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2019年1月 9日 (水)

読書日記「昨日がなければ明日もない」

 文藝春秋社。宮部みゆき。
 探偵・杉村三郎氏シリーズの最新刊。

 杉村三郎と、ちょっと困った女たちという構成である。
 宮部みゆきは、人物造形が圧倒的にうまい。こういう人物いると思わせてくれるので、そういうところは、松本清張に通じるところがある。

 また、トリック自体も奇をてらうことがない。
 救いのない結末もあるが、やはり希代のストーリーテラーである。

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