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2018年10月31日 (水)

読書日記「風の歌を聴け」

 講談社文庫。村上春樹。

 購入したはずが、自宅の部屋の大量にこれから読みたい本の中に埋もれていたため、見当たらなかったが、部屋を少し整理したら出てきたので読んだ。
 村上春樹のデビュー作である。
 他の作家とは違う何かを感じさせる作品であるが、最初の作品ということで後の村上作品と比較すると、どう捉えてよいかよれ分からず、賛否両論であったのがわかる。
 この作品が賞を取らなかったり、編集者のところでボツにされていたら、村上春樹という作家もいなかったのかもしれない。
 羊三部作の最初の作品なので、本当はこれを最初に読まないといけなかったのであろう。羊三部作の後に、「ダンス・ダンス・ダンス」で完結しているので、本当は四部作ではないかと思うのだが、なぜ三部作と言われているのかはよくわからないが。
 これで羊三部作は読了である。

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2018年10月30日 (火)

第31回法曹サッカー全国大会結果最終

 決勝が始まった。25分ハーフである。

 福岡はここまでの試合は無失点できており、ディフェンスがいいチームだといえる。
 京都1は全国の中でも突出した攻撃陣を有する上、ボランチも全国屈指のレベルであり、守備陣も全国屈指のレベルで安定している。
 お互いに死力を尽くし、選手を入れ替えていくが、決め手を欠き0-0でタイムアップ。
 福岡のヘディングをキーパーのO君が指先ではじき出くという好守もあったし、こちらのシュートが力んで枠外に飛んだものもあり、双方互角であったといえる。
 福岡はこれまで決勝に何度か進んでいるが、優勝をしたことがない。
 初優勝がかかる福岡と連覇を目指す京都1の戦いは、PK戦となった。
 監督である私はオシムさんのように見ないで後ろに引き下がろうかと思ったが、そんな訳にもいかず、念を送り続けた。
 しかし、福岡は5人全員が決めたが、こちらは若手エースのK選手が枠外に外し、福岡が念願の初優勝を果たした。
 京都1の監督としては悔しいが、初優勝の福岡をたたえよう。おめでとう、福岡チーム。
 京都1のMVPはスーパーセーブでチームを救ったキーパーのO君に、そして、優勝チームから選ばれる大会MVPは、福岡チームで試合には出られなくていいとして、黒子に徹した選手が選ばれた。ホンマモンの部活みたいですな。
 来年は横浜開催で、御殿場である。私は次回は49歳になっており、このままサッカーを続けてよいのか悩むところもあるが、うちのチームも、よそのチームも私より年上の選手もまだまだ試合に出ているので、もうひと頑張りせざるを得ないであろう。
 順位は以下のとおり。
 優勝 福岡、準優勝 京都1、3位 横浜1、4位 名古屋1、5位 東京B(若い方)、6位 神戸1、7位 大阪A、8位 東北選抜、9位 札幌、10位 広島、11位 横浜2、12位 京都2、13位 東京A、14位 大阪B、15位 名古屋2、16位 九州選抜、17位 静岡、18位 レジェンドB、19位 神戸2

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2018年10月29日 (月)

やる気ないワン

 夜になるとエネルギーが切れたようにやる気のない二代目小次郎である。

 ソファーのくぼみのところが好きで、ここでポテチンと横になっている。
 少しずつ秋めいてきましたが、今週も頑張っていきましょう。
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2018年10月26日 (金)

第31回法曹サッカー全国大会結果その4

 2日目の初戦、京都2は広島とであった。広島は若返っており、私のような期の弁護士は不在である。みな、レジェンド戦にいっているのであろう。

 結果は3-0で敗戦。やはり、初日の2戦飛ばしすぎて、疲労が全員たまっているのである。
 京都1は名古屋1と準決勝。ここから采配を私が取ることとなった。
 疲れが見える選手を入れ替えていき、2-0のリード。
 しかし、こちらがペナルティエリア内でハンドを取られ、PKのピンチである。
 このPKを京都1のキーパー、うちの修習生だったO君がコースを見事読み切り、枠外にはじいた。
 その後1点を追加し、3-0で勝利。PKを決められていたら流れが変わったと思われるので、キーパーのファインセーブが光った試合であった。
 
 京都2の最終戦は横浜2とであったが、これも疲労で動けず、5-0で敗戦。GKがゴールラインから全く動かないという謎の行動もあり、失点を重ねた。
 気分は滅入るが、いよいよ決勝である。
 決勝は、福岡との戦いとなった。
 
 続く。

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2018年10月25日 (木)

第31回法曹サッカー全国大会結果その3

 20日の夜は懇親会である。

 懇親会は、試合会場が堺トレセンであったため、梅田のウェスティンで開催された。
 宮川町から舞妓さん、芸子さん合計8名に来ていただく。
 初日の殊勲選手を私がどういう内容にしようか考えた上、発表し、それぞれに盾をお送りした。これが以外に盛り上がった。大人になっても、飾れる盾をもらえると嬉しいもんである。
 ベストGK賞、ベストDF賞は、初日無失点の福岡チームの選手が獲得した。
 初日得点王は、横浜1のエースが5得点で獲得した。
 法曹サッカーらしく、フェアプレーに徹したチームとして、九州選抜が選ばれた。これは、ものすごく喜んでいただけてよかった。
 また、基本40歳以上で行われる別リーグであるレジェンド戦での最高齢プレイヤーにも盾をお送りした(63歳でした。いつまでもお元気でサッカーをしていただきたいものである)。
 各チーム代表の挨拶もあり、次回開催地は、横浜と決まり、御殿場で既にグラウンドも4面確保しているとのことであった。横浜チームは、いったいどれだけの試合をするつもりなのか。。。30分ハーフとかやめて欲しい。
 盛況の中、懇親会は終了し、たこ焼きを食べに行くもの、北新地に飲みに行くもの等々思い思いの時を過ごした。
 私は、チームメイト2人とグラウンド隣接の宿舎に帰り、部屋でめいめいが仕事の愚痴を言い合い、早めに就寝した。
 翌21日は、いよいよ順位決定戦である。
 また、続く。

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2018年10月24日 (水)

第31回法曹サッカー全国大会結果その2

 京都1は九州選抜と対戦し、危なげなく3-0で勝利した。

 我々京都2は静岡チームと対戦である。
 前線から激しくプレスをかけ続ける作戦を続け、首尾よく2-0で勝利した。これで、リーグ3位はほぼ確定であろう。
 3試合目は京都1と京都2は試合時間が重なっていたが、先に横浜2対京都1は、内容的には5-0くらいの試合であったということだが、横浜2の守備と、こちらのシュートミスもあり、1-0で勝利。東北連合が横浜2と引き分けていたため、京都1は1位リーグ、すなわちベスト4進出である。
 京都2の最後の対戦相手は横浜1である。横浜1は一昨年まで2連覇しており、京都1が3連覇を広島で阻んだチームである。横浜1のエースは大迫が得点王になった時の高校選手権で大迫のチームから2得点を奪い優勝している選手で、大迫は準優勝だったのである。なんでそんなヤツが弁護士やねん・・・と思っていても仕方がないので、これまで同様の作戦で戦う。静岡チームには8-1、大阪1には2-0で勝利しており、ベスト4に進むのは間違いがないチームである。
 初戦と2試合目でフルに走りきった我々はプレスが甘く、次々に得点を決められて、終わってみれば5-0であった。
 結果、京都2はリーグ3位で、9位~12位決定トーナメントに進出することとなった。
 また長くなったので、続く。

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2018年10月23日 (火)

第31回法曹サッカー全国大会結果

 10月20日は晴れの予報であったが、午前中は小雨が降っていた。
 過去、私は京都で2回主催大会の運営に携わったが、初回は大雨であった。

 当時は土のグラウンド2面で、朝現地に自動車で行くと、広島ナンバーの自動車が止まっている。近づくと、「今日、あるんでしょうか・・・」とつぶやかれたことを覚えている。
 せっかく広島から来たのに中止では困るという趣旨で助かった。
 泥田のようなグラウンドで、試合をしたことを覚えている。この頃は、まだ1日で試合は終わっていた。
 2回目は天然芝1面、土2面であったが、これまた初日は大雨であった。懇親会で、「京都主催大会はいつも雨やな」とよそのチームから言われたことを覚えている。
 今回もまた雨が降るのかと思ったが、雨はやみ、素晴らしい秋晴れとなった。
 サッカー日和である。
 
 私は懇親会の企画立案とゲストの手配、殊勲賞等の盾の発注、試合の組み合わせの確定はやったが、後は59期のT弁護士が一人で運営を考えて、当日も行ってくれた。ありがとう、Tくん。他の若いモンは何もしなかった。10数年後に回ってきた時には、運営のつらさを味わってもらいたいモンである。
 初戦は連覇を狙う京都1であるが、前日新幹線が遅れたため、東京方面から駆けつけるメンバーは明け方近くにようやく眠ることができるという状態で、11名ちょうどしかいないという状態である。
 相手は東北連合で、ベスト4まで残ったこともある強豪である。
 開始早々にセンターバックのパスミスから失点。試合に臨む姿勢が内容に現れたのである。
 その後、2点を取り突き放すも、コーナーキックから決められて2-2の引き分け。いきなり、連覇が怪しくなる出だしである。
 私が選手として出場する京都2は初戦大阪1である。毎年優勝候補の一角であり、過去9回の優勝を誇る強豪である。
 昨年は予選で京都2が守って守ってセットプレーから1点を取り勝利しているので、大阪1も雪辱に燃えているであろう。
 我々京都2は、M原ヘッドコーチと私とで企画立案した作戦で大阪1戦に臨んだ。
 大阪1戦は初戦ということもある上、昨年勝っているので無謀にも勝ちに行くことを考えていた。メンバーもある程度固定し、出場しない選手もいる状況で戦う。
 18分ハーフの試合で、私はフォワードでスタメン出場。
 前半が始まるが、こちらは京都1から移籍した京都チームで一番の俊足のI選手が右サイドハーフにいるので、右サイドから攻撃を組み立てる。
 何回かチャンスもあり、ピンチもあったが、個人的には悔やまれるプレーもあったが、18分間走りきって前線からもプレスをかけ、何とか最低限の仕事は果たした。
 前半は0-0で折り返し。
 後半も攻められっぱなしではなく攻撃もできる状態だったが、3メートルくらい最終ラインから出ていた大阪のフォワードにボールが渡った。前半で交代し、ベンチから見ていた私も、「ああ、明らかにオフサイドやな」と見ていると、なぜかラインズマンは最終ラインについておらず、主審も流したため、そのままゴール前にドリブルをされて得点を決められてしまった。明らかな誤審であるが、法曹サッカー大会では、ビデオアシスタントレフリーは導入されていないので、そのまま得点が認められてしまった。
 そのままタイムアップ。勝利を目指して戦ったが、サッカーにはつきものの誤審によって敗退した。あのまま戦っていれば、最低でも勝ち点1は奪えたはずが、ツキがない。
 後で大阪チームの知り合いのところに言って雑談をしにいったところ、大阪チーム自体も明らかなオフサイドだとはわかっていたようである。
 少し長くなったので、明日に続く。

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2018年10月22日 (月)

毛布の季節だワン

 朝晩肌寒くなってきたので、ソファーで横になる時に毛布をかけることがあるが、そうすると「やたっ」という感じで走ってきて毛布の上に乗る二代目小次郎である。

 毛があるから、そんなに寒くないと思うのだが。
 10月も残すところ2週間ですが、頑張っていきましょう。
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2018年10月19日 (金)

読書日記「日本史の内幕」

 中公新書。磯田道史。
 史料から丹念に日本史の史実を明らかにされることで定評がある著者による新書である。
 特に系統だっている訳ではなく、個別の論点について新史料などに基づいて、史料から認定できる事実を丹念に書かれている。

 一つ一つの話は短く、読みやすい。
 多分一般向きではなく、歴史マニア好き向けであろうが、ものすごいマニアには物足りない内容ともいえる。
 史料がどっさり載っていて、分厚い本格的なものはこちらもそれなりに気合いを入れて読まないといけないので、移動の時などに短く読めるので、歴史好きにはお勧めである。

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2018年10月18日 (木)

超人ロック

 50年続いているマンガで、最初に出会ったのは小学校の時に読んでいた週間少年キングで連載が始まった時であった(作品名は炎の虎)。

 その後、魔女の世紀、ロード・レオンまで読んだが、次の「冬の惑星」という作品で難しく感じて、やめてしまった。
 大学生の時に超人ロックの完全版を購入し、読んだ以降、しばらく忘れていたが、50歳近くなってまた全巻読み直した上に、これまで未読であったタイトルも入手できるものは全て読んだ。
 永遠に生き続ける(若返る能力と、それでも身体が使い物にならなくなると、赤子まで若返るということを繰り返して、永遠に生きるのである)超能力者であるロックを中心に数千年にわたる銀河の物語が描かれる。
 どこからこんな世界観を考えつくのかわからないほど、世界観ができあがっている上、主人公が永遠に生きる設定であるため、物語がどこまでも時代を変えれば広がり続けるという特徴がある。
 しかも他人になることができる変身能力まであるため、物語によっては誰がロックか最後まで分からない時もある。
 私の人格を形成しているあまた読んだマンガの中で、現時点ではジャイアントキリング、仮面ライダースピリッツとともに最高の作品の一つである(マンガでない本もたくさん読んだが)。
 公式年表まである作品であるが(ただし、新しい作品ができると、また年表が修正されるし、どの時代にも入れられない作品もある)、意外に周りが知らなかったりするので、もっ読まれてよい作品であると思っている。

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2018年10月16日 (火)

第31回法曹サッカー全国大会

 この土日は第31回の全国法曹サッカー全国大会である。

 主催は京都チームで、各チームが持ち回りで大会を運営する。
 今年は福岡・九州選抜、広島、神戸2チーム、大阪2チーム、京都2チーム、名古屋2チーム、静岡、横浜2チーム、東京2チーム、東北選抜、札幌の18チームによる通常トーナメントと、基本的には40歳以上が出場資格のあるレジェンド戦(3チーム)の2つのカテゴリーで試合が実施される予定である。
 一度主催すると10年くらい担当が回ってこないので、次に担当が回ってくる頃には今回のノウハウを忘れているのである。今は、業者に種々の手配を代行してもらえるので、大変助かっているが、前回の京都大会の時は全て自分たちでやっていたので大変であった。
 
 優勝しても、得点しても、特にどうなるという訳でもないが、全国から弁護士、検察官、裁判官、司法修習生、事務員等の法律関係者が一同に集い、懇親会は300名を超える大会なのであり、決勝戦などはかなりレベルが高いのである。
 私は10年と少し前の広島大会で、決勝ゴールをあげさせてもらって優勝できたので、今は京都マスターズチームというオジサン中心のチームで出ているのであるが、毎年毎年、フレッシュな選手が登場してくるので、年々衰える我が身を顧みては、「若いっていいなあ」と思うのである。
 なお、京都は過去3回優勝しており、昨年も広島大会で京都が優勝している。
 今年は主催大会なので、天気に恵まれ、けが人もなく、つつがなく終わるとともに、京都1チームには連覇して欲しいものである。

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2018年10月15日 (月)

横顔でも楽しいワン

 散歩から帰ってきてご機嫌な二代目小次郎である。

 ちょこちょこ歩いてきて、覗いているところである。
 秋めいてきましたが、今週も1週間頑張っていきましょう。
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2018年10月12日 (金)

キャリーケースの寿命

 裁判所に重い記録を持っていく時にキャリーケースを使用しているが、割と直ぐに車輪が壊れてしまう。

 ネットで調べてみたところ、旅行用に作られているので、しょっちゅうビジネスで酷使されることは想定されていないそうである。
 修理費もそこそこかかるので、これからは使い捨て感覚で安いキャリーケースしか買わないことにする。
 ビジネスで日々使えて、車輪交換も簡単にできるキャリーケースがあれば、弁護士には売れると思うが、限定的なニーズだと、誰も作ってくれないであろうなあ。。。

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2018年10月11日 (木)

読書日記「遠い太鼓」

 講談社文庫。村上春樹。
 村上春樹が日本を出て、ヨーロッパに行っていた時の紀行文である。
 このヨーロッパ滞在中に、村上春樹は「ノルウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」を書いた。

 ヨーロッパに居た時の状況が作品の中に反映されているという記載もあり、雨ばかりの時は雨のような文章になっているということである。
 途中、日本に帰るとノルウェイの森がとんでもないヒット作になっていて、著者本人としてもとまどいを覚えたことなども記載されている。
 売れすぎるというのも、新たな悩みを抱えるものであるなあ、と思わされた。

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2018年10月10日 (水)

依頼者の変化

 23年前に弁護士になった時と今と比較すると、依頼者の一部のありように変化があるように思われる。

 紛争解決を依頼しているということで、今もある意味紛争解決に向けて、信頼関係を保ちながら事件を進めていくという依頼者が大半であることには変わりがない。
 しかし、一部の依頼者で、自分の思い通りにならないと、怒り出し、あげくは自分が依頼している弁護士に対して、事実無根の誹謗中傷を行い出すという類型の方が一定割合おられる。以前は少なかった記憶であるが、過去は弁護士数が少なかったので、こうした方の依頼はそもそも引き受けていなかったのかもしれない。
 弁護士数が増えて、弁護士への依頼のハードルが下がったという意味ではよいのかもしれないが、こういう方は次に引き受けてくれる弁護士も中々いないであろう。
 また、このような人は、事実経過を自分の頭の中で作り替えることが多く、それを前提に誹謗されるので、説明に非常に苦労をする。
 客観的な説明文書を示して説明しても、それすら聞き入れようとしないこともしばしばである。
 最終的には辞任せざるを得ないことになるのだが、当初は通常の依頼者と変わりがない対応をされているのであるが(最初からそうであれば受任しない)、途中で何かご本人に気に入らないことがあれば豹変するのである。
 誤解は解くように説明は一応するが、そうなった状態の依頼者は説明を聞き入れようとしないことが多い。
 困ったことであるが、信頼関係が保てないと、辞任せざるを得ないのが、弁護士の仕事であり、やれやれと思う今日この頃である。

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2018年10月 9日 (火)

楽しいワン

Dsc_0028 楽しい二代目小次郎である。

 楽しすぎるのか、瞳孔が開いた感じとなっている。
 オモチャで遊んであげたので、テンションが上がっているのである。
 私もこんな感じで楽しく仕事ができればいいのだが。
 連休明けで1日少ないですが、頑張っていきましょう。

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2018年10月 5日 (金)

読書日記「ツチハンミョウのギャンブル」

 文藝春秋。福岡伸一。
 福岡ハカセとしてTVにも時々出ている筆者のエッセイ集である。

 筆者は生物学者で、種々の生物に対する愛情のほか、フェルメールに対する愛やノーベル賞に関するエッセイなど、非常に読みやすい形で時事問題も語られる。
 表題は、ツチハンミョウの生存戦略が極めてギャンブル的要素が強いことを説明した話から取っている。ギャンブル的要素が強かったり、成体になるまでに死ぬ確率が高い個体は、卵をたくさん産み、たくさん生まれるほかないことがよく分かる。

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2018年10月 4日 (木)

読書日記「プレイバック」

 ハヤカワ文庫。レイモンド・チャンドラー。

 完結した物語ということでは、チャンドラー最後の作品である(遺作は、「プードルスプリングス物語」で、物語が途中であったものをロバート・B・パーカーが完結させて、ハヤカワ文庫から出版されている。)。
 村上春樹訳である。
 清水俊一氏の訳で今までに2回読んでおり、村上春樹訳はハードカバーで1回読んだので、プレイバックは合計4回読んだことになる。
 作品としてはあまり評価されていないが、やはり、チャンドラーであるので、その文体はオリジナルであり、誰も真似をすることはできないものである。
 あまりにも有名となった台詞「タフでなければ生きていけない。優しくなくては生きていく資格がない」を村上春樹がどう訳すかというところも興味があったところである。
 村上春樹訳は、ハードカバーが出た時点で1回、文庫版が出たら購入して1回最低は読んでいるが、「水底の女」の文庫が出れば、村上春樹のチャンドラーは新しいものはもう出ない(文庫は厳密には新しくはないが)。
 一部はチャンドラーが書いているので、前述のプードルスプリングス物語も村上春樹が新しく訳してくれてもいいと思うのと、マーロウが出てくる短編も訳してくれてもいいのではないかと、最近思っている。
 多分村上春樹の中では既に終わったという感じなので、しないだろうけど。

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2018年10月 3日 (水)

散歩をしている時のさみしい風景

 月曜日から金曜日の朝、二代目小次郎の散歩をしていると、同じ時間帯に出会うワンコ達がいる。

 二代目小次郎は自分のことはおそらくワンコと思っておらず、全てが敵であるので、友達にはなれないのであるが、初代小次郎が家に来て以来、犬好きとなった私は、他のワンコ達がフンフンとご機嫌に散歩しているのを見ていると、幸せな気分となれるのである(裁判所の行き帰りでも、ワンコが歩いていると、つい目で追ってしまう。そう。違うんです。お姉さんを見ていた訳ではなく、私が見ているのはワンコなんです。)。
 さみしいのは、今までワンコと散歩していたオジサンが、一人で歩くようになった姿を見た時である。連れていたワンコ自体も、ある程度年齢が行っているようであったので、亡くなってしまったのか、散歩にも行けないほど衰弱してしまっているのか、と考えてしまう。
 ワンコが亡くなってしまった場合、新しいコを迎えることは、自分の年齢も考えないと、自分に何かあった時にワンコの行く末も考えてしまうであろうし、元気にいつまで散歩できるかも分からないと考えてしまうであろう。
 そうすると、次の生まれ変わりワンコを探すこともできないであろう。
 なんとなく、ワンコを連れていないオジサンもさみしそうで、自分もいつかああなるのかと思うと(朝歩かないかもしれないが)、二代目小次郎との一日一日を大事にしないといけないと思うし、初代小次郎のように13年で居なくならないでね、と思うのである。

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2018年10月 2日 (火)

感覚の合わない裁判官

 どうにもこうにも感覚の合わない裁判官と当たることがある。
 これは、私のボスも勤務弁護士時代に私に言っていたことがあるが、実際私も23年弁護士をしてきて、「この裁判官とは全く感覚が合わないな」という裁判官と当たることがある(悪いことばかり書いているようだが、立派な裁判官も多数おられることは当然の前提である。ああ、この裁判官で解決できたと思うことも多々ある。)。

 私の事件の筋の読み違えかと思うが、大半の事件では筋は外してはいない(判決や和解の結果からそう思っている)はずなので、感覚が合わない裁判官は、向こうがおかしいのではなかろうかと思ってしまう。
 ある委員会の酒席でそうした話をしたところ、そうとうの経験を積んだ先生方みな、「いるいる」「何を言っているのかすら分からない裁判官がいる」ということであった。
 しかし、感覚が合わないからといって、それで済ます訳にもいかず(特に控訴審だと、前にも書いたように、もはや後がないし、これはどうなのかと首をひねる一審判決も控訴審で必ず覆る訳でもない。)、感覚が違う裁判官をどうやったら説得、納得してもらえるかというのを日々考える訳である。
 答えは出ないが、多くの経験を積んだ弁護士も同様に考えているところであったこともあり、どうしたもんかと思う今日この頃である。

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2018年10月 1日 (月)

散歩行ってご機嫌だワン

 散歩から帰ってきてご機嫌な二代目小次郎である。

 小次郎は他の犬は敵とみなしているので、犬と会うと怒るし、自転車も大嫌いで怒る。
 ものすごいビビりなので、怖いのであろうと思う。
 このときは誰にも会わなかったので、ご機嫌である。
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