読書日記「性の進化史」
新潮社。松田洋一。
ヒトの精子数が減っているという報告がなされている。このままでは、人類は滅亡してしまうのか?
そもそも、なぜヒトには性があるのか?
性がない生物はどのようにして遺伝子をつないでいくのか。
性が温度やハーレムの構成によって変わる生物はなぜそのようなことが可能なのか。
性の進化史とともに、ヒトの性を決める染色体があることによって、どのような遺伝的病気がヒトに発症するのか等々、非常に興味深い内容であった。
生物が遺伝子を残すために、どのように進化してきたのか、遺伝子の基本的な仕組みについて、勉強することができる良書である。
興味がある方はご一読を。
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