日 (金)

読書日記「モーセの災い」

 上下巻。竹書房。ジェームズ・ロリンズ。

 シグマフォースシリーズの最新作である。

 モーセの10の災いが現実のものとして現代によみがえる。
 その災いを阻止する方法はあるのだろうか。。。
 相変わらず、歴史的事実とフィクション、現実の科学的裏付けを基にして物語を作るのがこの作者は抜群にうまい。
 娯楽作品として、たまにこういうものも読みたくなるのである。
 

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2018年8月 9日 (木)

離婚について

 離婚事件で一方の配偶者からすると、相手がなぜ離婚を求めているのか分からないという場合がある。
 この場合、自分がしていることが問題であるという認識がないこともあるが、突然態度が変わったことに理由がある場合もある。
 最もよくあるのは、交際している異性がいる場合である。

 相手方からさしたる主張もないが、かたくなに離婚を求められている事案では、依頼者にそうした可能性も説明している。
 あくまで可能性ということで説明しているが、過去に数回、離婚が成立した後に、「相手の方はもう結婚して、子どもも生まれたようです。何か手段はないでしょうか。」という報告が依頼者からあったこともある。
 騙されて離婚をさせられた気になられるのだが、調停や裁判上の和解で離婚している場合、離婚が錯誤で無効で争うという構成を取るしかなく、現実的には実益がないという説明をすることになる。
 後日そうした気持ちになられるのであれば、離婚成立前に素行調査をすればとも思うが、経済的にそこまでの余裕がない事案も多い。
 種々の問題も含めて、離婚をすることにしたということになるのが通常であろうから、そうした可能性も含めて、離婚するかどうかを決めるしかないであろう。

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2018年8月 8日 (水)

読書日記「合成生物学の衝撃」

 文藝春秋。須田桃子。
 ヒトゲノムの解析、そして遺伝子操作技術の発達、そしてその技術を使った遺伝子ドライブによる生態系の操作等、最先端の情報が次々に説明される。
 そして、合成された生物がとうとう誕生する。

 読んでいて、恐ろしくなった。
 合成されたゲノムを用いて代理母に出産させれば、親のいない子が誕生しうる。倫理的に問題はないのか。また、遺伝子操作によるスーパーヒューマンの誕生も考えられるところである。
 遺伝子操作をした蚊(その蚊の遺伝子を持つ蚊は全て雄になるなど)を自然界に放って害虫を除去する計画もある。これが遺伝子ドライブである。
 しかし、ある側面では害虫であるものが、益虫という側面があることもあり、生態系は操作などできないのではないかという思いがある。
 雀が稲穂を食べるからといって害鳥として中国で迫害された後、雀が食べていたイネの害虫が大繁殖して飢饉が起こったというような自然界の人知を超えたサイクルが壊されるのではないであろうか。
 遺伝子操作された虫が何らかのアクシデントで自然界に放たれれば、世界が終わるかもしれないと考えて読んだ。
 少し難しいが、読んで損はない一冊である。

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2018年8月 7日 (火)

夏休み

 事務所を開設してから、お盆休みというものはなく、事務所に誰かいるようにしている。
 私が一人でしていた頃も、事務局には出てもらい、連絡がつくようにしていた。

 今は、弁護士も誰か一人はいるようにしている。
 事務局からは夏期休暇中も携帯にメールで事務連絡は送ってもらうので(出張中も同様)、私には連絡がつくのであるが、弁護士が一人事務所に居てくれると、何かと対応できるからである。
 勤務弁護士の頃は気がつくと期日や打合で夏休みが取れなかった年もあった。
 9月に休みを取ろうとしても、既に期日などで手帳は目一杯であり、結局休めていなかった年も何年かあった記憶である。
 
 今はできるだけ休みを取るようにしているが、結局土日に出てきて帳尻を合わせたりするので、夏休みを取った意味がないのかもしれないと思いつつ、仕事がある以上、仕方がないし、仕事があることはありがたいことだと考えて、裁判所の休廷あけの書面をせこせこと書く日々である。自由研究がないだけ、学生の時よりはマシであろうか。。。

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2018年8月 6日 (月)

なでなでして欲しいワン

 なでて欲しいと前足でカシカシとこちらの腕をかいて撫でることを強要してくる二代目小次郎である。

 そういう仕草は、他のワンコもするようであり(ネットとかでしているわんこ動画を見る)、遺伝子に組み込まれているのであろうか。
 暑い夏であるが、小次郎は冷房の効いたところで快適である。
 来週はお盆ですが、今週も頑張っていきましょう。
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2018年8月 3日 (金)

読書日記「ダンス・ダンス・ダンス」

 講談社文庫。村上春樹。
 上下巻。

 羊三部作の続編である。
 この夏は村上春樹の未読作品を読もうと思っていたため、立て続けに読んでいる。
 物語を解読することは困難であるが(しようとも思わないが)、物語の持つ力というものを感じさせるのが村上作品なのかと思っている。
 村上春樹ファンの中には、最初の羊三部作で村上春樹は才能を使い果たしたというようであるが、そこは私はよく分からない。
 個人的には今まで読んだ作品の中では「国境の南、太陽の西」という作品が好きではあるが、これも謎は謎のままのところがある。
 6月から8月にかけて移動が多かったので、読書がだいぶ進んでいるが、まだまだ読みたい本がたくさんあり、積んである本はいっこうに減らない。

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2018年8月 2日 (木)

読書日記「ノスフェラトゥの生贄」

 上下巻。竹書房。ジェームズ・ベッカー。
 生贄を捧げてその血を飲めば吸血鬼になれるという妄想にとらわれた集団と主人公の戦いである。

 ジェームズ・ロリンズものの新しいのが出ないので、面白いかと思い購入したが(バンパイアものは割と好きである)、シグマフォースものほどはお勧めできないかと思う。
 好みにもよるだろうが。
 吸血鬼もので今まで読んだものでよかったのは、スティーブン・キングの「呪われた町」と、そのオマージュである小野不由美の「屍鬼」である。
 

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2018年8月 1日 (水)

チョウのサナギ

 わかりづらいかもしれないが、隣の児童公園のフェンスのところにチョウのサナギがある。

 このフェンスには、他にもいくつかチョウのサナギがくっついている。
 チョウの幼虫がミカンの木にいたが、いつの間にか居なくなっており、鳥にでも食べられたかと思っていたところ、物の本で調べると、サナギになる時は無防備になるため、目立たないところに必死で移動するそうである。
 しかし、フェンスは非常に目立つのではないかと思う上、子どもに見つかれば持ち帰られてしまうのではなかろうかと思っている。
 今年の夏は猛暑なので、子どもも隣の公園でほとんど遊んでいなかったので、チョウもそのあたりも考えた上でフェンスにくっついているのであろうか。
 チョウの生存戦略を伺いたいものである。
 
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