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2019年3月14日 (木)

読書日記「ファンタジーランド」

 東洋経済新報社。カート・アンダーセン。
 副題は狂気と幻想のアメリカ500年史で、上下巻である。

 トランプ大統領の発言は相当な割合で事実と異なり、過去の発言を否定してもそれがまた事実と異なっているそうである。
 そのトランプがなぜ指示されており、問題にされないのか。
 アメリカの国の成り立ちからアメリカが狂気と幻想で支配された国であることを丹念に描いた作品で、アメリカではベストセラーとなっているということである。
 読後感は、比類なく面白いということであるが、日本でも政治家が適当なことを言っても指示されていることからすると、日本もファンタジーランド化しているのではないかという気にさせられた。これは、今のアメリカを知る上で、是非一読して然るべき作品である。

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